年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

旧築地市場の桜の回想

2024年04月02日 | 宅老のグチ
記憶のある限り、旧築地市場には桜の木は無かったように思える。しかし浜離宮の桜は市場内から眺めることが出来る。それも築地川という汐の干満で流れる、半分海水の川。どこからか水が来ている様子がある。多分雨水だろう。
 この前を歩いていたら、旧築地市場の工事用仮設の車道が撤去工事中で、2024年夏には昔の築地川が戻るかもしれない。昔の築地川の記憶は45年しかないが、それでも浜離宮公園に架かる橋から築地川を見ると違法の船舶が停泊していて、銀座の顧客を海に連れ出していた。それでも動かないので船舶の間に魚河岸の発砲トロ箱等のゴミが浮かんでいて、ゴミの中に高価なヨットが泊まっている風景を記憶する。東京都の違法船舶撤去担当の職員との雑談で、停泊認可の経緯が不明で撤去命令に関して、移転もないのに命令とはと事なかれの職員が愚痴をこぼしていた。これも石原知事の暴走で移転が本決まりとなる、再選も視野に入れて都の職員が動いた。減点主義の公務員は築地のようなところでは、何もやりたくない人しか市場行政を希望する人が少ないと感じる。女性の方が市場行政の方が変化があって、書類だけの公務員とは違うと張り切っていて、顔色が違う。しかたなく築地市場に来た人と希望して築地に来た人の差がある。
 間も無く浜離宮の桜が咲くが、花散らしの雨風が築地川を通り越して築地市場に花絨毯の道を作る。これはよほど運が良くないと見えない風景で、風雨の強い花散らしが築地市場に花絨毯を作るのだが営業時間はトラック等で踏みチラシとなって、休市日の朝しか見ることが出来ない。本当にアフファルトの道が散った桜で覆われる。自分でも2から3回ほどの記憶しかない。仮設道路が消えれば築地川が江戸の姿に戻る。今の築地人は誰も記憶が無いと思う。汽水なのでボラ等が目に見える。釣り人も出るだろう。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 30分で源氏物語 国立文文書館で | トップ | 靖国神社で同期の桜を歌う会... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。