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「フクシマン土屋」の「イイトコ探訪 福島県!」( 第53回)フクシマン土屋が作る「簡単!男の郷土料理(6食目)きりたんぽ鍋(秋田)」 簡単レシピ付き!

2022-10-29 14:23:28 | 「フクシマン土屋」の「イイトコ福島県」&more

こんにちは「フクシマン土屋」です!

郷土料理を訪ねる「紙上の旅」も
「福島」を出発し、「宮城」、「岩手」と北上し
前回「青森」へ到達!
今回から日本海側を南下していきます。
「そんな企画あったの?」そんな声が聞こえてきます。
ハイ!ありましたとも。
とはいえ前回の「青森」の記事は2月だったので、
お忘れの方が大半でしょう(苦笑)

説明がてら、これまでの旅を振り返りますと

福島「いかにんじん」
宮城「はらこ飯」
岩手「いかのぽっぽ焼き」
岩手「まめぶ汁」
青森「せんべい汁」

こうしてみると、
「これぞエース級!」ばかり並んでいるようです。
それから、だんだんとフクシマンの好みが見えてきたようにも思えます(笑)

今回は東北5県目の「秋田」入り。
「秋田」と言えば…そうです、お察しのとおり
「きりたんぽ鍋」でございます!
秋田を代表する鍋ですね、これからの季節にも最高!
大好きで、作ると考えるだけでワクワクします(笑)

秋田県自体もいいところ、大好きです。
特に印象に残っているのは…
湖面がコバルトブルーに輝く、神秘的な美しさ田沢湖
男鹿真山伝承館・なまはげ館は必体験!です
にかほキッチンさかなやさんで食べた鰰(ハタハタ)
擦り傷があっという間に見事に治ってびっくり、岩盤浴の景観にもおどろき!玉川温泉
秘湯好きには天国!?滝壺が天然露天風呂の川原毛地獄
太平湖、小又峡の見事すぎる紅葉…
そして大舘で初めて食べた「きりたんぽ鍋」。
もう、めっちゃ美味かった!
一気に自分の好きな鍋ランキング1位になりました。

そんな「きりたんぽ鍋」ですが、
実はシンプルイズベストを地で行く鍋です。
なので作るのも簡単なんです。
それゆえに!
ポイントというか結論なんですが、
「完成された鍋」と自分は思います。
つまり具材と味付けはコレで決まり!ってのがあって、
他の鍋と違い、具を変えようとか味変しようとかありえません!

基本の具材は鶏肉、きりたんぽ、セリ、マイタケ、ゴボウ、長ネギ、しらたき。(すべてが必須です)
スープは比内地鶏のダシが効いた醤油ベース。
コレで決まり!!(2度目です)
と、言っておきながらゴメンなさい。。。
今回「比内地鶏」手に入らなかった~。
代わりに「伊達鶏(だてどり)」を使用。
ちなみに福島県では「会津地鶏・川俣シャモ・伊達鶏」が、三大ブランド鶏と言われています。
※ここでは詳しく説明しませんが、伊達鶏は地鶏ではなく「銘柄鶏」、そのルーツはフランスのブレス鶏。
それでは「きりたんぽ鍋とは言えん!」と仰る方もおられるとは思いますが、進めますね。

今回用意した材料は次のとおり。


【具材】
・きりたんぽ 3本を斜めに二つ切りして6本にする
・伊達鶏 350gはあった、多い方がおいしいからね!
・セリ 一束。4~5cmに切ります
・マイタケ 1パック。手で割きます
・ゴボウ ささがきごぼう一袋(切ってあるやつ)
・長ネギ 2本。斜め切りにします
・しらたき 一袋。食べやすい長さに切ります
【スープ】
・水、酒、醤油、塩、鶏がらスープの素

「郷土料理」は家庭料理なので、各分量は
「あなたの好きなもの多め&味付け」がいちばん!
わが家の味にしてくださいね。

では「いい加減(良い加減)」に、
作っていきましょう。

手順は以下のたった4ステップ!

①鍋に水、鶏がらスープの素、ゴボウ、鶏肉を入れて煮ます。アクがでたら取ります。

②煮えたら、しらたき、マイタケを入れて煮ます。

③煮えたら、醤油、酒、塩を加えて好みの味にします。

④最後にきりたんぽを入れ、長ネギとセリをのせてひと煮立ちしたら、ハイ!出来上がり。

 

それでは、いただきます!

まずはスープをズズズ~っと。
はぁ~。さ・い・こ・う。
鶏の出汁はもちろん、マイタケとゴボウからの出汁も。身体にしみる美味しさ!そして鼻に抜ける香り。
もう我慢できません!次はもちろん、きりたんぽ。
つぶつぶもちもちした食感、ご飯が口の中でハラハラと解けてスープがよくしみ込んだ米の旨みが広がる。
たまらない美味しさです。
それから鶏肉と長ネギを一緒にほお張ります。
煮ても濃厚な肉の旨味があふれ出し、長ネギと合う!
これらをまとめ上げて、きりたんぽ鍋たらしめているのが「セリ」です。シャッキシャキの食感と独特の香り。いい仕事してます。
しらたき!忘れてません影の引き立て役です。

ところで、鍋の残ったスープで〆に…
なんて聞いたりしますが、心配ご無用。

スープ美味しくて残りません!(笑)
ごちそうさまでした


「イイトコ探訪 福島県!」を読んでくれてありがとうございます。

今回は比内地鶏を使わず、福島の銘柄鶏「伊達鶏」を使った「きりたんぽ鍋」でした。
でも、とてもおいしいんだよね!
基本が完成している鍋、だからなんだと思いました。
そこで提案が。
鶏肉だけは「オラが町の地鶏(ブランド鶏)」を使った「ご当地きりたんぽ鍋」はどうでしょう!
きりたんぽ鍋(青森シャモロックVer.)
きりたんぽ鍋(名古屋コーチンVer.)など…
愛着もわいて楽しそうですね。

では、ごきげんよう!



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