映画 『CUBE』 | 5.5CM

    こんにちは5CMです。

     

    今日の福岡は快晴。肌寒くはありますが気持ちが良いです。

     

    10月22日より、映画『CUBE 一度入ったら、最後』が公開されました。
     
    ビンチェンゾ・ナタリ監督が1997年に発表したカナダ映画「CUBE」を
     
    清水康彦監督が菅田将暉、杏、岡田将生、田代輝、斎藤工、吉田鋼太郎、、とう豪華キャストで日本版としてリメイク。
     
    ビンチェンゾ・ナタリ監督も「オリジナルとは違った、日本文化を踏襲した特別な映画に仕上がっている」と太鼓判を押していたそうです。
     
                                                                                                                         出典 映画.com
     
     
    監督が太鼓判を押すからには、素敵な作品に出来上がったことでしょう。
     
     

     

     

     

    謎の立方体に閉じ込められた男女6人の脱出劇をスリリングに描き、低予算ながら世界的ヒットを記録したカナダ製シチュエーションスリラー。ある日突然、無機質な立方体の部屋で目を覚ました6人の男女。部屋には6つのハッチがあり、それぞれ別の立方体に繋がっている。自分たちが閉じ込められている理由も脱出方法もわからないまま、出口を求めて移動を続ける彼らだったが、中には殺人トラップの仕掛けられた部屋もあるようだ。やがて彼らは、安全な部屋を見つける法則を発見するが……。ビンチェンゾ・ナタリ監督の長編デビュー作。

     

    1997年製作/91分/カナダ

                                                                                                                                          出典 映画.com

     

     

    元の作品は、C$3650,000(当時の3200万くらい!?)という低予算ながらに世界的にヒット、
     
     
    カルト的な人気を博した映画です。

     

     

    せっかくなので、久々に観てみました。

     

     

    オープニングの白地に、だんだんとCUBEの文字が浮かび上がってきます。

     

     

    物語の不気味さが伝わってきます。

     

     

    最初のスキンヘッドの男(オルダーソン)がいきなり最初のトラップで死んでしまいます。

     

     

    もうこの時点で、ああ!これ!やばいところ!感満載!。

     

     

    このトラップはワイヤーナイフトラップと言われデスストラップの中でも人気のトラップです。

     

     

    のちの映画にもこの手法は数々使われています。

     

     

    ワイヤーナイフで人体をサイコロステーキ状にカット。

     

     

    日本版では柄本時生さんが、この装置の餌食になるそうです。。。

     

     

    これはちょっと見てみたい気もします。

     

     

    刺激の強いのが苦手な方は、ここで一気に引いてしまうでしょう。

     

     

     

    登場人物は

     

     

    クエンティン   


    妻子持ちの肉体派、警察官、

    だんだん嫌なやつになる人!

     

    ハロウェイ  

      

    精神科医の女性、

    精神科医だけあって寛容な心 の持ち主

     


    レヴン      


    数学が得意な女子学生、    

    眼鏡っ子で足が綺麗!

     


    レン       


    初老の男性、”アッティカの鳥”の

    異名を持つ脱獄王。

    もうちょっと頑張って欲しかった。


     

    ワース      


    無気力な男性、


     

    カザン      


    サヴァン症候群を持つ青年、

    蒼い部屋が好き。

     


    オルダーソン   


    オープニングに登場する

    スキンヘッドの男性。

     

     

    『CUBU』には登場人物は7人しか出てきません。

     

     

    エキストラも一切無し、最初から最後まで7人です。

     

     

    この辺りが低予算ながら、巧妙に考えられて作られているのがわかります。

     

     

    接点も共通点も無い7人が何の目的で集められ、何故ゲームに参加させられているのか分からないままに物語は進んでいきます。

     

     

    途中で登場人物の一人が、この建物の制作に携わっていたかが分かりますが、分かったところでって感じです。

     

     

    脱出の過程で、因数や素数、再配列、など数学的なワードも出てきます。

     

     

    数学に知識のある方は、その辺りも楽しく観られるのではないでしょうか。

     

     

    数学的知見での考察も聞いてみたい!

     

     

    ネタバレになるのでこれ以上は書きませんが、あっという間の1時間半。

     

     

    続編も出ていますが、そちらに監督は関与していないようです。

     

     

    評価もイマイチだったようで、、、観る日が来るかは疑問です。

     

     

    登場人物の名前は実在する世界の刑務所のようです。

     

     

    その辺りにも登場人物の出生や人物像が隠されているのかもしれませんね。

     

     

    久々に観たものの、予想していたよりはグロく感じられませんでしたが

     

     

    やはり、この低予算で作られたという点はすごいです。

     

     

    こういう密室系のサバイバルゲームは面白い!。

     

     

    日本リメイク版は、そのような感じで仕上がっているのでしょうか!?

     

     

    本作を見ていたら、誰がどうなるか分かっているので可哀想で見ていられないかもしれません。

     

     

    そもそもラストが同じなのかは分かりませんが。

     

     

    あくせく奮闘して、一体誰が明るい日の光に身を委ねることができるのでしょうか、、、、

     

     

    面白かったです。

     

     

     

    5CM