▼ 潰瘍性大腸炎症状リスト
潰瘍性大腸炎の症状とその原因を探るため、最新情報を集めながら、それぞれの症状についてを観察していきます。以下、できあがった原稿から随時アップの予定。
1)粘液
粘液が出る部位
直腸
粘液を出す細胞
成分
役割
粘液細胞が壊れるとどうなるのか
壊れる原因
2)下痢
原因:炎症、冷え、食べ物
システム
3)緊急トイレ
直腸の構造
進化の歴史
二重ドアのシステム
脳からの指令と本人の指令
固体、液体、気体の感知
内圧センサーシステム
心臓と直腸
切迫感の原因
4)便秘
原因:炎症、食事、運動不足
症状
下痢と便秘の繰り返し
渋り腹/出そうで出ない
5)痛み
腸に痛みを感じる神経がない理由
痛みの種類
原因:過剰な蠕動運動、骨膜神経、腹膜、腸間膜
6)出血
大腸と血管の構造
消化物の色
直腸と出口の血管の構造
貧血
7)ガス
発生原因
作られ方
8)ぴりぴり感
9)発熱
10)体重の減少
根源太郎との関係
▼ 感想
クローン病についても書きたかったのですが、「体験していない」という大きな壁あり。
起きている症状について、自分のからだと、あの時はこうだったよね。なんで? どうなってるの?と話し合いうことができない。体験的な確証がないので、推理を突っ込んで組み立てられない。患者だからこそわかること、と言えない。
潰瘍性大腸炎/クローン病の患者は増えていることから、潰瘍性大腸炎/クローン病の専門医、研究者、医療技術者の間でも患者数は増えている。でも、患者サイドと医療サイドの両方から原因を突き止めるという動きは、日本でも海外でもまだない。
一般の患者は、医学の知識は、小学生、中学生レベルです。でも、病気を体験しているという貴重な立場にあります。周りの家族も、支えながら試行錯誤している。
患者サイドが病気について深く学んでいくことで、医療関係者には見えないものが見える可能性があります。それをきっかけに医療関係者が新しい視点で研究を開始するかもしれない。
病気を持っているのは、患者自身です。医療サイドにまかせっきりにしてはいけない。
患者の意識が、ほんのちょっと変化することで、潰瘍性大腸炎の原因が、浮かび上がってくる。
医療研究者は、病気の原因がわかると、行動が速いという強みがあります。
お互いの協力は重要。
そのことを頭の隅に置いて、みんなで考えていきましょう。
後藤けい