それでも・・

今回の北海道行きを決めたのは去年の秋だったと思う。

稼働で少し調子よかったので
早めに予約をして

でも、振り返ってみると
俺は１月に北海道へ行ったことはあるんだが

山へ行く目的で行ったのは今回が初めてだった。

正直、心配だった。

何がって
一応これでも、頭数に入っている会社があるので
仕事に穴を開けるような展開になるのはマズイ。

だから
飛行機の欠航とかが出てしまうと
行きならキャンセルで済むが

帰りになると本当に困る状況だったので
そういう部分が心配だった。

ただ、
直前の天気を見てても
そんなに崩れていなさそうなので
何とかなるだろって

軽い気持ちで行ったんだけど

実際のところは
ちょっと違うところで考えさせられる結果に


まぁ相変わらずのデカくて重い荷物を担いで
電車に乗って羽田で向かった。

浜松町からモノレールで

まぁ電車乗ってる時は担いでいないから楽ではあるんだが

で、チェックイン済ませて荷物を預けたら
急いで反対側のターミナルへ

髪を切っておきたかった。

そのためになるべく早く着きたかった。

結局、全部用事をこなしても
搭乗まで結構時間余ったから
全然急ぐことなかったんだけど


だいぶ前に予約していたから
席がかなり前方で
こんな前に乗ったの数回しかないなぁって
感じ

降りるの早くていいんだけど
結局荷物預けているから
早くは空港出れないんだよね。

飛行機自体は何の問題もなく
何なら通常よりも早く着いたくらいで

良い感じじゃん。って
この時は思っていた。

で、
いつものようにレンタカー屋の送迎に乗り
空港から離れたレンタカー屋へ

いつもの手続きを済ませ
いよいよスタート

と思ったんだけど・・

いつもの感じじゃなかったな。

まず、レンタカー屋に人が居ない。
いつもなら
送迎のバスには何人か乗り合いになったりするもんだ。

ところがこの日は誰も居なかった。

そもそもレンタカーを借りている人が
ほとんど居ない。

まぁそれも走ってみて嫌って程わかったわ。

正直、猛者なやつしか乗れない環境だった。

いや、何度も北海道へ来ているし
雪の北海道を知っているが

正直ここまでヤバい北海道は初めてだった。

まぁ１００歩譲らなくても
レンタカーでなければ
そこまで問題じゃないのかもしれない。

ただ、コレは前にも書いたが
レンタカーって言うのは
正直凄い立場の弱い乗り物であって

自分が事故を起こさなくても
貰い事故でも
休業補償が発生したりするものなので
ほぼ全くと言っていいほど事故は起こせないんだ。

しかも、今回
乗る前に帰ってくるのが遅れたら延滞もかかりますよ、と
念を押されるくらいなので

その時はそんなの俺にはあり得ないって思ったんだが

実際に走ってみて、この言っている意味を実感することになった。


この日は空港を出て直接小樽方面へ行って
オーンズに直行するつもりだった。

普通なら札幌を突き抜けて行くルートをナビは出してくると思ったんだが
何を思ったか
相変わらずのグーグルマップは大きく迂回ルートを出してきて
それでもそっちの方が早いと言うんだから

どういうこと？って感じだった。

普通に２０キロも多く走るのにそっちの方が早いとは


でもそれに従ったんだが
のちのちそれが正解なんだと実感する。


いつもの北海道なら
ナビを出して走ると
大抵予定時間よりも早く着くんだ。

ところが今回ばっかりは
早くどころか全然時間オーバー

まともな時間では着かない。

特に札幌の市内
道がとんでもないことになっていた。

道路脇はコレはいつも通りなんだが
壁が完成しているし
今回は車道も相当ヤバかった。

滑るダート

３０ｃｍの深さの穴が開いていたり
ウォッシュボードとか
流石にテーブルトップはなかったけど

これらが全部氷で作らているんだな。

何度も車がダンスしているのを見たな

不思議と事故にはなっていないんだけど
車線もあってないようなもんで

主要幹線道路はほぼ渋滞で
ノロノロ

おかげでオーンズに着くのも予定よりも１時間遅れた。