▼ 世界の妊娠率 2024年
数字が高いほど妊娠率が高い。アフリカが筆頭で6人から3人を出産。
妊娠率が低いのは、韓国0.78~0.9人、中国、香港、台湾、ギリシャ、ポーランド、スペイン、日本は1.2~1.5人、
東アジアの韓国、中国、香港、台湾、日本の不妊率は高い。人種的なものなのか、最近、そうなったのか?
▼ アメリカ
多民族国家のアメリカでの妊娠率はどうなのでしょう?
2023年の出産数 359万6,017人
2021-2023年の15歳から44歳の妊娠率
スペイン系 64.4%
黒人 55.2%
白人 52.5%
アメリカ原住民 49.3%
アジア人と太平洋の島々 48.1%
もともと、東アジア人は、妊娠率が低い?
▼ 世界の不妊率
WHO(世界保健機構)は、何年も前から全世界で不妊率が上がっていて、6人にひとりが不妊で悩むと発表しています。
でも、アフリカでは、女性ひとりが3人から6人も産んでいます。不妊率が低くなったとは思えない。
▼ 精子の数が減っている?
2017年に、先進国では、1970年代から男性の精子の数が減っているとのデータが発表されました。
「1973年から2011年にかけて50カ国、4万2935人もの男性が対象。
38年間での男性の精子濃度と精子数の推移によると、北アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランドの男性は、50〜60%も精子数が減少していた」
5年後、アフリカや中南米のデータが追加されて発表されました。
世界的に、精子の数は減り続けている。
それも、近年、減少のスピードが2倍速になっているとのこと。本当に?
▼ 不妊の原因
今から30年前の世界保健機構WHOのデータは、なぜか現在も使われています。
精子の数が減っているのなら、「不妊の原因は男性」の数字が増えている必要がある。
それとも、女性の原因も同じ比率で上昇しているということなのでしょうか?
説明がありません。このため、データが正しいのか不明です。
4人に一組のカップルが、不妊検査や治療を受けています(厚労省)。大きな原因は、晩婚化と高齢出産が増えていること。
◎ 24歳以下は、昔と変わらない妊娠率
1985年頃、30歳以上は高齢出産と言われていました。当時と今の女性の身体は、変わらない。でも、高齢出産年齢が35歳に引き下げられました。
▼ 日本人の若年層の妊娠率は昔と同じ
日本人の女性のからだは、昔も今も変わらない。変わったのは、社会です。
戦後のDDTが、妊娠率に関係しているのかは不明ですが、上記のデータが正しければ、若年層に関しては関係ない。
▼ 赤ちゃんへの影響
残る不安は、赤ちゃんに影響がないかどうか。
実際、ハクトウワシは、卵の殻が薄くなり、絶滅しかけていたという前例があります。
▼ 絶滅を免れ総数が上昇したハクトウワシ
幸いなことは、1964年あたりを底に、ハクトウワシは、再び妊娠し、殻の固い卵を産むことできるように変化していきました。今では、1940年代前半の30万羽まで回復。
自然界のDDTが減り、生物濃縮されなくなったためでしょうか。あるいは、遺伝子がサバイバルモードに入った。
20年間に渡り、ヒナが誕生しなかったハクトウワシ。あと5年、DDTが自然界に影響するほどに残っていたら、絶滅でした。危なかった。
ハクトウワシは、アメリカの象徴の鳥であり、大きいので目立つ。なので、人々の注目を集めました。
わたしたちが気がつかないような小さな生き物たちの中には、DDTによって絶滅してしまった種があったのは間違いありません。
絶滅予定リストに、ホモサピエンスが掲載されることが、どうぞありませんように。
While the global decline in fertility rate is due to multiple societal and environmental changes, it is important to emphasi