ツリフネソウ(釣舟草)
<ツリフネソウ科ツリフネソウ属>
実はツリフネソウは大好きな花だけれど、
何と言っても、触ると弾ける実がとても楽しいのだ。
まだ、咲いたばかりなのだが、秋になって実が膨らんできたら
是非、触れて弾いて遊んでみてください。
その後のくるくる巻いた鞘も是非見て欲しいものです。
高さ50~80センチになる1年草。
花は紅紫色で、花弁が3枚、萼片が3枚ある。
後ろの袋状の部分(萼)の先端はくるりと巻いていて、
この内側に蜜がある。
キツリフネ(黄釣舟)
<ツリフネソウ科ツリフネソウ属>
ツリフネソウもそうだが、キツリフネも湿った所を好み、
帆掛け船を吊り下げたように見える花の形で、黄色い花
なので、キツリフネ(黄釣舟)の名がある。
全体が白つぽく、葉は長楕円形で先がとがらず、ふちには鋭い鋸歯がある。
ツリフネソウと同じ仲間で、花が黄色。葉の質は薄く粉白緑色をしている。
花は3~4センチで花柄にぶら下がる。
花弁のような袋状の萼片の基部が距となるが、
ツリフネソウのように先が巻かない。
白花のツリフネソウ。
上は(果実)もう暫くしたら実になるので、是非観察してくださいね。
触ったとたんに鞘が割れて(園芸種のホウセンカも同じ仕組みです)
丸まり種子がはじけて飛び出します。