「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

「Jerry'sギター」代表&編集長「MASH & ハードパンチ編集部」が贈る毎日更新の「痛快!WEB誌」

本日「8月6日」は毎年同じ題材になる。そう!私「Mash」は『広島の日』について「平和を書く」のです!『広島県知事のスピーチ』に感動したぜ!

2020-08-06 18:52:01 | 編集長「MASH」の新コラム「Mashからの遺言」

早いもので、今年も、もう
8月6日を迎えてしまった。
そう。今日は『広島の日』だ。

平和祈念式典で毎年繰り返される
「世界全体で核廃絶を!」
という広島市長の熱いスピーチに
軽々しく応え続ける
「安倍総理」により
「お決まりの予定調和スピーチ」
が続く。

筆者はこの
「安倍総理によるスピーチ」
がコトのほか嫌いだ。
「シッカリと取り組んでいきたい~」
と彼が言えば言うほど
「嗚呼、ヤル気が無いんだなぁ・・・」
って分かるもの(苦笑)。

とにかく国会でも連発するけれど、この
彼の「シッカリと~」という言葉は
『国民を口だけで欺(あざむ)くギミック・ワード』
だと私は思っている。

だってこう言えば皆に「ヤルと思わせ」
結果は「ヤラナクテモ言い訳すりぇいい」
って、毎回そんな感じでしょ?
総理の『言葉が軽い』ってのは
国としてどうなのかな?
筆者は『情けない』を通り越して
『日本国は恥ずかしい』とさえ感じるねぇ。

そう言えば、前回の記事で私は
「Mind Games...Togther!」
と結んだ。
今日の広島県知事のスピーチは
まさにそんな内容で素晴らしかった様に思う。
ちょっと長いが、
以下に「この感動的なスピーチ」を抜粋してみた。

 

『なぜ、我々広島・長崎の核兵器廃絶に対する思いはこうも長い間裏切られ続けるのでしょうか。それは、核による抑止力を信じ、依存している人々と国々があるからです。しかしながら、絶対破壊の恐怖が敵攻撃を抑止するという核抑止論は、あくまでも人々が共同で信じている「考え」であって、すなわち「虚構」に過ぎません。


幸いなことに、核抑止は人間の作った虚構であるが故に、皆が信じなくなれば意味がなくなります。つまり、人間の手で変えることができるのです。


 支配者であった武士階級が明治維新で廃止されたように、かつて最も敵対した国同士が今は最も親密であるように、どのようなものでもそれが人々の「考え」である限り転換は可能であり、我々は安全保障の在り方も変えることができるはずです。


 いや、我々は、核兵器の破壊力という物理的現実の前にひれ伏し、人類の長期的な存続を保障するため、「考え」を変えなければならないのです。


もちろん、凝り固まった核抑止という信心を変えることは簡単ではありません。新しい安全保障の考え方も構築が必要です。核抑止から人類が脱却するためには、ローマ教皇がこの地で示唆されたように、世界の叡知(えいち)を集め、すべての国々、すべての人々が行動しなければなりません。


 草木も生えないと言われた75年には残念ながら間に合いませんでした。このことについて、我々はすべての原爆犠牲者と被爆者に頭(こうべ)を垂れねばなりません。そして、改めて、被爆者がまだ存命の間、一刻でも早い時期に核兵器を廃絶することを、全ての国連加盟国が一致し、新たな目標として設定することをここに提案します。


 皆さん、今こそ叡知を集めて行動しようではありませんか。後世の人々に、その無責任を非難される前に。』

 

 

この広島県知事「湯崎英彦」氏のスピーチは
『考え方の変化を促した画期的演説』
だと、筆者には思える。

『全世界の、全リーダーの考え方を変えるしか、核廃絶は達成出来ない!』

この様な考え方を「不可能だ!」と言い放つ人がいる。
これはジョンの『イマジン』を
「ドリーマーだね!」って言う人と同じでね・・・
ただ、そんな人に私は言いたい
「実にあきらめ易い敗北者で、無責任な人だな!」
とね。

『考え方を変える』
これこそ私が前回書かせて頂いた
『マインド・ゲームス』に他ならないからさ。
これって、
この「Withコロナ時代」でもハッキリしているよね。

キャバクラに力士が何度も行っちゃダメなの!
Go toトラベルで旅行している場合じゃないの!
「考え方を変え、行動を変えていかないとダメ!」
でしょ? もう数ヶ月前の昔とは全然違うの!

兎にも角にも今日は『広島の日』
式典の模様は以下のYou btubeにてご覧頂けます。
https://www.youtube.com/watch?v=667-sX-FcIE
(知事のスピーチは「36分40秒あたり」から始まります。)

ちなみに当映像は「完全版」ですので
安倍総理の「シッカリと~」のスピーチも聞けますよ(笑)。

《 編集長「Mash」筆 》



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