実はレウスはベルモットの産地でございます。
ベルモットとはハーブとかで味付けしてある白ワインである、と今調べました。
今まで何も考えないで飲んでいました。
いかんいかん。
先ほどのカサナバスのツアーで一緒だったおばちゃんたちが入って行ったので、同じように入ってみました。
ベルモット酒場MIROです。
ウエイターさんがワンピースのゾロのTシャツを着ていました。
おばちゃんたちがはるちゃんに話しかけているのを私はぼんやりしていて気が付きませんでしたが、「あなたたち」を目下の人に使うVosotrosと言っていた、と後程聞いて、ああ、南米では使われない例の二人称。。。と思いました。
たぶん「君たちは」くらいの言い回しなんでしょうかね。
我々は老婦人たちに対しては明らかに年下だから。
北米に帰って、これから私がどんどん年取ったらますます聞かなくなるだろうから、ちゃんと生きた使用例として耳かっぽじって聞いておけば良かったです。
ベルモットが売りのバーなので、さすがにメニューが充実しています。
白ワインに味付けしたもの、とウィキには書いてありますが、赤もロゼもありました。
とりあえず白から。
この時も私は腹を壊し続けていますので、どうしようかなーと思ったのですがどうもこうもねえ。
二度とないかもしれない経験に健康被害を全ベットだ。
今日が世界の終わりの日だと思って生きよう。
ぐびぐび。
おかわりはロゼにしました。
ベルモットをベルモット「だけ」で飲むのは新鮮でした。
だいたいマティーニとかに変身して出てきますから。
悪くないです。
強いけど。
バーなのでご飯もあります。
お三時くらいのタイミングなので、がっつり食べると夕飯に支障が出るのかしら?どうなのかしら?
全力を出して良いのかわからない私。
これが年を取るということ。
こちらはちょっと缶詰から出てきたっぽいサーディン。
缶詰もまたレベルが高いので、美味しいです。
食べ終わったら、レウスの駅に向かってテクテク歩いていきます。
独特のカタカナに見えるフォントで書かれたSushi Yummy。
けっこうちょくちょくお寿司屋さんは見かけました。
気になる。
駅の近くの、おそらく銀行の建物。
何もないとか言ってましたが、普通の家もなかなかに立派な建物があります。
歴史ある街なんだなーと思いながら、てくてく。
電車に乗って帰ります。
スペインの電車はたとえ間違って乗っても指定の切符を持っていなかったら問答無用で罰金をとられます(うっかり乗り過ごしても)
車掌さんが時々切符の確認に来るので、悪いことしてなくてもちょっと緊張します。
お腹の調子が悪いので初めて列車のトイレを利用しましたが、二度と使用したくないレベルでしたね。
中国よりちょっとましくらい。
さあバルセロナに帰ってきました!
こないだミロ美術館の帰りに行こうとしていたけど満席だった
Bodega Amposta
Carrer d'Amposta, 1, Sants-Montjuïc, 08004 Barcelona, Spain
に滑り込みました。
男性陣は疲れていたので女性陣だけです。
私はベルモットで更に胃が死んだのでコーラです。
生ハム。
お魚。
辛そうな野菜は辛くないかもしれないけど、胃が恐れていたので食べませんでした。
どきどき。
アーティチョーク。
アメリカで焼いて出されるやつよりも小ぶり。
豆煮。
タコ。
タコはスペイン語でポルポ。
私以外の面々はワインを飲んでいましたが、したたか酔っぱらって帰りに寄った小さなスーパーで次々掃除用のバケツにけっつまづいてました。
しらふが酔っぱらいを眺めるのは楽しい。。。と普段は酔っぱらってる側なので新鮮な気持ちでした。
夜道ブーマーさん的な者にあいさつされました。
暗くて高速で尻尾を振っているからぶれてます。
君、首輪を着けてもらいなさいね。
バルセロナの人けっこう大型犬を連れてますね。
庭とかなさそうなのに。
中庭があるのかな?
あと犬の糞はちょくちょく落ちてますので気を付けましょう。