ご無沙汰しております
・・・( ´•ω•` )
コロナ禍でもある事から釣行回数は激減したものの何とか生きております。
さて今回は過去に同じような事を何度かやってますが
『間違いだらけのフローター用ベイトロッド選び』
簡単に言えばほぼ中古品オンリーのお財布に優しいタックルインプレッションだと思ってください。
タックルベリーなんかで見付けた格安の中古ロッドがどんな物なのか検索したところで古すぎたり人気の無かったモデルだったりすると調べるのも一苦労
・・・( ´•ω•` )
全く同型でなくてもシリーズが同じなら何となくニュアンスはお伝え出来るのかな?
って思ってます。
私のフロータースタイルが基本ベイトタックルオンリーで色んなフィールドには行きますがどこも駐車する場所からエントリー出来る位置が遠いため
このように
ロッドケース(6フィート)&フローターリュック
を担いでエントリーポイントまでおもむくスタイルです。
またロッドに関しては色々検証してみましたが自分に適してると感じたのは
『5.5~6フィート』
であったことから今回登場するロッドの大半は6フィート未満の今で言うショートロッドです。
釣りのスタイルはワームやラバージグ等、底もの中心で巻き系はトレブルフックが怖いのでフローターではあんまやりません(笑)
小難しい事は書けませんので簡単に
・感度
・軽さ(バランス)
・使用感(トルク等)
・現状におけるコストパフォーマンス
を★5段階で評価しコメントを足していく形とします|・ω・`)コッショリ
ものすご〜く簡潔になっちゃうモデルも出てくると思いますが何せ
『中古品は一期一会』
を自らへの言い訳とし増えに増えた
『フローター用ベイトロッド』
が
約40本あるのでテンポよくいかないと書く方も読む方もゲンナリしちゃうのです
・・・( ´•ω•` )
1つ誤解が無いようにお伝えしておきたい点としては
『決して中古品を推奨するつもりはありません』
中古品である以上、当然
こういった事になっても保証も何もありませんし、その日の釣行を台無しにしちゃう可能性もございます。
ただ現状としてフローターに適したいわゆるショートロッドがメーカーから発売されていない、もしくはラインナップとして乏しいという点やフローター等に予算がかかった分、節約を余儀なくされた私のようなアングラーへの救済措置として
『中古ロッド』
という選択肢もあるよ|・ω・`)コッショリ
というお話しでございます。
『あわよくばどこかのメーカーが・・・』
なんて思わなくもないですがバスロッドにおける昨今のロングロッド化を見る限りショートロッドの需要は少なくメーカー側に作るメリットは無いんですよね
・・・( ´•ω•` )
いつも通り前置きが長くなりましたが添付出来る写真枚数の都合上、メーカーごとに紹介していきます。
それではまず
『メガバス編』
①
デストロイヤー
F2ー60X (クリフハンガー)
感度 ★★★★★
軽さ ★★★★★
使用感 ★★★★
コスパ ★
ベイトフィネス専用ロッド
軽量、マイクロガイド搭載でテーパーはミディアムファースト。
この世代のクリフハンガーはキンキンの高弾性というよりは素直なカーブを描いてくれる粘り系なブランクスなためキャストもしやすく使い勝手も良い。
一見、買いな印象ですがたま数少なく相場としてはまだまだ高め。
折れた・・・なんて話もチラホラ聞くので扱いにはそれなりに気をつかいます。
ただ明確にベイトフィネスを謳ったモデルでアンダー6フィートというと選択肢はこのモデルとアブのファンタジスタくらいしか浮かばないのが泣きどころでもある。
今のところべロディ、ジグヘッドワッキーといえばこのモデルの独壇場。
②
デストロイヤー
F3ー55X (KASUMI GO GO)
感度 ★★★★
軽さ ★★★★
使用感 ★★★★★
コスパ ★★
ミディアムファーストテーパーのミディアムライトロッド。
このモデルが発売された当初、たしかメガバスのビデオ内で伊東社長が琵琶湖バスボート釣行をし彦根プリンス裏辺りでライトテキサスかなんかでバスを釣ってた記憶がある・・・。
ただ現在ほどロングロッド化でもなかった当時ですら長さ的に
『どー考えてもフローター用やろ・・・』
