患者deニート

患者deニート

世間に全く影響の無い孤独なオッサンの独り言&絵日記です・・・( ´•ω•` )

ここ数年はバスフィッシングの釣行記やリアクションバイトして購入してしまった物についての独り言が多いかと・・・( ´•ω•` )

いづれも失敗談満載です
(ノд<。)゜。

前回のベイトモデルに続きスピニングモデル


『BSHSー74M/H+』



についてですが、お話しをいただいた際の最初のリアクションは


『スピニング!?バスハックで???』


というのが正直なところ(笑)


確かにハク男ちゃんがスピニング使ってるイメージはだいぶ薄い。


しかし元々、釣りが上手いから公の場に出ているというよりは


『バス釣り(魚釣り)の楽しさ、楽しみ方』


を発信しているのが現在のバスハックスタイル。


ただ釣りが上手いというだけならボクの周りにもローカルアングラー、SNSやってない勢も含めそんな方はわんさか居るのだ。



つまりスピニングロッドにも


『バスハック色』


を盛り込めば良いわけでそんなんしてるうちにコンセプトは


『1ozの羽根モン投げれるスピニングロッド』

『73のスピニングバージョン』


となったわけです。


実際にスピニングロッドで羽根モンを投げるのかは分かりませんが73の硬さをワンランクからツーランク落としてのスピニングバージョンという発想は満更でもなかった。



実は今回のスピニングモデル、試作が届く前から

こんな感じになるのではないか?

というある意味で予想通りの仕上がりでした(笑)


『硬いスピニングロッド』


と言ってしまうと抵抗を感じる方もみえるかとは思いますが、今回のコンセプトは硬いでは無く


『強いスピニングロッド』


愛姐さんもボクもデプスのブームスラングを愛用していた事でトルクフルなスピニングロッドという物を何となく理解出来ており


唯一、理解に乏しかった人は




姐さんが58cmの初バスを釣った隣でこんなイカツイスピニングロッドでダウンショットの


『チョンチョコおじさん実演中』


でした・・・。



さて、ここまでは盛大な


『余談』


です(笑)



こっからがようやく本題。


この『強いスピニングロッド』にC3000番のリールにフロロ6ポンド、2500番のリールにPE1号を巻いて色々試してみました。


まずPEライン&バイブレーション等のある程度の遠投を目的としたプラグに関しては当たり前ですがなかなかの勢いでぶっ飛びます(笑)


もちろん『なまずくん』ご愛用のブラックスケール88Hのようないわゆる特化型にはかないませんが、ちょっとしたライトショアジギングやシーバスなんかもイケちゃいそうな魚種を超えた汎用性を感じました。


この辺は他の巻き物系も同じ感想になりますがある程度の重いものが背負える今風で言う

『中弾性ロッド』

というのはよく飛んでそこそこ曲がるのです(笑)



ただしちょいちょい聞かれる


『ミドストにはどうか?』


という点に関してはボク自身がかなり柔らかめな

『がまかつ ラグゼ757』

からスタートした世代ですので


『やってやれない事は無いが、もっと適したロッドがわんさかある』


という回答になります。



ではこのスピニングロッドは巻き物専用か?

と言われると全然そんな事はなくしっかりあわせ

掛けていくスピニングロッドという印象になります。


最近のお気に入りは




エビシャッド5inch

ホリゾンヘッド3/0


を合わせたジグヘッドスイミング。


気分でチョンチョンしたりもするがたいていゆっくりただ巻きの時にバイトがあります。


ただし1本釣る、何だったらワンバイトあるだけで



こうなるのであまり経済的ではない・・・。



更にスローな釣りとなると昔ながらの

『元祖キャロライナリグ』

が面白い(笑)


