花日和

恋ひわび しばしも寝ばや 夢のうちに 見ゆれば逢ひぬ 見ねば忘れぬ

夢回唐朝 其之二十二(後編)

2021年10月20日 | 譚耀文
《 夢回唐朝 》 第22集(後編)

泣き疲れて眠る媚娘を見つめる皇上は



「見たところ殺したのは皇后じゃない...だが媚娘は絶対に認めないだろう...

朕はいったいどうしたらいいのか...」 って



やっぱりこの皇上はちゃんと分ってる 暗愚じゃないわね

そして、賄賂をもらって皇后の母親を牢に通した王公公...

王公公っていつも皇上には従順だけど、やっぱり裏ではそんなことやってるんだね...

母親の姿を見た皇后が 「娘~」 と叫んで駆け寄ると、いきなり皇后をひっぱたいた母親は



「私を母と呼ぶんじゃない!人を殺すような娘は家にはいない!」 と冷たく言い

皇后が無実だと訴えても全く信じてくれず

すでに皇上が数日後に処刑を決めたと聞いた皇后がショックを受けてると

母親は追い打ちをかけるように 「淑賢(姉)はどこに出しても恥ずかしくない娘だったのに

突然いなくなって代わりにおまえを入内させたけど、やっぱり淑賢の代わりにはならなかった...

おまえなんか産まなければよかった」 と、姉の事ばかり褒める母親に逆上した皇后は

「私は萍儿は殺してない!淑賢なら殺してやったけどね!」 と口走り



娘が恐ろしくなった母親は 「この女を早く処刑するように皇上に訴えなければ」 と出て行こうとして

母親への積年の恨みがつのった皇后は、母親の首を瓶の破片で斬り付けて殺してしまう



そして、破片を母親の手に持たせて自害したように見せかける皇后...

姉を殺し(未遂)実の母親まで殺すなんて...萍儿は殺してなくてもやっぱり恐ろしい女だ

一方、萍儿の産着をゆりかごに乗せて泣く媚娘を見た皇上は




優しく慰めて一緒に悲しんでいたけど



「皇后の母親が牢に面会に来て、娘の無罪を訴えて自害したんだ...朕は忍びなくて...

その...大目に見ようかと思う...」 と言ったら、急に鬼の形相になった媚娘は



「皇上!萍儿の仇を討つと言ったのに!」 と怒りまくり、覚醒した怖い媚娘に困惑する皇上



御書房で悩む皇上は、心配する王公公に

「昨夜、皇后の母が牢で自害したと話した時の媚娘の目は氷のように冷たかった...」 と言い



今までは慈愛に満ちた聖母のようだった媚娘の変貌に圧倒されたのか?

皇上は、明日皇后の斬首を執り行うと詔を出し、それを聞いた簫淑妃はうれしそう



一方、明日皇后の処刑が行われると聞いた殷浩は、媚娘に直談判に行き

「皇后が犯人じゃないかもしれない!この刑はしばらく見合わせるべきです」 と言うと

媚娘は激怒して 「もし萍儿を殺したのが皇后じゃなくて簫淑妃だったとしても

皇后を処刑して、後で簫淑妃を殺せばいい!」 と、全く取り付く島も無く



子を殺された恨みで別人のようになってしまった媚娘を見る殷浩は悲しそう...



媚娘...美人だから怒ると怖いよ~ 皇上の事はイジメないでね~
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 好きな悪役を載せて見た人もやる | トップ | 《一級指控》香港先行上映 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