と思った方も少なくはないはず
・・・( ´•ω•` )
短いゆえに当然軽量で感度もそれなりに良いが個人的にこの5.5~6フィートの僅か5インチの長さの中に
『聖域』
があるように感じる
・・・( ´•ω•` )
この長さともなればテーパーはおのずとレギュラー寄りにしないと掛けた後にバラしやすくなるし、かと言って胴調子にし過ぎると底ものの操作性が失われてしまいます。
その点からこのモデルのバランスやらセッティングは絶妙ですがゲイブの小さいスモラバなんかをフルキャストし、着水直後に食ってきたりするとコレでもバラしちゃう事はありました💦
フローターで思いっきり近づきオーバーハングの下に滑り込ませるような接近戦でこそ力を発揮するロッドです。
ショートロッドだけにシリーズ内でのカタログ落ち?も早かった印象なため中古市場でのたま数も少なめで状態がよくないわりにはやや高めの価格設定なイメージです。
③
デストロイヤー
F3ー61X (HT800初期型グリーンブランクスモデル)
感度 ★★★★
軽さ ★★★★
使用感 ★★★
コスパ ★★★★★
6フィート1インチのミディアムライトロッド。
実はこのロッドは4本目(笑)
カタログ上はたしかエクストラファーストですがあえてそこまでの先調子でない初期型グリーンブランクスのモデルを選んでいます。
個人的にこのロッドとの相性が良くオカッパリではヘビダン専用として使っていましたが自宅火災にて焼失
・・・( ´•ω•` )
その後HT1000のモデルを買い直しましたが張りがやや強くなってる印象で先調子感も際立っていた事から
『汎用性の高い先調子』
に感じたグリーンブランクスモデルを探し改めて買いました。
と言っても今使ってるのはわりと最近の話なので購入価格は4,000円
・・・( ´•ω•` )
たま数もそこそこあり中古品相場としてはお財布に優しいものの逆に数が多いゆえ状態の悪い物も多く細部の確認は必須です。
初期型はこのF3ー61というシリーズからすると比較的ゴツいガイドが付いてますがフローター用と割り切れば特に不便を感じた事はありません。
6フィート以内に収まって無いということでロッドケースに入れて運ぶ必要の無い大江川や
より繊細なバイトを取りたい時に
『ベイトフィネス過ぎないベイトフィネス用』
たまにミノーのジャーキング用としても使っております。
④
デストロイヤー
F4ー60X (FLATBACKER)
感度 ★★★
軽さ ★★★★
使用感 ★★★★
コスパ ★★★
限りなくテーパーはレギュラー寄り、ミディアムの巻き物用6フィートロッド。
10g程度の巻き物をフロロ12ポンドで使ってみたいと購入。
巻き物ロッドにはさほど感度は必要ないと思ってましたが地に足がついてないフローターだとバイトの瞬間のアタリは分かっても掛けた後に
『フワッ』というか『モヤッ』
としてロッドは曲がってるもののそれが魚なのか木化けしてるのかイマイチ分かりづらかったことで感度が良さそうなカーボンロッドをチョイスした訳です。
トレブルフックのルアーには効果てきめんでしたが魚のサイズが良かったり比較的ワイドゲイプな14g以上のスピナーベイトやチャターだとフックがしっかり返しまでフッキングしておらず引っぱってきただけ(笑)というケースもありました。
思いっきり合わせてるつもりでも上半身、下手すれば腕だけで合わせるフローターではロッド云々よりもワイドゲイプシングルフックというのは鬼門なのかもしれません。
巻き物ロッドですがカーボンだけに汎用性も高くレギュラーテーパーですが張りもある為、高比重ワームのノーシンカーや重めのジグヘッドワッキーといった中層の釣りとの相性も良いです。
中古市場としては比較的安価で多く出回っているものの初期ロットには無かったスペックでやや新しいモデル?という先入観からか状態の良い物に関しては若干高めの価格設定を付けてるお店もあるようです。
⑤
デストロイヤー
F5ー510X (ジグスペシャルファンクション)
感度 ★★★★
軽さ ★★★
使用感 ★★★
コスパ ★★★★
張りが強いブランクスであるため分かりにくいがテーパーはレギュラーファースト?と言うんでしょうか?
