きつね色になるまで揚げるから、きつねかな
11月は僕の誕生月。
arakan777さんことおやじさんから、飲み会のお誘いがかかりました。誕生日を祝ってもらうのは幾つになっても嬉しく、そしてありがたいことです。
おやじさんから指定された場所は鶴橋。グルメなおやじさんのチョイスだから期待が高まります。
URLにて送られてきた案内がここ
串カツ きつね
北新地 串揚げTAKENAKAの二号店で2020年11月にオープン。
梅田界隈でおやじさんが勤められていた時は、本店に度々食べに行かれていたので、その関係でよくご存知なのです。
僕も本店に行ったことがあるけど、備忘録繰ってみたら5年前のことでした。
これが、おやじさんと初めての懇親会だったのです。改めて振り返ると長いお付き合いをさせていただいているなぁ。
千日前通からJR環状線の東側に沿って北上したところにお店はあります。
カオスのような賑わいを見せる鶴橋商店街とは異なり、このあたりはまだ落ち着いた雰囲気のお店が並んでいます。同じ鶴橋なん?と思うほど。
照明がひときわ明るく輝くお店が目指す串カツ きつねでした。そしておやじさんとは店先で合流。
何事も抜かりのないおやじさん、テーブル席を予約確保していただいてました。
お箸が4膳揃えてあったので、もしかしたら鶴橋ならではの韓国美女でも現れるかあ~とドキドキ。そんなサプライズならいつでもウェルカムだけど何の会話をしたらいいのか ま、まずはアンニョンハセヨだな なんて、あらぬ妄想をしていたら、姿を見せたのは串カツ達でした。(-_-;) おいおい。
思わず夜空に向かってハウリング、もといコンコンと鳴いてしまいましたがな。
注文はQRコードでアプリを読み込み、自身で入力注文。この方式はホワイティのだるまでも同じでした。
お店の方にお勧めを聞きながら注文を進める僕にとっては、無機質なこの方式あまり馴染めないんだよなぁ。
驚いたのは、アルコールの銘柄の充実ぶり。大福帳か!とツッコミたくなるほど、銘柄が束になって閉じられたメニュー。繰れど繰れどもお酒ばかりでエンドレスやんと思ったら、リングで閉じてあるので何周もしていました。
時間が許せばこのお店のインスタ覗いてみてください。串カツ店なのに、多くを占めるのがお酒の写真。店長の好みかも。
それはさておき乾杯! 本日はありがとうございます。
つきだし(野菜スティック)
このお店の特徴は、串カツなのにノーディップ。つまり最初から味つけがされているので、ソースに浸す必要がないのです。油、衣、揚げ方それぞれに工夫を凝らし、食材に合わせた最適な味つけがされています。ともすれば食材本来の味がソースで画一的にマスキングされてしまう従来のディップ式に比べて、この方式は一歩先を行っているのかもしれません。
でもトーストにはマーガリン、目玉焼きにはソース、アイスコーヒーをレーコーと呼ぶ純粋培養のS世代なので、串カツにはソースどぶ漬けが一番しっくりくるんだよな。
Z世代の向こうを張って昭和世代をS世代と書いてみました。
天使の海老 ぼんじり
塩とレモンで味つけされています。海老の隣にあるのが頭を揚げたもの。カリカリとして美味しい。
きつねのポテサラ
お勧めしたおやじさんまでが呆気に取られ、二度見三度見をした品。
すりこぎにてお好みの粗さにセルフマッシュする料理。でもおやじさんが知る限り、以前は蒸したじゃがいもが丸ごと入っていたそうですが、今回はフライドポテトのみ。これを潰すの????
つぶせどつぶせども細かく砕けるだけで塊にはならない。添えてある明太マヨがつなぎの役割をして、一体風に見せかけているけど。
ポテサラと名乗らず別の料理名ならこれもありだけど、ポテサラとは言い難いなぁ。
本日の刺身
海老パン
椎茸
半分にカットしてあるので、一見何の食材かが分かりませんが、紛うことなき椎茸。
出汁醤油が塗られ、カツオ節がまぶされています。
ウインナー
考えてみれば、サービスエリアやコンビニで売っているウインナーはマスタードとケチャップがセットになっているので、これもありだな。
ちくわの磯辺揚げ
マヨネーズと青のりがかかっています。
モンローの代表曲 Diamonds are a girl's best friends の様に、揚げ物にマヨネーズは僕の最良の友人なのです。
本日の天然魚 連子鯛
柚子と塩で味つけされています。なので鯛なのに、しっかりとした味。いい意味で食べたときに裏切られます。
うずら卵
これまで何度か書いているけど、串カツのタネの中でも、うずらと紅しょうがが大好物。メニューにあるなら外すわけにはいきません。サーブ前にソースに浸されていたけど、違うねん 僕色に染めたいんだよなぁ。
紅生姜
だから紅しょうがも注文。
食べたときに感じる酸っぱさがたまらなくいい。美味しいねえ。
本来ならここからエンジンがかかるはずですが、おやじさんから、二軒目予約しているから腹半分にしておくよう言われていたので、ここで終了。
ご馳走様でした!
斬新な串カツでしたが、美味しかったです。もっと色々と食べてみたいので、また来ますね。そしておやじさん、ありがとうございました。
さて二軒目は何処へ? えっ、鶴橋から移動するのですか。ちょっと身だしなみ整えてきますね。
えっと…アンニョンハセヨだな。