相模原市南区下溝麻溝に四季の花が絶えない「県立相模原公園」はある。「インフォメーションセンター」奥裏手の斜面に4、5本の「スイフヨウ」(酔芙蓉)が植栽されている。この花は八重咲で8月後半から10月半ばごろが花期である。どちらもハイビスカスの仲間でアオイ科アオイ科フヨウ属落葉低木である。朝方は純白、午後には白い花びらが淡い紅色、夕方から夜にかけては紅色に変化する花である。これはアントシアニンという色素が紫外線により合成が促進され変化するのである。花の命は短くてのとおり夕方には萎んでしまう「一日花」でなんとも儚く短命でデリケートで珍しくも美しい花である。(2210)
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