フクオさんの葬儀が終わりました。
ご近所と知人にはお知らせせず、
親しい友人には来ないでほしいと伝えました。
40人弱の小さなお式でした。
でもほとんどが親戚でしたので、
気心が知れていて安心感がありました。
フクオさんの遺影は最近の写真に決めていましたが、
若い時の写真でもいいというので、
古いアルバムからも候補を探そうと見てみました。
そこには、母の兄弟会でよく旅行して、
楽しそうに笑い、おいしそうに食べて、
大声で歌うフクオさんの姿がありました。
私はそんなフクオさんを見たことがありません。
通夜が終わった後、我が家に下宿していた従兄弟たちと話しました。
従兄弟たちはフクオさんのことが好きでした。
フクオさんと人生のことなんかも語り合ったというのです。
オレはさ、フクおじちゃんを目標にやって来たさ。
あんなに一生懸命やっているのを見て、オレもがんばった。
えっ、そうなの。
私とは話もしなかったけど。
○○ちゃん、親子ってそんなもんだよ。
うちだってそうさ。
お父ちゃんは、お母ちゃんに店をやらせて、
自分は毎日飲んでばかりいたさ。
それで兄貴が怒ってお父ちゃんに、
いい加減ちゃんと働けって怒鳴ったんだ。
そうなんだ。
フクおじちゃんは人生は刹那だと思っていたよ。
オレもさ、その気持ちはよく分かる。
従兄弟たちとはいろんなことを話していたんだ・・・。
その話の中にも、アルバムの中にも、
私は知らないフクオさんの別の人生がありました。
私はフクオさんを嫌悪するあまり、
フクオさんの笑顔を心の中でもみ消していたのかもしれない。
フクオさんには豊かで明るい人生があったのだ、
そう気づかされました。
目からウロコが落ちていきました。
昨日の雪と打って変わって今日は晴れ。
最後は歩くことができなかったフクオさんが、
その辛さを忘れてこの大空を歩き回っている気がしました。
60年かかってやっとの親孝行。
やさしい穏かな気持ちでフクオさんを送ることができました。
これから古いアルバムを見ながら、フクオさんを思い出すことにします。
さようなら、お父さん。
『今日のフクオさん 認知症の父観察日記』は、
今日で終わらせていただきます。
たくさん応援していただき、本当にありがとうございました。
ご近所と知人にはお知らせせず、
親しい友人には来ないでほしいと伝えました。
40人弱の小さなお式でした。
でもほとんどが親戚でしたので、
気心が知れていて安心感がありました。
フクオさんの遺影は最近の写真に決めていましたが、
若い時の写真でもいいというので、
古いアルバムからも候補を探そうと見てみました。
そこには、母の兄弟会でよく旅行して、
楽しそうに笑い、おいしそうに食べて、
大声で歌うフクオさんの姿がありました。
私はそんなフクオさんを見たことがありません。
通夜が終わった後、我が家に下宿していた従兄弟たちと話しました。
従兄弟たちはフクオさんのことが好きでした。
フクオさんと人生のことなんかも語り合ったというのです。
オレはさ、フクおじちゃんを目標にやって来たさ。
あんなに一生懸命やっているのを見て、オレもがんばった。
えっ、そうなの。
私とは話もしなかったけど。
○○ちゃん、親子ってそんなもんだよ。
うちだってそうさ。
お父ちゃんは、お母ちゃんに店をやらせて、
自分は毎日飲んでばかりいたさ。
それで兄貴が怒ってお父ちゃんに、
いい加減ちゃんと働けって怒鳴ったんだ。
そうなんだ。
フクおじちゃんは人生は刹那だと思っていたよ。
オレもさ、その気持ちはよく分かる。
従兄弟たちとはいろんなことを話していたんだ・・・。
その話の中にも、アルバムの中にも、
私は知らないフクオさんの別の人生がありました。
私はフクオさんを嫌悪するあまり、
フクオさんの笑顔を心の中でもみ消していたのかもしれない。
フクオさんには豊かで明るい人生があったのだ、
そう気づかされました。
目からウロコが落ちていきました。
昨日の雪と打って変わって今日は晴れ。
最後は歩くことができなかったフクオさんが、
その辛さを忘れてこの大空を歩き回っている気がしました。
60年かかってやっとの親孝行。
やさしい穏かな気持ちでフクオさんを送ることができました。
これから古いアルバムを見ながら、フクオさんを思い出すことにします。
さようなら、お父さん。
『今日のフクオさん 認知症の父観察日記』は、
今日で終わらせていただきます。
たくさん応援していただき、本当にありがとうございました。
お疲れ様でした。
フクオさんにもpakuさんにもこれでお別れだと思うと、ほんとに寂しいです。
どうかお体を大切にしてジークちゃんと自分の人生を楽しんで下さいね!