懐かしい話だが


『第1回キャロ王』


において



60のニゴイ


をもたらしてくれたアレだ・・・。


そしてこんな懐かしい画像を引き出してきたのには訳がある。


『76ベイトモデル』


でも使った表現だが


『持ってるロッドで似た使用感のロッドは?』


画像にもチラッと写ってる


『テンリュウ シェスタ73M』


しかしこのシェスタはオリジナルでは無い。


求めてた使用感と違ったため、中古6,800円で買ったシェスタをチタンフレームトルザイトリングガイド&ガイドポジション変更、グリップ加工にバランサー追加を施した悪あがきの結晶・・・。


つまりこんだけ手間暇、お金をつぎ込んだシェスタに更にトルクをプラスして汎用性を高めたのが今回の


『BSHSー74M/H+』


に感じており

ぶっちゃけ内心穏やかでは無い

・・・( ´•ω•` )



投げれるルアー表記が強気なロッドはキンキンなカッチカチを想像される方もみえるかもしれませんが今回の74は明らかにそっちの部類ではない。


『曲がりながらもぶっといトルクでゴリ巻きで寄せれるスピニングロッド』


というのが最も適した表現になるかと思います。



さぁいよいよ今週末は



『キープキャスト』



そしてその後には店舗さんでの




『先行受注会』


が開催されます。



皆さんも是非、このロッドで


『60のニゴイ』


を釣っていただけたら本望です。



ちなみにボクは年に2度訪れる一大イベント


『タイヤ交換』


があるので行けたら行こうと思います

|・ω・`)コッショリ


大変ご無沙汰しております。

約1年ぶりの更新でございます(笑)



何をしてたってワケでも無いのですが、しいて言うならSNSのお手軽さにどっぷり浸かっておりました。



さて今回は大変ありがたい事に昨年に引き続き

2024年NEWモデルとしてバレーヒルからブラックスケール 『バスハック』 モデルが





追加で2機種発売される事が決定しレビューやインプレと呼ばれるものがフワッと書ける程度には色々試してきましたので使ってみて自分が感じた事を正直に書き殴ってみようと思います。


既出の情報として今回はベイト1機種にスピニング1機種、主なスペックや用途として





こんな感じになっております。


だったらもう書くことなんて無いじゃないか!

って思われそうですが、少し違った視点からのアプローチというかいつも通り求められてもいない余談満載でボクなりの表現で書いてみます。



2機種同時となると読まれる方が病むレベルの長文になる可能性があるで


まずは



ベイトモデル

『BSHCー76M/X+』



最初、軽く振ってみた印象としては思ってたより張りがある。


一瞬、前モデル『73』との差を疑ったが同じ負荷を掛けると73の方が明らかに張りがあり76の方が早い段階で自然なカーブを描き始め1ランク柔らかくなっているのがハッキリと分かる。


テーパーについては前回同様のいわゆるレギュラーファーストだかエッジを使ってみえた世代の方には何となく伝わるであろう負荷に応じて自然に曲がる可変テーパーの感覚に近い。


過去に使ってきたロッドと照らし合わせるとティップ付近はMHくらいかな?

と言うのが素直な印象だ。


説明書きにあるように主に巻き物をフルキャストしましたが確かにコレに関しては73より気持ちよく飛んでいくし何より巻き感度が心地よい。


もちろんフロロ16ポンドライン使用の恩恵もあったかとは思うが


・ヘビーオンスバイブレーション

・スピナーベイト

・チャター

・クランクベイト

・ビッグミノー

・2ozクラスビッグベイト


と何を投げても明確なプルプル感が伝わってくる。


そんな中、特に気持ち良かったのは足場の高い位置からの


『ミディアム~ディープクランク』


分かりやすくいえば




イヴォーク3.0やファットペッパーのクラス。


もちろんこの上のクラスもいけない事は無いがオカッパリともなるといくら足場が高くても気持ちいいのはこのくらいまでと思われる(笑)


