ワクチンを接種人たちの間で、次のような状況が起きています。
▼ 報告があった国
イギリス、ニュージーランド、スコットランド、カナダ、アメリカ
ワクチン接種の回数が増えるに従い、入院、死亡する患者が増えている。
副反応の人が、2021年以降のなかで、最もひどい状況に今なっている。
▼ 増加の一方の危険な病気
がん、敗血症、エイズ(HIV), その他の感染症
いずれも、からだの中の免疫システムの低下によって起きます。普段から、規則正しい生活、十分な睡眠、健全な食生活、適度な運動、寒さ暑さに対して対応する。
継続的な重いストレスは、免疫システムをさらに押し下げ、重篤な病気になる引き金となります。意識して、無理ない生活を送ることが、現在最優先になります。
仕事や家事ではなく、自分のこころを豊かにすることを最優先させる。
あなたが倒れたら、家族に影響が出る。
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● がん
稀なガンが増加している。
予防策: からだに不安な異常が起き、治る気配がなかったら、良くなるかもと思わず、検査を受ける。
● 敗血症
Q1. 敗血症とは何ですか?
敗血症とは、生命を脅かす感染に対する生体反応です。組織障害や臓器障害をきたすため、集中治療室(ICU)での全身管理および治療が必要になります。ショックや著しい臓器障害をきたす場合は死に至る場合もあります。
Q2. どのようなときに
敗血症に罹患するのですか?
敗血症はいつ、誰にでも、どんな感染症からも発生し、体のいかなる部位にも影響をあたえることがあります。ちょっとした感染症の後で起こることさえあります。
Q3. 敗血症の原因は?
感染が敗血症の原因です。感染は細菌(病原体)が繁殖したときにおこります。すなわち、体の中に細菌(病原体)は繁殖し、組織や臓器を障害し、敗血症を引き起こします。
敗血症はたいてい、肺の感染症(肺炎)、尿路感染症(腎臓)、皮膚および腸管の感染と関係しています。ブドウ球菌や大腸菌、いくつかの連鎖球菌が敗血症を引き起こす主な細菌です。
Q4. 敗血症の症状は?
敗血症では何か一つの症状や兆候が出るというようなことはなく、発症とともに様々な症状が組み合わさって出現します。
敗血症というのは感染症の結果として起こることなので、嘔吐下痢や咽頭痛などの普段よくみる感染症症状を伴うかもしれませんし、以下にあげるように様々な症状を呈します。
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悪寒とふるえ、発熱
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身体の疼痛や不快感
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冷たく湿潤した皮膚
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意識低下(混乱や見当識障害)
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息切れ、頻呼吸
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頻脈
Q5. 改善しないまたは悪化するような
感染にかかったと思ったら、どうしたらいいのですか?
もし感染や敗血症の症状がれば、すぐに医療機関を受診してください。敗血症は救急疾患です。
もし感染に対する症状の改善がなければ、速やかに敗血症について医師にお尋ねください。
もしあなたや家族が、敗血症になるリスクが高い場合(65歳以上の高齢者、1歳未満の新生児・乳児、免疫機能が低下していたり、悪性腫瘍や糖尿病や自己免疫性疾患などの病気がある場合)は、感染の可能性が高いので、すぐに医療機関にご相談ください。
●「エイズ」(AIDS)についての基礎知識
AIDSは、英語で Acquired Immunodeficiency Syndrome の頭文字をとったもので、日本語では、後天性免疫不全症候群と言います。
Acquired Immuno-Deficiency Syndrome
後天性 免疫 不全 症候群
(生まれつきではない) (免疫の働きが低下している) (いろいろな症状の集まり)
●「エイズ」とはどういう病気なのか
エイズはHIV(ヒト免疫不全ウイルス)というウイルスによって引き起こされる感染症で、体を病気から守っている免疫力を破壊してしまう病気です。
健康な時には体の中に入っても病気を起こさないような弱い病原体(例えばカンジダとかカリニ原虫)に対しても抵抗力を失い、重症の肺炎や脳炎などを起こします。
●「エイズ」の症状はどの様なものか
