九十九【61】 | ラテックスは妄想中

ラテックスは妄想中

暴走ギミな妄想をチラカスBananaです。
甘味世界を目指し オリジナル小説書いてます。
腐 要素 多くなってきちゃいました。苦手な方ご注意ください。

 

 

誰もがそう言うものなのか

 

はたまた

 

俺だけが そうなのか

 

 

今の今まで

 

そういう対象としては

 

無関心だった為に

 

ぼんやりと認証してた

 

同居人の見た目は

 

叔父に似てて

 

イコール

 

美人で有名だった祖母に似た

 

好印象な容姿

 

な訳だ けど

 

紛うことなく

 

男性の体で

 

なので

 

それゆえか

 

俺の方に

 

異性に対する緊張がないから

 

相手を見るのに遠慮がない…のに

 

 

妙な色気に気付いちゃってからは

 

妙なザワザワ感が湧いて出て

 

 

彼の赤くなった肌 見てると

 

 

純粋まっすぐな

 

LIBIDOとは ちょっと違う

 

なんとも不思議な…

 

そんでもっての

 

謎の

 

吸引力

 

 

…一旦 その感覚

 

体験し気付いてしまったら

 

 

もう戻れないって 事なのか

 

 

今の今まで

 

全く気にもならなかった

 

同居人の

 

まぁ多少

 

嫌いではない

 

好ましい

 

って程度だった

 

彼の声や発音

 

言葉のチョイスまで

 

 

…なんてかわいいんだ…

 

とか

 

思いはじめてる

 

 

…俺…

 

 

…いや この感覚は

 

子猫や子犬に対する感情だ

 

とか

 

ベクトルの方向

 

転換してみるも

 

 

分ってる

 

それとも少し違う感じ

 

 

単純な好感度ではない

 

ましてや

 

異性へ向いた欲求でもない

 

モヤモヤと

 

ハラハラと

 

まさに 訳の分からない感覚

 

体の真ん中で

 

モヤモヤしてるの

 

 

…まさかの 思春期っぽぃ

 

イライラがここに加われば

 

完璧 そうじゃんって感じの

 

ホルモンの暴走

 

久々に感じながら

 

 

家に他人がいる

 

…って感覚は

 

どこかやはり

 

気が休まらない夜…って事か

 

 

 

彼が仕事に出た昼間

 

俺だって すべきことが山積みで

 

追われてる感覚から

 

結構スルーしてたけど

 

要は

 

息抜きが必要って事か

 

と エロに関して

 

比較的 淡白な方の俺

 

滅多に溢れ出さない分

 

抜き時を超過すると

 

人並みの妄想 おっぱじまって…

 

…今の俺くらいの欲求度合いが

 

多分 一般男子の日常なのだろうなぁ

 

とか

 

勝手に想像しつつ

 

…こんなだから 俺はモテない

 

そう 自己分析してきた

 

ガツガツ感のない素振り

 

溢れ出さない その手の色気

 

ゆえに

 

周りには ムッツリだ…と

 

言われてたけど

 

危険な男を嫌がる

 

枯れ専な女子には

 

俺の見た目に反したギャップとなって

 

面白がられてた 経緯

 

思い出しながら

 

 

…あの感じで やってかないと…

 

 

今ごろになって

 

意味不明な感情からの

 

ホルモンの暴走を目の当たりに

 

そういう意味で意識してしまう対象である

 

同居人に申し訳ない気分と

 

どういうことか 解明しておきたい

 

気持ちとで

 

腹の中のもやもやを

 

目の前の同居人の姿

 

見つめた数秒の間にも

 

ためていた

 

 

   つづく