ウリパパの日記

自由気ままに・・・

晩秋の安達太良山へ 2021.10.14

2021-10-16 17:18:22 | 山登り

磐梯山に続いて安達太良山を訪れました。紅葉がピークを迎えた10日前の10月4日にも登っているので、紅葉前線の南下が実感できることを期待しました。八方台から磐梯山ゴールドラインを桧原湖方面へ下り、国道459号経由で国道115号を福島方面へ向かい、土湯トンネルの先で再び国道459号に分岐して岳温泉へ。50分足らずであだたら高原スキー場の駐車場に到着しました。紅葉シーズンの昼過ぎということもあり駐車場には数百台の車が訪れているのには驚きました。箕輪山から安達太良山のかけての稜線には積雲が立ち込め、快晴の磐梯山と違い青空は全く見えません。雨を降らせるような雲ではないので、予定通り紅葉を見ながら安達太良山頂を目指すことにしました。

 

奥岳登山口から見上げる薬師岳。天気が良ければ歩いて山頂へ登り、くろがね小屋経由で下山する4時間コースを考えていました。しかし曇り空では明るいうちに下山できそうにないため、往復ロープウエイを利用して薬師岳から山頂を往復する超ラクラク登山に変更しました。

 

ロープウエイで10分上ると紅葉の薬師岳に到着。10日前よりも色づきが進み、薬師岳周辺の紅葉は既にピークを過ぎつつあるようです。正面の山頂方面は霧の中。高気圧が東に移動するにつれて積雲も徐々に弱まると予想し、紅葉見学は帰りに期待。まずは山頂を目指します。

木道階段を抜けてからは、足元に水たまりやぬかるみがあって非常に登りづらく、しかも何度も団体さんとすれ違います。紅葉シーズンということでとにかく人が多かったです。静かな磐梯山とは対照的でした。

 

標高1500mを超えると視界が開けます。ここから先の紅葉は既に終わっています。10日前は赤く色づきピークを迎えていました。

 

大勢の登山客が押し掛けたため、足元には泥濘が続きます。

 

足元に気を付けながら登ります。ちょっと休憩して振り返ります。紅葉のピークは過ぎて山肌もくすんだ色に変わってきました。

 

ところどころ赤く色付いた木が残っています。

 

ようやく霧が晴れてきました。

 

薬師岳から登ってきた登山道を見下ろします。

 

目指す山頂までもう少し。上空にドローンが飛んでいました。

 

山頂直下で何かの撮影が行われている様子です。ドローンもその一環かもしれません。女性の方がレポーターのようです。後を追うようにガイドの方とレポーターが二人で山頂に登ってきて、山頂からの感動を伝えていました。

 

山頂直下から和尚山方面の眺望。紅葉が中腹まで下っている様子がわかります。

 

標高1700mの安達太良山に到着。

 

こちらは北側の眺望

 

再び南側の眺望

 

西側の眺望。磐梯山周辺は晴れていますが、手前の雲が視界を遮ります。猪苗代湖がちらっと見えています。

 

こちらは北東の眺め。鉄山方面です。

 

くろがね小屋方面の紅葉も終わっているようです。

撮影メンバーが山頂でインタビューを行っている間、少し離れた場所で休憩としました。暫く待てば雲が流れて磐梯山が姿を現すのではないかと期待しましたが、雲はしぶとく残り断念。撮影メンバーの後を追うように下山することにしました。

 

薬師岳方面へ再び下ります。途中で何組かの団体さんを追い越します。皆さん "急行が来たので少し待機しましょう" と言って道を譲ってくれました。有難いですね。磐梯山はソロ、あるいは夫婦がほとんどでした。一方、安達太良山は圧倒的に団体さんが多かった印象です。

 

途中北側の雲が切れて、福島市から北側の平野部の街並みを見下ろします。幾重にも重なる山並みの先にはもしかしたら太平洋が見えているのかもしれません。昨年6月に安達太良山に訪れたときには金華山や牡鹿半島の山々が見えました。さすがに、そこまでは遠望できません。

 

再び薬師岳に戻ってきました。雲の切れ間から薄日が差して紅葉が輝き始めました。正面に安達太良山のピークが見えています。

 

鉄山から箕輪山、吾妻小富士方面の紅葉。紅葉前線は1200~1300mまで南下してきたので、雲が無ければ紅葉の絶景が広がっていたことでしょう。残念です。

 

こちらは北側の遠望。蔵王連山がはっきりと見えています。その右には北泉ヶ岳と泉ヶ岳、青麻山が見えています。

 

蔵王連山です。熊野岳、苅田岳、屏風岳、不忘山と南北に連なっています。いずれも山頂には雲がかかっています。

 

蔵王連山の右奥の北泉ヶ岳と泉ヶ岳をズーム。仙台の北西にあるこれらの山まで安達太良山から100km近く離れています。

 

こちらは青麻山のピークです。

 

福島市方面の遠望。福島市と信夫山を眼下に見下ろし、その先には福島県から宮城県方面の平野部が続いています。

 

東側の正面には霊山。

 

足元にはロープウエイ沿いの紅葉。紅葉前線は薬師岳から下りつつあります。

 

再び鉄山から箕輪山、吾妻小富士方面の紅葉。しばらく待ちましたが、残念ながら雲が切れることはありませんでした。

 

ロープウエイ山頂駅。夕方にはイルミネーションが点灯されるのでしょうか。

 

ロープウエイで下山します。

 

ロープウエイから遠望した蔵王連山。

帰りに奥岳温泉に寄ろうかとも思いましたが非常に混雑している様子。お年寄りが多く回転率も悪そうなので今回は断念しました。奥岳登山口からは二本松ICに下り、東北自動車道、磐越道、常磐道と休憩なしで走り続け、2時間30分かからず友部のアパートへ戻ってきました(渋滞無しがうれしいです)。日帰りで2つの百名山登山は若干疲れました。でも今年の6月には全く同じルートをロープウエイを使わずに(休業日だった!)挑戦してへロヘロになったときと比較すると、格段に楽でしたね。スマホの歩数で比較すると前回が40000歩を超えたのに対し今回は25000歩。ロープウエイの往復分だけでなく、前回は磐梯山から櫛ヶ峰分岐まで足を延ばした分が差分となっています。

安達太良山の紅葉は薬師岳から奥岳へ向かって下りつつあります。また来年も紅葉シーズン前半に訪れてみたいですが、単身赴任が終わってしまうと厳しいですね。何せ高尾からだと300km近くあるので日帰りは流石にシンドイ・・・

 


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