お父様の豊かで明るい人格が垣間見れるお葬式となり、良かったですね。
お空の上で、弾けるような笑顔であなた様を見守っておられることでしょう。
幸せなお父様ですね。
これから涙が出る日はまだまだ続くでしょうが、いつかは幸せの涙になると良いですね。
暦の上では立春でもまだ厳しい寒さが続きます。
ご自分の人生を悔いなく過ごされますよう、お祈りしております。
私も本日、母親の初めての月命日を迎えます。
お互いに寂しい日々ですが、頑張りましょうね。
心も体もお疲れですね。
これからはご自身のお体を大切に
幸せに暮らしてくださいね。
フクオさん、笑顔で上の方から見守ってくれていますね。
pakuさんのブログに出会ってあっとゆう間に
旅立たれたフクオさん。
自宅で壮絶な介護をされたpakuさん。
その様子をブログで拝見していて
身に詰まされる思いです。
私はこれからです。
頑張るpakuさん、コメントされてる頑張ってる皆さんを
励みに私も頑張ります。
寂しいけどさよならですね。
お元気で。ありがとうございました。
寂しいですが、これからのpakuさんの幸せを祈っています
ありがとうございました
穏やかさが滲み出ていました。最後の方はフクオさんの症状の変化に
ついていけなくて、パニック状態のpakuさんでしたが、
元々は花が好きで、料理が好きで、動物が好きな優しい優しい
pakuさんだったのだとしみじみ感じています。
そんな優しい穏やかなpakuさんにまた戻れたのは、フクオさんからの
最後の贈り物なのでしょうね。
これからのpakuさんのご健勝とご多幸を応援しています。どうかお元気で!
認知症の進行が早く、母とおなじような症状だった初期。
あっというまに、他人の倍以上の速さでしたね。
それだけ、子孝行だったのかも。
それにしても、よく介護をされました。
男親と女親の介護は違うと、壮絶な内容に、
胸が痛む想いでした。
救われたのは、最期の最後に、「お父さん」と
表示された文字でした。
paku様の今後のお幸せを祈ります。
そそ、健康診断をちゃんと受けてくださいね。
乳癌と大腸癌。
これからのpaku様の人生のためにも。
まだまだ、親を憎む娘が後を追っています。
ほんとにお疲れ様でした。
ご葬儀も無事終わり・・ でも まだまだ事務処理が沢山あると思いますが 本当に よく頑張ったね 偉かったよ!
これから 少しづつ心がほぐれて お父様へのさまざまな想いが交錯すると思うけど お父様は遠くから貴女をいつも守ってくれる存在になったと思います
短い間だったけど 本当にありがとうございました!!!
わたしもこれから母の介護の重荷に押しつぶされそうになると思うけど その時はpakuさまの頑張りを思い出しますね
最後にもう一度 ほんとに偉かったよ 頑張ったよ
ハグとヨシヨシ!!!いっぱい送るね!
大変な日々をほんとよく乗り切られましたよね。
尊敬します。
私の気持ちを切り替えることができてよかったです。
ジークは明日帰ってきます。
1人は寂しくなってきたので待ち遠しいです。
しろまめさんもお体大切になさってくださいね。
ありがとうございました
お疲れ様でした。ご葬儀も無事に終わり、安心しまた。
pakuさんにはこの一年、何度も救われました。
父とのバトルの合間に読む事で、乗り切れた事が何度もあったからです。最後にpakuさんが、フクオさんに抱けた感情は、私には行きつけないかもしれない。
pakuさんだから、優しい気持ちになれたのだと思います。本当に1年あまり、ご苦労様でした。
これからは幸せに、穏やかに、pakuさんが生きてゆける事を切に願います。
ありがとうございました。
とても、とても寂しくなります。お元気でお過ごし下さい。