家畜の成長を早めるために、投与される「肥育ホルモン剤」。なんと、通常の出荷サイズになるまで25カ月かかる牛が20カ月まで短縮できるとのこと。その分餌代も節約出来て生産効率は高くなる。ただ、その「肥育ホルモン剤」は、その家畜にどれく残留しそれを摂取することでの影響はないのか?
日本ではこの「肥育ホルモン剤」を家畜に投与されるのは禁止されているが、「肥育ホルモン剤」を投与された肉の輸入は許可されている。
という事は、それを摂取している可能性があるとのこと。

どれくらい「肥育ホルモン剤」が残留しているのか?
その数字は衝撃的だ。

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東洋経済「米国産牛肉、「肥育ホルモン」の衝撃的な実態」
リンク
より引用。
引用開始

日本において乳がんや前立腺がんといった「ホルモン依存性がん」が増加している状況を、米国産牛肉に残留する肥育ホルモンと関連があるのではないかという観点から、国内で流通する米国産牛肉と国産牛肉の飼育ホ飼育肥育ルモン残留濃度を計測したものである。

その結果、なんと赤身肉部分で米国産牛肉は国産牛肉の600倍、脂肪においては140倍ものホルモン残留が検出されたという。この研究結果はヨーロッパの学術学会でもレターの形で紹介されたそうで、国内外で少なからず反響を呼んだといえる。

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EUはこうしたリスクが潜む可能性を重く見て、肥育ホルモン剤の使用および使用された牛肉・牛肉製品の輸入を禁止しています。忖度で動いている日本はそのまま。自己防衛するしかないのか?