やや胴に入る印象のミディアムヘビーロッドです。
フローターを始められる方から
『持っていくベイトロッドの中で硬めでオススメは?』
と聞かれれば中古相場的にもこれを推す事が多いです。
もちろんフィールドにもよりますが水深のあるリザーバーや琵琶湖等なら選んでおいてまず間違いは無いかと思います。
用途としては名前の通り1/2oz位までのラバージグ、テキサスリグが主体でスピナーベイトにも・・・というカタログ表記はありましたが張りが強くバラす事もあったのでスピナーベイトならこの後ご紹介するゴーテンエヴォの方が・・・。
これも発売された年式によってブランクスが違うため価格帯にバラつきはあるものの初期モデル~HT1000くらいのモデルならばかなり安価で購入出来ますし感度も全く申し分ないです。
実はコレも焼失したりプレゼントしたり何やかんやで現在愛用してるので4本目だったりします(笑)
⑥
デストロイヤー
F5ー510Xti (ゴーテンエヴォリューション)
感度 ★★★
軽さ ★★★
使用感 ★★★
コスパ ★★
レギュラーファーストテーパーのミディアムヘビーロッドです。
用途としては通常の510とほぼ同じとの事ですが良く言えばマイルドで粘る、悪くいえばややボケた印象を持ちました。
そのため現在はラバージグ等、底もの用というよりは重めのスピナーベイトやチャターの方がバレにくく相性が良いような気がしています。
ただ、もちろんラバージグでも全然使えるので持ち込めるロッド本数に限りがあるフローターにおいてこの汎用性の高さは魅力ではあります。
中古の価格帯についてはそれほど新しいモデルでも無い割りにまだまだ高めな印象があります。
⑦
デストロイヤー
F6ー510X4 (Squall)
感度 ★★★
軽さ ★★★
使用感 ★★★★★
コスパ ★
ファーストテーパーのヘビーロッド。
購入当初はフローター用にはグリップが長過ぎる等、マイナス面が気になったが使ってるうちに欠かせない存在となり現在はMAX1ozまでのラバージグ&2oz程度のビッグベイト用として大変出番の多いロッドとなっています。
注意したいのはF6という表記を見てしまえば当然先にご紹介したF5ー510よりも硬い印象を持ちますが実際はパッと振ってみただけでF5よりも全然曲がります(笑)
特にティップ付近の良い意味でのダルさ、曲がりは誰が見てもハッキリ分かります(笑)
ガイドがオールダブルフットガイドを採用してある点からもこのモデルはどちらかと言えばいわゆる
『怪魚ロッド』
に近い味付けでロッドの張りというよりは粘る印象が強いです。
特筆したいのは粘り系怪魚ロッドというと中弾性~低弾性カーボンを使用し感度度外視なイメージがありますがこのロッドに関していえばしっかりと510の流れを受け継ぎ
底ものから私が大好きなラバージグの中層スイミング用ロッドとしてもしっかり機能している点。
ティップ付近のダルさとも相まって色んな種類のアタリも取りやすい印象ですが根本的に張りのあるロッドを好まれる方にはまずオススメしません。
F6という表記はあくまで
『そのくらい重いものを投げても大丈夫』
と解釈しておいた方が無難です。
このロッドを多用する要因となった点の1つとして
『硬い張りのあるロッド=パワーがある』
という理屈は分かるものの硬いロッドほど魚を掛けてからの腕への負担がハンパないのです
・・・( ´•ω•` )
F5ー510なんかで数釣りしちゃった日なんてのはオジサンの手首はもれなくお亡くなりになります
・・・( ´•ω•` )
