家族・親族も医療者も役所も自然なお産を妨げる狂気の時代リンクから引用させていただきます。
------------------------------------
エコロジストのジョン・ロビンスは、「わたしたちは狂気の時代に生きている」と言っています。「わたしたちは狂気の時代に生きている。なにしろ、他の生命をいつくしみ、健康のことをよく考えて食品を選んでいる人たちは変人だと思われることが多く、飼育工場で生産された、病気の原因にもなる食品を食べている人が、正常だと考えられているからだ」

これは食生活の指摘ですが、同様のことが現代生活の様々な面についても指摘できます。お産も例外ではありません。
(中略)
医療施設のお産が全体の99.9%を占めています。そのほとんどが、切開手術や投薬などの強引な手段を用いてのお産なのです。正気の沙汰ではありません。

それは、お産を医療という商売の道具にしてしまったからです。やたらと手術や投薬がほどこされ、できるだけ金のかかる方法で分娩する…母子にダメージを与えれば与える程病院の収益が上がるという仕組みになっているのです。

この背景には、医学という一見科学的な制度をもって国民を管理しようとする、統制国家のくわだてが存在しているでしょう。国は、病院医学という新興の一医療方式を国定の医療制度と定めました。これによって、国民は、病院医学による様々なコントロールを受けざるを得なくなっているのです。
(中略)
さらにその背景には、経済や技術を「自然」よりも優先する、現代社会の病める構造が存在しています。
医療者はみなプライベート出産に反対します。病院医療の手の届かない場所でのお産は危険だと信じているからです。しかし、それならそれで、「どうしたらプライベートなお産を安全なものにできるか」という方向で考えていくべきでしょう。
(中略)
この狂気の時代において、もっとも重要なことは人々がまっとうな生活に立ち戻ることでしょう。
食生活の本流は自然菜食に、教育の本流は自宅教育に、臨終の本流は自宅臨終に、そしてお産の本流は自宅出産に戻っていくでしょう。
--------------------------(引用終わり)------

イベントバナー