エイズに感染すると、平均で6~8週間後には患者の血液中にHIV抗体が検出されます。その前にインフルエンザに似た急性の症状が出ることがありますが、大多数の感染者には、症状が出ることはありません。この急性症状は2週間ぐらいで自然に消滅して、無症状期(無症候性キャリア)に入ります。この無症状期は数ケ月から10年以上にもわたり、外見からは感染していることがわからない状態です。
このような潜伏期を経て、しだいに免疫力が落ちてくると、主に発熱、下痢、寝汗、倦怠感、リンパ節の腫れ、体重減少といった症状があらわれ、持続することになります。このような状態をエイズ関連症候群といいます。
さらに進行してエイズと診断される状態になると、カリニ肺炎や食道カンジダ症などの日和見感染症、カポジ肉腫などの腫瘍、あるいは痴呆などの神経症状といった様々な症状が現れます。
●「エイズ」の感染経路について
HIVの感染力は弱いので、性行為以外では日常の生活の中でうつる心配はありませんし、身のまわりにHIVに感染した人がいても心配する必要はありません。
HIVの主な感染経路は 1.性的接触 2.血液感染 3.母子感染 の3種類です。
1.性的接触
HIVは主に血液や精液、膣分泌液に多く含まれていて、感染者の血液や精液、膣分泌液から性行為の相手の粘膜や傷口に伝播されるため、性行為による感染が最も多い感染経路となっています。
2.血液感染
HIVに汚染されている血液の輸血、麻薬などの「回しうち」による汚染注射針の使用などにより感染しますが、日本では昭和60年7月以降、血液凝固因子製剤の加熱処理が行われており、現在の血液製剤で感染する心配はありません。
(輸血による感染:日本では、現在献血された血液は厳重な検査により最高水準の安全性が確保されています。しかしながら、現在の技術では、極めて稀ですが、感染の可能性を完全に排除することは出来ません。)
3.母子感染
母親がHIVに感染している場合、妊娠中や出産時に赤ちゃんに感染することがあります。母乳による感染の例もあります。
●エイズQ&A(感染について)
Q:HIVに感染するとすぐにエイズになるのでしょうか?
A:いいえ
感染した初期には元気なリンパ球がたくさん残っているため、ほとんど症状は出ません。HIVが体の免疫力を破壊してエイズを発症するまでに、平均で約10年かかります。
Q:エイズにかかりやすい人はどんな人たちですか?
A:エイズにかかりやすい人というのはいません。
HIVに感染しやすい「人間の行為」があるということです。日本では感染経路の大半が性行為によるもので、感染の要因があれば、だれでもうつる可能性があります。特殊な人の特殊な病気ではなく、普通の人の普通の病気と言うことができます。
Q:HIVは、まだエイズが発症していない人からもうつるのでしょうか?
A:うつります。
HIVは、エイズ患者やキャリヤ(HIV感染者)の血液・精液などに含まれていますから、これらが直接体内に入れば感染する可能性があります。
Q:感染した人を刺した蚊に刺されても大丈夫ですか?
A:大丈夫です。
一匹の蚊が吸った血液の中に含まれるHIVの量は問題になる量ではありません。
Q:健康な飼いネコの中にも、エイズになっているネコがいると聞きましたが、ペットがいるので心配です。
A:心配ありません。
人間は、他の動物のエイズウイルスに感染しません。エイズウイルスは、インフルエンザウイルスなどと違って、種類の異なる動物の間で感染することはありません。
Q:他の人が使用したカミソリや歯ブラシを使うとHIVに感染するのでしょうか?
A:感染の可能性はゼロではありません。
HIVは、血液を介して感染しますので、HIV感染者が使用していたものに血液が付着していれば感染する可能性があります。血液がつきやすいカミソリ、歯ブラシ、タオルなどの日用品はそ れぞれ自分のものを使うようにしましょう。
Q:理髪店で顔をそられたときにキズをつけられました。心配ですが大丈夫でしょうか?
A:心配ありません。
歯科、鍼灸治療、理髪店などでは鍼やカミソリの使用で血液が付着することがありますが、これらの業界に対しての指導で、感染予防の対策がなされていますので心配ありません。
Q:献血、採血、医療行為のときの注射針で感染しませんか?
A:心配ありません。
現在使用している注射針はすべて使い捨てまたは消毒済ですから感染の心配はありません。
Q:洋式の便座で感染者の使用後に座っても安全でしょうか?また、電車のつり革や
手すり、プールやお風呂、食器からの感染も心配です。
A:心配はいりません。
HIVの感染力は弱く、性行為以外の日常生活で感染する心配はありません。便座に限らず、お風呂やプール、つり革、手すりなどからも感染することはありません。
Q:感染者が飲食店などの調理人であった場合、調理された食べ物や飲み物などで感染することは無いのでしょうか?
