たにしのアブク 風綴り

85歳・たにしの爺。独り徘徊と喪失の日々は永い。

春の野辺を彩る…イヌザクラ、キツネノボタン、ノミノフスマ

2021-04-30 11:37:49 | 花とつぶやき
令和3年4月30日 バッハはBッKか??
コロナ禍「緊急事態下」4月が終わります。
この時期に東京五輪は「狂気の沙汰」です。

IOCのバッハ会長が言った。
「日本人は、へこたれない精神をもっている。」
馬鹿を言うじゃない。五輪憲章は世界理念なのだ。

この時期に五輪開催を日本人に強要するなんて、
会長自ら「五輪精神」を踏みにじっているものだ。
インドで広がる絶望的な感染状況を知らないのか、
世界の関心は東京五輪よりインド支援に向かっている。

昨日の「昭和の日」は一日中、夜中まで雨模様でした。
2、3月からの「春・芽吹きの競演」。4月を経て、
明日から五月です。野を渡る青風が爽やかな季節になります。
いつもの俳諧逍遥の道野辺で目に付いた花を撮ってきました。

一風変わった桜「イヌザクラ(犬桜)」です。



「サクラの仲間であるがサクラのようには見えない」
「イヌ」は「似て非なるもの」の意味で、
「非(イナ)」から「イヌ」に変化したものと言われています。
ネットからの受け売りです。
線香花火のような、楚々とした姿をご覧になってください。




  
草叢で光るキツネノボタン(狐の牡丹)です。





毒があり、葉が牡丹によく似ているところから、
「狐の牡丹」の名前が付けられたという。
葉は似ているかもしれないが、花はまったく違いますね。



白い小さな花が群生、ノミノフスマ(蚤の衾)です。



衾(ふすま)とは寝具の布団のことです。
小さな葉をノミの布団にたとえたものだされている。
田圃の畦などに一面に生えているのをよく見かけます。



布団と言うと、爺は田山花袋の小説を思い出す。
小説家志望の女弟子の褥を嗅ぎまわる中年男・花袋。
若い女の内弟子に悶々とする文学者のリアル妄想小説。
あっ、花の話でしたね。作家の花袋も花が付いている。



「たにしの爺」徘徊休憩の定席のベンチです。
友だちは猫ちゃんとトンボたちです。
ベンチでぼっちランチが癒しです。



今日はオマケに、ニャンが居た。
猫ちゃんがベンチの下に居るときは、
トンボが寄り着きませんでしたが、



居なくなると戻ってきました。
トンボの方が意識しているのかな。



ところで、妄想は東京五輪に戻りますが、
いま日本で東京五輪を仕切っているのは、
表面的にはこの3人の女性です。
橋本聖子会長、丸川珠代五輪相、小池百合子都知事。
上下関係は知りませんが、目下「女の闘い」の最中です。

だから「女性は決断が出来ない」なんて、
森前会長は呟いているかも…、(ジェンダーでやばいよ)
爺の期待は、この3人の中で唯一独立自尊の小池都知事の決断。
「東京五輪は延期にしましょう」と言ってくれることです。

2020東京は⇒2024東京へ
2024パリは⇒2028パリへ
たにしの爺、1年前に提案しています。