この辺のルアーの扱いにはおじさんちょっぴりうるさくてティップ付近の張りが強過ぎると弾くし、かといって柔らかいと引き抵抗に負けるのです。


久々に

『食った、あわせた、寄せた、抜いた』

のイメージが湧くロッドでした。



また、ウェーディングスタイルにおいては



・ヘビーオンススピナーベイト

・ドライブシャッド6inch+ウエイテッドリグ


との相性が大変良かったが、久々に極寒の2月の琵琶湖夜釣りで調子にのると僅か20cm程度の石につまずき



こーいう事になる・・・。




さて個人ブログならではの爆弾を落とすなら


『じゃあ現在使ってるロッドで似てると感じるのは?』


ってとこなんですがズバリ




この時代のモンストロ710をやや短く軽くした感じかなぁ・・・。


初期の710よりパリッとしたブランクスのモデルです。


あくまで個人的主観です(笑)



実は・・・

ボクら当初、ナマズロッドみたいなのが出来てくるような嫌な予感がしてたんです(笑)

おもっくそ胴調子のそれこそ巻きでしか使えないような(笑)



結果として良い意味で期待を裏切られ


『巻き展開を意識した琵琶湖バーサタイルロッド』


が仕上がってきました。



ただ


『百聞は一見にしかず』


という言葉が示すとおり実際に見て、曲げてもらうのが1番だと思いますので


直近では



『キープキャスト』


バレーヒルブースでの展示があります。

是非実際に手に取って曲げていただければと思います。




こっからはいつもの余談なので読まなくて大丈夫です(笑)



『7フィート6インチ』


という長さを耳にしてベテラン勢のお父さんアングラーの方はピンとくるものがあるのではないだろうか?


そう


前バス釣りブームの折、トーナメントを意識したシリーズのロッドの中に一際長いのが1機種。


いわゆる『フリッピングロッド』と称される部類のロッドです。


ボク自身も76は

・ダイワ TD

・ベルズ スペシャリスト

・がまかつ ラグゼ

・パームス エッジ

・ウエダ プロ4    ...etc


とそれはもう様々なメーカーに手を出してきた口です。


フリッピングとはほぼ無縁のオカッパリでこの76というスペックに何を期待していたかといえば琵琶湖ウェーディングスタイルを中心とした


『大遠投』


だったわけですが現在手元に残っているのはある意味記念品?的な




『ラグゼ 578』

のみだったりする。


こうなった要因は様々ありましたが大きなものとして


①バランスの悪さからくる強烈な先重り感

②思ってたほどパワーがなくバーサタイル性が薄い


といったもの。



ではまず①について


当時、あまりカタログにロッド自重を載せる文化がなく『単に重かった』と記憶されてる方も少なくは無いかと思いますが、ロッド単体としての自重は



現行の7フィート6インチのモデルと比べてもむしろ軽い部類なんです。


初期のラグゼ(テレスコ)でこの重さです(笑)



つまり強烈な先重り感がアングラーを

『76は重い』

と錯覚させバランスの悪さから長時間使用を困難にさせていたと思われます。


※ハク男ちゃん(バスハック)がバランス狂であった事で前回の73も今回の76もバランスは基本フラット


たまに

『バランサー入れて全体自重が重くなるなら無しで軽いままの方が良い』

なんて声を聞きますが


例えば



170gの太鼓のバチの黒い端を持つ

200gの太鼓のバチの白い部分を持つ


斜め上方向に持って長時間保持するならどちらが楽かって話です。



過去に某メーカーの7フィート6インチロッドにフジのバランサーを付けて使用したところラインとガイドの角度を保持しやすくなった恩恵もあり感度が上がったかのような好感触。


ところが・・・


ここでようやく理由②


バイブレーションでもスピナーベイトでも、なんだったら中通しオモリのキャロでも釣ってはみたが思ってたほどパワー?が無くまーまーギャンギャンに曲げられる(笑)