A:その心配はまったくありません。
エイズは、食べ物や飲み物または食器を介して感染することはありません。
Q:咳やくしゃみ、キスなどでうつることはありませんか?
A:特に心配する必要はありません。
HIV感染者の唾液の中にウイルスがいることはありますが、血液に比べてウイルスの量は問題にならない量なので大丈夫です。
Q:コンドームは100%安全といえますか?
A:正しい使い方をすれば安全です。
コンドームの使用によってHIVの感染を予防できることは、多くの研究で明らかになっています。ただし、正しい使い方をして下さい。例えば、直前につけるのではなく、性行為の初めから終わりまでつけておくことが必要です。また、コンドームの破損にも注意して下さい。
Q:医療機関で一般の血液検査を受けたいのですが、それでHIVの感染がわかりますか?
A:一般の血液検査ではわかりません。
どんな検査でも目的に沿った項目を検査します。体重計に乗っても身長はわかりません。エイズの検査もその目的で採血しないとわかりません。厚生労働省の指導により、本人の了解なしにHIVの検査はしないことになっています。
Q:献血をするとHIVに感染しているかどうかがわかりますか?
A:検査目的の献血は絶対にやめて下さい。
献血検査ではHIVの抗体検査をしていますが、これはあくまで輸血を受ける人を守るためにしているのであって、献血者の診断をするものではありません。また、もし陽性に出るとその血液は 廃棄されます。
血液センターでは、感染が疑われる方には、献血を控えてくださるようお願いしています。献血をしてしまった後からでも、電話等で自己申告ができます。安全な輸血用血液の確保にご協力をお願いいたします。
Q:検査はどういうタイミングで受けたらいいのでしょうか?
A:感染したと思われる原因のあった時から3ヶ月くらい後が良いでしょう。
検査はHIVに対する抗体があるかどうかで調べます。感染してから抗体が検出されるまでには、通常6~8週間くらいかかるので、感染直後に検査を受けても正しい結果は得られません。
Q:検査を受けたいのですが、どこに行ったらいいのですか?
A:全国の保健所で、原則として匿名かつ無料で受けられます。
病院でも検査を受けることができますが、全国の保健所で検査が受けられます。保健所によって受付日時が決まっていたり予約制のところもありますので、事前に電話等で問い合わせてください。
Q:検査を受けたいのですが名前を知られたくありません。どうすればよいのでしょうか?
A:保健所では匿名で検査が受けられます。
検査結果は、採血後約1時間で直接本人にお知らせします。
Q:検査で陽性の結果が出るとこわいので検査を受けていないのですが、どうしたらよいでしょう?
A:すぐに相談や検査を受けることをすすめます。
一人で悩んでいても不安が続くだけですし、陰性であれば安心できます。また、結果が陽性であっても、適切な治療を早期に開始することにより発症を遅らせることができるようになりました。
Q:感染してもエイズにならない治療法というのはあるのでしょうか?
A:現在のところ、体の中にいるHIVを完全に取り除く治療法はありません。
しかし、医療の進歩により発症する前に多剤併用療法(治療効果とその持続性を高めるため、複数の治療薬を組み合わせて投与する治療法をいう。)を始めれば、発症を遅らせ、他の慢性疾患と同じように外来通院でコントロールすることが可能となりつつあります。つまり、早期治療が重要 ということになります。
Q:HIVに感染したら子どもは産まないほうがいいのでしょうか?
A:専門医と話し合って下さい。
女性のエイズ患者やHIV感染者で、妊娠を希望する場合は、母子感染の可能性などについて専門医と十分話し合って下さい。適切な予防措置をとることにより感染のリスクを低減できます。
Q:感染したらどこに相談に行けばいいのでしょうか?
A:HIVに感染したからといってあきらめず、エイズ拠点病院・保健所などで相談して下さい。
エイズ拠点病院が全国に366機関(平成12年1月1日現在)整備され、網走管内では総合病院北見日赤病院、北海道立紋別病院がエイズ拠点病院になっており、治療の相談にのってもらえます。また、全国の保健所でも相談にのってもらえます。
平成10年4月より、HIV感染者はその病気の程度によって身体障害者福祉法上の身体障害者として認定され、様々な福祉サービスが受けられるようになりました。サービス内容の詳細につい ては、最寄りの福祉事務所または町村役場にお問い合わせください。
また、医療機関やNGOのカウンセリングも行っています。