真をもって偽りを、美をもって醜を抑止する
「長所」とは何か。
その人間の真に良いところ。
美点。
そして善。
即ち真善美。
では「短所」とは何か。
その人間の劣っているところ。
欠点。
また特に、人の性質などのよくない面。
即ち、偽悪醜。
人間は、この二面性を持つ。
どちらか一方の人間などいない。
そのようなことは宇宙の真理実相において、絶対に不可能である。
誰もが真善美の長所を持ち、偽悪醜の短所を持っている。
なぜこうなっているのか。
人生の目的は、分かる(解る)こと。
悟ること。
自らを自治できるようになるためには、対比するものが存在しないと認識が出来ないということだ。
これを理解するために、奇跡的に人生をやり直し、繰り返し続けさせてもらえている。
しかし、その切符の発行もまもなく終わる。
人間が悟るためにはどうすれば良いのか。
それは、長所を伸ばし、短所を克服すること。
即ち、善を活用して悪を制御する自制心を持つということだ。
もっと言うならば、真をもって偽りを、美をもって醜を抑止することが求められている。
もし嘘をついてしまったり、醜態をさらしてしまったり、微悪を犯してしまったならば、その心掛けを悔い改めればいい。
良心が咎めるようなことが起こったのであれば、それを悟って改心すればいい。
そのことを忘れずに出来るようになれば、人間、必ず仕上がれる。
これが人生の意義。
そのことを肝に銘じ、今日一日を生きます。
有難う御座います。