『ブラックパンサー:WF』登場のネイモア、単独映画制作に障壁か ー 権利関係に問題

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MCUシリーズのフェイズ4の最後の映画として公開された『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』
今作では海底帝国タロカンの王であるネイモアがMCUに初登場することでも話題になっており、コミックでも主要な活躍をしていることから早くもネイモアの単独作を望む声は少なくない。

一部では計画があるとされているが、マーベル・スタジオのプロデューサーであるネイト・ムーア氏海外メディアでのコメントで、ネイモアの単独映画の制作には権利的な問題があると明かしている。

『映画でネイモアをどのように扱っていくというよりも、映画自体の展開方法に問題がある。』

ネイモアの権利はコミックならばマーベルに帰属しているのだが、映像関係に関しては一部がユニバーサルに帰属しているとされている。

これはハルクも同様で、映画に登場させることは可能だが、単独作品については配給権のみがユニバーサルの方にあるために、映画の展開に問題が生じてしまうのだ。

なぜこのような状況になっているのかについては、かつてマーベルが倒産の危機にあった際に、苦肉の策としてキャラクターの権利を他社に売ったことにある。

X-MENやファンタスティック・フォーなどは20世紀FOXが所有していたが、ご存知の通りFOX自体がマーベルの親会社であるウォルト・ディズニー社に買収されたことで、実質的に権利は戻ってきている。

スパイダーマンやヴェノム関連については依然としてソニー・ピクチャーズが映像の権利を所有している。現在はスパイダーマン単独映画については協業関係を進めているものの、それ以外のスパイダーマン関連の映像作品はソニー・ピクチャーズ単独によって制作されている。

ただ今回のネイモアやハルクは映像の権利自体はマーベル側にあるものの、配給することが単独でできないために、ムーア氏の言う通り”映画自体の展開”に問題があるのだ。

なんとも歯がゆい状況ではあるが、映画でなくとも『シー・ハルク:ザ・アトーニー』のようなDisney+ (ディズニープラス)での配信ドラマという形式ならば可能であることは証明されている。

一方でドラマになると予算などの規模が小さくなることが大いに有り得るため、『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』で見せたようなタロカンの表現や、アクションは期待できないかもしれない。

果たして多くのファンが望むようにネイモア単独映画が制作されて無事に公開される日は来るのだろうか?今後の情報に注目だ。

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