うさぎ学園の校庭では、薔薇をこんなふうに育ててますよ~。
絞りの薔薇『ベル・デスピヌーズ』は、見た目から想像できないほど強健。
で、花付きがいいんですよ。
強い雨が当たらず、真夏の強光が当たらない軒下で育てています。
育てやすいのにこんなに素敵な花が咲きます♬
オススメ品種です!!
薔薇はカミキリムシの幼虫(テッポウムシ)の被害が心配だ。
そうそう、薔薇の根元に産卵して、孵化した幼虫は幹を食い進んで、最終的に幹をスカスカにして枯らしてしまいます。
何本枯らされたことか・・・。
で、経験から得たカミキリムシ対策!!
プラスチック製の『鉢底用ネット』を根元に巻きます。
これで9割は防げますよ!
なんで9割かって?
残りの1割は管理不良で、せっかく巻いたネットが幹の成長に伴って地面から持ち上がってしまって、そこからカミキリムシに入られたり・・・。
これは要注意です。
『相馬』の咲き始めはこんな形。
尖った感じがちょっとカッコイイ♬
希少種『ゴッドフリィ・ウィン』。
見付けたら手に入れよう!
手に入れたら、大切に育てよう!
ゴッドフリィ・ウィンの後ろに写っていた『キンギョソウ』。
栃木県の『とちぎ花センター』に行った時に、くじ引きで貰ったものです。
思った以上に派手な花なんだなあ。
これがあると、庭が賑やかになるね!
これも薔薇以外の花。
トロピカルフルーツ『ポポー』の花です。
受粉するのは蜂じゃなくハエ。
熱帯植物なのに寒さに強い樹なので、普通に庭木にできますよ。
さあ、薔薇に戻ろう。
『いおり』は・・・ピンク?ベージュ?黄色も混ざってるね。
目立たないけど素敵な形の薔薇。
さて・・・これな。
薔薇の病気のひとつ『癌腫病』かと思ったんですが・・・どうも違う。
コブは硬くて指でこすったぐらいじゃ取れません。
どうやら誘引で枝を無理に曲げたり針金で縛ったりするとできちゃうみたいです。
ここで栄養分が流れにくくなってコブになるようです。
これがこの薔薇に何カ所もできて、もう10年以上。
・・・枯れたりしないし、他に伝染したりもしません。
まあ、太い枝にできたものはナイフで削ったあとバーナーで表面を軽く焼けばどうにか綺麗になるんですが、そんな必要もない症状です。
だってほら、そんな症状があっても面倒で未処置のまま10年育てても・・・こんなに大きくなってるし。
横張り5mです。
あ、これ『アンジェラ』です。
で、メッチャ咲くし。
あくまでもうさぎ学園の校庭の中での話ですが・・・こんなコブを見付けて、慌てて苗を捨ててしまってはもったいない。
ま、薔薇を眺めながらビールでも飲もう♬
ほぼ無農薬でもこんなに咲いてくれる薔薇たちに乾杯っ!!
【こっそり裏話】
ほぼ無農薬だと、葉っぱが虫食いになったり、花びらが食べられたりします。
でも、いいんだ。
いっぱい咲いてるから気にならないよ。
それより薔薇がちょっと傷つくのを気にするストレスのほうが嫌。