新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

久しぶりにYM氏と会食した

2020-08-14 10:36:40 | コラム
新型コロナウイルスの襲来以来初めての大冒険だった:

YM氏の提案が「昼間の酷暑を避けて夕食会にしよう」だったので、一大決心の下に永年の禁を破って19時から表参道の和食屋で落ち合うことにした。その為には先ず4月に新装なったJR山手線の新大久保駅を利用することから始めねばならなかった。そうなるとは聞いていたが、確かにプラットフォームに上がるエレベーターが新設されていた。だが、実際には先ず4階まで上がって長い通路を歩いてからもう一度下に降りるエレベーターを利用せねばならなかった。ではあっても、未だにニーブレースをしている膝を抱えていては有り難い設備改善だった。

次に向かったのは駅舎の新装なった原宿駅。以前の駅舎はそのまま保存されていたようだった。だが、そこから先にメトロの千代田線に移動する為には長い長い階段を降りねばならず、これは膝にとっては拷問に等しかった。何年振りかで利用した千代田線はお盆の最中でもあったからか空いていたので、ウイルスの心配もなく表参道まで行けた。だが、ここから先から先が苦難の一時だった。メトロには都営とは違って地上に出る為のエスカレーターもエレベーターも設置されていないので、膝を庇って長い階段を休み休み登り切った。不運だった。

YM氏とは2時間ほど語り合ったが、その内容は別途少し述べてあるので、ここでは割愛する。会食の場所は1800年代に開業した鳥料理屋だったが、中に入れば結構な客の入りで若者どもが騒いでいるのが目立った。矢張り20から30歳台の者どもはウイルスに感染すするリスクを恐れずに「夜」を楽しんでいるのかなと解釈した。だが、一寸薄気味悪い気がいないでもなかった。幸いにしてYM氏が2階の個室を予約していたので、多少は安心して語り合えた次第。若者どもか群がるのは何も新宿だけではないと言う発見にも、多少新鮮味があった。表参道の方が格好が良いのかな。

帰路はまたあの階段の昇降を繰り返して地下鉄を利用する勇気など持ち合わせがなかったので、敢えて安全だろうと思うタクシーを利用した。幸いにも運転手さんは乗客がいない時には窓を開けて換気をしているし、次亜塩素酸のスプレーで車内の消毒に努めていると語っていた。因みに、今でもそう言うかどうか知らないが、四大交通の1社だった。帰路は新大久保駅前の道を通るのだが、そこで意外な大発見をした。それは新設の駅ビルにはStarbucksが出店していたのだった。知らなかった。これで我が百人町界隈も「都会」の仲間入りが果たせた。「目出度し、目出度し」か。

矢張り偶には「日頃の行動範囲を逸脱した行動」をして見るものだ。新発見もあれば、若者どもが夜の街を賑わしていると知る機会も得た。だが、そんなことで「経済を回す」事にはなるまいと思う。続々と発表される今年4~6月期の決算の発表や通年も見通しには、一向に明るい兆しは見えない。西村康稔氏は「経済再生担当大臣」ではなかったのだろうか。昨夜もYM氏と語りあった中には「安倍首相にお疲れの様子が見えるのは」という件もあった。政府は経済を導く方向を見誤らないようにして貰いたいと思っている。小池都知事のような小手先の政治で済む事態ではないのだ。

正直に言えば、小心者の私は本日から先2週間ほどは「もしかして感染してしまったのでは」という、如何に私らしい心配とストレスと共に過ごしていかねばならないのだ。言うなれば”with anxiety“なのかも知れない。


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