そのため適度なダルさを持ちグリップ長めなこのロッドが自分のラバージグ中層スイミングには今のところ1番適してると感じています。
ただし中古市場においては圧倒的にたま数が少ない事から価格帯は高めな印象です。
『ダイワ編』
⑧
ハートランドZ
5101HRB (ヘビーフットボールジグスペシャル)
感度 ★★★★
軽さ ★★★
使用感 ★★
コスパ ★★
5フィート10インチ、レギュラーテーパーのヘビーロッド。
その名の通りヘビーフットボールジグが大好物な私は迷うこと無く飛びついた訳ですが第一印象は
『硬い棒』
・・・( ´•ω•` )
テーパーも振っただけでは分からないくらい張りが強くおのずと感度については期待がもてた。
案の定感度は良好で深い位置での小さなバイトも取れたがその日は40cmクラスの数釣りDAY
・・・( ´•ω•` )
オジサンの体はバスを7本釣ったくらいで悲鳴をあげ
『本日の手首が終了しました・・・』
状態に
・・・( ´•ω•` )
キンキンの感度を求め張りのあるロッドを好まれる方には良いかと思いますがF6ー510を好む私には相反するロッドでした。
また張りが強いだけにやや小型のバスはバラしやすく、この頃のダイワのグリップにはシマノのリールはしっかり装着出来ないという難点も・・・。
実は以前はダイワのロッドもバトラーシリーズを筆頭に何本か愛用してましたが全て
『グリップ部分』
に何らかのトラブルが起こり手放した経緯がございます。
もちろんユーザーの使い方や使用頻度もあるかと思いますが同じ時代のフジのグリップを使用した別メーカーのロッドと比べるとグリップ部分はやや耐久性に劣るのかな?という印象でした。
このモデルに関してはハートランドZという人気シリーズなわりに発売時、既にロングロッド化が始まっていた事で新品もあまり売れてない印象でした。
そのため中古市場においてもたま数は少なく年式のわりに価格設定は高めです。
『シマノ編』
⑨
スコーピオンXT 1581R
感度 ★★★★
軽さ ★★★★
使用感 ★★★
コスパ ★★★★
5フィート8インチ、レギュラーテーパーのライトロッド。
テーパー的におそらく小型プラグに適したモデルかと思いますが私の用途はワームも含めたベイトフィネス。
やや張りはあるもののレギュラーテーパーである事で軽量な物もストレスなくキャスト出来てます。
実はこのシリーズ、どうも見た目が好きになれなかった(笑)
シマノで日本製ともなれば性能も申し分無いことは分かっていたもののブランクスからグリップまで同色で無理に未来感を出してる感じが苦手だった。
たまたま3,000円程度で売ってたので何となく買ってみたがやっぱり良かったというのが素直な印象。
このモデルに限らず6フィートクラスのML~Mの
『一昔前の何でもロッド』
は耐久性も含め本当にフローターと相性が良い
・・・( ´•ω•` )
さて、こんな感じであと30本ほどあります
・・・( ´•ω•` )
正直、需要の無いことしてるなってのは自分でも分かっているのです(笑)
個人的な感想文で申し分ございませんが、あくまでバスフィッシングの楽しみ方のひとつでもあるタックル選びのご参考になれば幸いです。
今後ご紹介していくロッドのメーカーは
・エバーグリーン
・ノリーズ
・Gルーミス
・フェンウィック
・ツララ
・ベルズ
・セントクロイ
・ウエダ
・フェニックス
・がまかつ
・ダイコー
・バレーヒル
(順不同)
を予定してますがはたしていつの事になるかは
『きまぐれオレンジロード』
なのでその点もヨロシクお願いします
|・ω・`)コッショリ❤