それはそれで楽しいのですがイメージしてたものとは随分違うし、とてもじゃ無いがデカいの掛けてボートデッキにポーンと引っこ抜けるような印象では無かった。


これだったら無理に76引っ張りださなくても初期型グリーンブランクスのデストロイヤー F5ー66Xの方がパワーというのかトルクというのかよく分からないが何か頼りになった(笑)


確かにルアー表記MAX1oz程度のフリッピング用だしウエッピングでは無いため、そんなものなのかもしれないが各メーカー硬さ表記はかなり強気な数字が入ってたので結構無理出来るんだと期待しちゃったんですね。


ボクだけでなく意外とこういう経験されてる方みえると思うんです💦



2024年 NEWモデル


『BSHCー76M/X+』


はそんなお父さん方の『76の呪縛』を解いてくれる1本であると強く感じました✨



最後に



今回発売の2機種


『ボクの大耳』

に挟んだ情報によりますと前回の73より生産本数はかなり少ないような噂が・・・

|・ω・`)コッショリ




もうスピニングの方は書かなくてもええんやないやろか

・・・( ´•ω•` )?



おしまい。


今週末から「ようやく」



展示受注会がはじまる 




Valleyhill

ブラックスケール "バスハック"

BSHCー73M/XH+ 





スペックやらそういった内容は2023年版のメーカーカタログに




おまかせして、私は私の知ってる?

聞いてる範囲でわりと好き放題書きますが一応大人なのでちゃんとオブラートに包むところは包みます(笑)



さて


 ようやく・・・というのも


この話が出たのは今から約1年前。



メーカー (バレーヒル) 側に関しては


『旅するロッドプランナー』


でお馴染みのフジイさん (以下 ふっじー)

みんな大好き山ちゃん (以下 山ちゃん)


のそうそうたる面々なので全く不安はないものの


今回は


『バスハック シグネチャーモデル』


との事なのであくまでバスハック (以下 ハク男くん)が使いたい物を形にしていくという、ヤツを知ってる人なら思わずゾッとする作業なのです。



メーカー側との打ち合わせを前にイチモツの不安を拭いきれなかった私は電話でハク男くんが望む理想のロッドを一応聞いてみた。


詳細は割愛しますがそこで私がハク男くんに投げかけた言葉が


「そんな物質は地球上にねぇ!」

「ふっじーと山ちゃんに叱られろ!」

「いったいいくらのロッド作るつもりや!」


・・・。



売れる売れない、予算も度外視のまーまー異次元な内容であった記憶があります(笑)



これをそのままメーカー側にぶつけるのは余りに酷だとせめてグリップ周りのデザイン的なものだけでも・・・。



深夜をとうに飛び越えた明け方4時過ぎまでええ歳こいたおじさん2人がフジの電子カタログ見ながら電話であーでもねぇこーでもねぇと書き殴った最初の落書き。



それが結果的にある程度現在の姿に反映されていますがセンスやらデザインやらを軸に活動してきた人間ってのはこうもめんどくせぇもんなのかと痛感しました(笑)



そして肝心なブランクスやテーパーについてはハク男くんが過去に使ってきた


・セブンイレブン

・73Remix


等を加味した上でバレーヒルさんも打ち合わせ当日に似たような仮モデルを用意してくれてました(笑)



『琵琶湖オカッパリバーサタイル』

とは何ぞや?

ってところなんですが、過去の例からするバーサタイルロッドと呼ばれるものはファーストテーパー気味で硬さ的にはMH、長さは一昔前なら66、最近では7フィートをやや超えてくるくらいだろうか・・・。

そしてルアーキャパとなると1/4~1ozくらいを想定したものが多かった印象です。

これはこれで何ら間違っていないと思いますが今回のコンセプトはあくまで

『琵琶湖オカッパリを1本でやりきれるロッド』

との事なので、そこにハク男くんの過去の釣果や釣行を参考に出した数字が

3/8~4oz

というなかなか法外なキャパシティなものだった。

ここ最近のロッドの傾向としてMAX2ozくらいまでのロッドはある程度バーサタイル性が兼ね備えられているものの、それを超えてくるモデルはほぼほぼビッグベイトロッドの位置づけとなり頑張ってもやはり『巻き物ロッド』だ。

アラバマ大好き人間のハク男くんからすればそれでも良かったのかもしれないが、ではサカマタのリーリングジャークや高比重ワームのノーシンカー、フリリグ、直リグ、ヘビキャロは・・・?

