年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

成人の日を5月4日に動かしたら

2023年01月09日 | 宅老のグチ
成人扱いの年齢が変わって、コロナ明けの成人の日。普通なら今年は何人成人とい記事が出るが成人の定義があいまいとなって、着物の業界だけのイベントに成り下がった。それでも浅草では結構和装で人力車に乗っている姿が増えた。もちろん貸衣装だろう。過日、三宅坂の国立劇場で歌舞伎を見たが、観客の8割程度が女性で、和装姿の人も多数混じっていた。さすがに男性の和装はいるにはいたが目立たなかった。特に歌舞伎を見に来る和装の女性は歩き方が自然で浅草の和装姿の人と比べられない。だがその劇場の和装女性より、舞台上の歌舞伎役者の方の板についていた。慣れだろう。
 政府が異次元の少子化対策と言っていたが、何か古い制度を維持しつつ、金銭で解決しようとしている。夫婦別姓を認める位の政策変更が無ければ、稼ぎ手となった女性が結婚という制度から外れて、卵子凍結で海外受精もある時代となった。家制度は崩壊しつつある。
 どんどん墓仕舞が進み、檀家制度の維持が危機となる。無住の寺院では新規の墓も出来ない。都会の墓も小さくなり、最近の広告では骨壺が3から4しか入らない。そしてその後は合葬という扱いのようだ。
 もうこの時期の成人日は動かいたほうが良い。和装業界を維持しようとしたら、5月4日(国民の休日)の何も根拠のない祭日に移動した方が良い。もう国民の30%は高齢者でさらに割合が増える。仕事をしない高齢者は毎日が休日で、働いている高齢者の需要があるのは隙間時間のパート労働者となる。

 明治期の民法がフランス法を否定され今に至る。そしてフランスは少子にはなっていない。事実婚の国なのだ。従って親子心中というニュ-スが少ないと感じる。日本は子供が親の持ち物のようで、普通に子供の意思に関係なく巻き込む。少子化対策で生まれた子供の保護を先に行わないと、生活の不安定な女性はは出産をためらうだろう。婚活の高収入の女性の結婚相談所の記事で35歳が分かれ目で男性の需要が激減するという。婚外子の支援をすることは日本の社会の変革で、長老支配の国会ではまだ容認できないだろう。部落問題の本を読んでいた時、まだ日本では出自にこだわる人がいるということに驚く。東京都の婚姻届けで日本以外の国籍の人との婚姻が増えている。
 過去の成功にとらわれ、今年の子供に日の記事では70万人台の出生となり、保育園・幼稚園・小学校が余る。今は先生の勤務時間を減らしているが、過日、刀豆の取材で訪問した葛飾区の小学校は1年生は1クラスで10名程度だった。過疎地並みの小学校であった。
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