お客様というものを理解するのは
非常に難しいですね。
ましてや、
どれだけ買い物してくれるか?なんて知る由もありません。
ですが、
販促予算を決めたり、
販促活動の活動量を決めるには、
その「どれだけ買い物するか?」を「ある程度」は想定しないといけないことになります。
そんなわけで、支援先で話をしている「想定の仕方」
つまり、集客導線数値計画について、今回は説明します。
例えば、目標売上が1000万円の食料品小売事業者があったと仮定しましょう。
仮に千円の客単価ので始めるならば、1000万円では、1万人の購買に至る集客が必要です。
1万人が来店されたから言って、全員が購買すると限らないので、
例えば1/3が購入すると仮定すると、3万人の集客が必要です。
ここで言う集客動線とは、どういうところで情報を経て来店されたかを指します。
従ってGoogleマイビジネス経由で5000人、ネットブログで1000人、
立地地域の折り込みチラシで10000人、友人お店にチラシ置いて50人。。etc
出来る限りどの動線から3万人導くのかを計画し進めることがポイントになります。
さらには、例えばネットブログで1000人がページ見たからと言って、1000人が来店するわけが無いので、
仮に1/10とすれば、10000人の目にとどまるブログコンテンツでなければなりません。
なお、ここで1/3や1/10という確率を採用していますが、
その根拠は以前の記事で触れた通りで、数値を選んでいただければ良いですね。
いずれにしても、
このように、何人に購買してほしいから、何人に情報が伝わらなければならない・・
そのように、数値で確認しておくことが、集客導線数値計画であり、
販促予算を決めたり、
販促活動の活動量を決めるには、必要な要素なのです。
余談ですが、
この何人に購買してもらわなくてはいけないか?
1日あたりは?
1ケ月あたりは?
1年では?
この求め方は、
先日記事にした、原単価管理法で確認可能です。
(記事こちらをクリック)
==久保正英プロフィール==
≪主な受賞歴≫
2016年 中小企業庁長官賞受賞(中小企業経営診断シンポジウム)
2013年 中小企業診断協会 会長賞(中小企業経営診断シンポジウム)
≪主な著書≫
「お客様が応援したくなる飲食店」になる7つのステップ(同文館出版)
飲・食企業の的を外さない商品開発(カナリア書房)
≪一般社団法人エコ食品健究会 代表理事 / 経済産業省登録 中小企業診断士≫
加工食品企業や飲食店のマーケティング戦略立案と実行支援(商品・販路等)を直近3年で大手(上場)事業者に63社に実施。
個人や小規模事業者の支援は専門家派遣事業も含めて直近5年では350社(当事務所スタッフ含む)にのぼる。
応援されて集客(応援客獲得の販促や商品化)できる仕組み(売上を獲得する仕組み)が好評で、ロッテ・湖池屋・カルビー・イトーヨーカ堂・明治製菓・三河屋製菓、カネタツーワン、ユニバース、ヤマザワ、平和堂、天満屋ストア、サミット、日生協、ベイシアカインズグループ、岩下食品、日本電気(NEC:食事業者支援アプリ開発PJ)等の支援実績を公表している。
≪主な委員歴≫
『農水産物の環境情報表示の在り方検討会(農林水産省2014年~)』
『CO²の見える化 消費財分科会(環境省~2013年)』
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==代表を任期で務める社団のブログやホームページ==飲・食252社の会員組織 一般社団法人エコ食品健究会=
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「お客様が応援したくなる飲食店」になる7つのステ |
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