座間市座間に座間の古刹とされる浄土宗寺院「来迎山宗仲寺」は鎮座している。当寺は高遠藩初代「内藤修理亮清成」が実父「武田宗仲」の菩提を弔う為、慶長8年(1603)に創建した。本尊は阿弥陀如来。当寺には元和3年(1617)家康公の霊柩が久能山から日光へ遷御される際に一行が「座間宿」にて休息したと伝わる。「山門」より入山するとすぐ家康お手植えの「銀杏」、左手奥に入り母屋造りの「本堂」、本堂左手に「鐘楼」、「水子観音堂」、「清浄殿」がある。当寺は1~2月の梅、2月の河津桜、3月のソメイヨシノの開花時期には多くの鑑賞客が訪れた。桜も終わり境内は静寂そのものである。(2303)
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