当然、スローなワームの釣りも含めてのバーサタイル性が必要となり具体的に言うと

ドライブシャッド4インチのブレーディング
から
ジョイクロマグナム

までフルキャストが出来、反応が鈍いと感じればスナップ1個でパッとスローな釣りへ切り替えれるロッド・・・。



そして驚くべきことにこの最初の打ち合わせの段階で我々は38,900円という希望売価をぶっ込んだ。

「サン89ですか!良いですね~💦」

と、笑顔のふっじー&山ちゃんでしたが明らかに目は笑っていなかった・・・。


もちろんコレはブラックスケールシリーズで人気を博しているDistance Editionと同程度・・・という点もありましたが、実は個人的にもう一点譲れない拘りがありました。


前回のバス釣りブーム?の折り、一世を風靡したメガバス デストロイヤーのオリジナルシリーズはオークションでどれだけ高騰しようが頑なに3万円代の定価をキープしていました。

もちろん更に高額なインスパイアシリーズにもおじさんはガッツリハマっていましたが、デストロイヤーシリーズを使う度

『コレが3万円代で出せるのか・・・』

という思いに駆られ、色んな意味での良いロッドの境界線は3万円以上か以下か、手を出せる高級ラインは3万円代まで・・・になってしまったのです(笑)


そしてこの事が後々の物価高騰の煽りを受けメーカーサイドを悩ませる要因にも・・・。


更にハク男くんは異常と言えるほどのバランス狂。

『手元重心』

に気持ち悪いくらいの拘りがありほんの少しでも先重り感があったらNGなのだ。


以前、某メーカーの現行モデルである自重96gのベイトロッドを持たせてみたところ先重り感が嫌だという。

たまたま隣にいたモミコミTVのリョータくんに持ってもらったところ

『こんなんただ軽いだけで先重り感じる余地ないですやん!』

との事だったが私も同意見だった。


ほどなく試作として2本のロッドが届き、このままゴリッゴリのおっさんだけが使ってても説得力が弱いとの事でここからは

『アングラー側のバーサタイル性』

を踏まえ


愛姐さん



にもテストに加わっていただき、姐さんが普段使ってるイカついロッドとの比較も含めどデカい羽根モンからドライブシャッド4インチまで様々なルアーを投げ倒した。



普段、ふわっとした実釣ライブでしたが



カメラが回ってない時間帯はほぼ



自らの釣りを犠牲にして



各々が得意とするルアーをキャストし遠投性能や反発力、ボトム感知能力を試す日々・・・



ノーギャラで・・・。



私は主に高比重ノーシンカーやラバージグ、直リグ等スローな釣りを中心にキャストしてましたが2本用意された硬さを変えた試作ロッドの使用感は予想通り?全くの別モノだった。


硬い方が高比重ノーシンカーやラバージグには相性良いもののどっこいティップ付近の張りが強すぎてサカマタのリーリングジャーク時のひったくるようなバイトに対しての溜めが無いのではじきやすい。


