こうして人は、たかが傘一本如きで、人生を棒に振る
雨の日のちょいと拝借。
傘一本ごとき無くなっても何とかなるだろうと、悪気なき盗み。
自分は何も悪いことをした覚えなどない、ちょっと間違えただけ、またいつか返せばいいなどとほざく。
こうして人は、たかが傘一本如きで、人生を棒に振る。
罪障というものは、大罪であるか微罪であるか、捕まるか捕まらないかに因らない。
その性根(心)がモンダイなのだ。
どうして人の傘を盗ってまで濡れたくないのか。
考えが甘い。
こうして人は、世の中を侮り、人を侮り、天を侮る。
この心の綻(ほころ)びが、人生を狂わせていく。
微悪の積み重ねが最もたちが悪い。
本人の自覚がないからだ。
この世で咎められなかったとしても、あの世で必ず償わされる。
白か黒かしかない。
灰色はない。
それが実相。
このことを無視していることが人類の最大の汚点。
性根の修正を迫られていることにまだ気付かぬか。
これ以上、憐れな人類の末路を見たくはない。
そのことを肝に銘じ、性根を入れ替え、完善に生きます。
有難う御座います。