かと言って柔らかい方だとアクションにメリハリがつかない上に操作性がボケてボトム感知能力に劣る気がする・・・。



さぁ


毎度毎度前置きが長いこのブログ。


ここからがようやく本題です。


以上のような点を踏まえ主にガイド素材、ポジションを見直し完成したのが





こちら。



スペックだけ見てしまうとゴツいロッドを連想されがちですが


『琵琶湖で丸一日キャスト出来る=アングラーの負担を減らす』


のも目的の一つとし投げても掛けてもしっかり曲がるロッドになっています。


600g(約21.4oz)のペットボトルを何の反動も付けずゆっくり持ち上げると





結構、胴に入ります。



一昔前なら可変テーパーなんて言われたのかもしれませんがグリップエンドを肘に当てる感じでパンっと振ると先調子にも感じる7:3のミディアムファーストテーパー。


ひったくるようなバイトも追従してくれるよう先調子感を残しつつ直ぐにロッド全体で魚の引きを受け止める


『掛けてからも楽しいロッド』


に仕上がっています。




(よくある質問)



①73Remixとどこが違うのか?


ハッキリ言ってしまえば『73』という数字以外全部違います(笑)

ブランクスに使われてるカーボンからバランス、用途まで。


※画像は73Remix



それだけに通称『ハックロッド』(セドリ棒)を買ったからといって73Remixを手放すかと言われれば私はNOです。


機動性を重視したロッド1本勝負ならハックロッドになりますし複数本持ち込めるなら2ozクラスのビッグベイト専用として73Remixを使います。



②グリップが長過ぎるのではないか?


当初、私もそう思ってました(笑)



ただ実際使ってて余りになんの違和感も無かったことから帰り道の車中で

『あれ?長かったっけ?』

と言うのが本音です(笑)


確かに手首を細かく使って9cm以下のミノーのトゥイッチを繰り返すような釣りには不向きかもしれませんがグリップエンド部分が長いということはバランサーを減らし全体重量や先重り感を軽減するだけでなくアングラーの負担をも軽減する意味で様々なメリットがあります。


まず見ていただきたいのは私がフローターで最もヘビーユースしている


メガバス F6ー510X4


というロッド。


私はタバコとコーヒーさえあれば10時間でもフローター上で釣り続ける困ったさんです。


また釣り方も主に1/2~1ozのラバージグをスイミングさせる為、ロッドを握り続けるトータル時間はオカッパリの比ではありません。




73Remixと比べても遜色ないほど5フィート10インチのショートロッドとしてはかなりグリップ長め(笑)


当初は腕まくりした長袖シャツの袖にグリップエンドが引っかかり『イラッ』とした事もあったが丸一日握り、時にダブルハンドでカバーの奥に入れたり魚を掛けた時は肘に当て極力手首へのダメージを軽減したりと実際は何かとメリットの方が際立った。


以上の点からもグリップ長い?問題はハク男くんが妙にそこに触れるから聞いてる方が気になっただけで73Remixユーザーであっても73Remixより長いとはまず気付かない程度のお話なのです。



さて、そんな紆余曲折?のあった


ブラックスケール "バスハック"


展示受注会に足を運んでいただき是非、手に取ってハク男くん拘りのバランスや



姐さんやふっじーの振り回されっぷりをご堪能いただけたらと思います。



ちなみに私は1年に2度訪れるスペシャルイベント


『タイヤ交換』


があるので行けたら行こうと思います(笑)




最後に




最近ハク男くんがよく使う


『ONE or ZERO』


というフレーズ。



元々はハク男くんがある動画で


『使いたいルアーで釣る』


というある種の拘りから使い始めた訳ですがこのビッグベイターのようなフレーズが私は妙に気に入ってしまい


『もっと使いなさいよ!』


と激推ししたものの当のハク男くんはしっくり来てなかったのか約1年近く推す私にシカトを決め込んで下手すればオクラ入りしてたフレーズだ。


確かに言葉の通り『1か0か』だけではそこまで響くもんでもないのかもしれない。


しかし


『1匹との出会いをより大切に』


という意味合いを込めれば



釣れなくなった琵琶湖


それを分かっていながらも足繁く通うアングラー


『ONE or ZERO』


いつか訪れるであろうあなたにとって最高の1本との出会いに思いを馳せて



田口トモロヲ




自らの誕生日にこんな長文を書き殴っても



やっぱり



ノーギャラだ・・・。