2017年01月23日

GUNS N' ROSES - NOT IN THIS LIFETIME TOUR(大阪) 【ライブレポート・感想】

京セラドーム大阪GUNS N' ROSESのライブを見に行ってきました。

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今でこそ「音楽ファン」を名乗り、CDを大量に買い漁ってこんなブログを作っているぼくですが、中学生の頃まではほとんど音楽を聴かない人間でした。

そんなぼくを音楽漬けにしたのが、高校生の頃にたまたま出会ったGUNS N' ROSESでした。

"Welcome to The Jungle"のカッコ良さに衝撃を受けたぼくは瞬く間にGUNS N' ROSESの虜になり、彼らの音楽だけを2年間聴き続けました。

そしてそこから、SKID ROWMOTLEY CRUEへ派生していき、現在のようなHM/HRオタクへと仕上がっていったのです(笑)

でも、あれからいろんなバンドを聴いてきましたが、「あなたにとって最高のバンドは何ですか?」と聞かれたら、やっぱり答えは「GUNS N' ROSES」なんですよね。

彼らのPV集『WELCOME TO THE VIDEOS』なんて何回観たかわかりません。

アクセル・ローズの横にスラッシュ。そしてダフ・マッケイガンイジー・ストラドリンスティーブン・アドラーはすぐにいなくなったけど(笑)、彼らはその音楽も演奏する姿も最高にカッコ良かった!


ただ、残念ながら、ぼくが彼らを知ったときにはスラッシュダフも既にGUNS N' ROSESにはいませんでした。

メンバーはバケットヘッドロビン・フィンクたちに変わっていましたし、調べてみると、どうやらアクセルスラッシュは現在メチャクチャ仲が悪いらしい(笑)

だから、ぼくが憧れたGUNS N' ROSES……スラッシュダフのいるGUNS N' ROSESは2度と実現しないだろうと言われていて、だから余計に、憧憬の眼差しで過去の映像を見つめていたんですよね。

カッコいいなぁ。でも、俺は『このGUNS N' ROSES』を見ることはできないんだなぁ」という感じで……


それが、スラッシュ&ダフがまさかの復帰!! そしてこの2017年、来日公演決定!!

ぼく、思いっきり後追いのファンで、彼らを知ったのが2003年なんですよね。それでも14年!! そしていま気付いた、奇しくも14年!!(笑)

14年間夢に見続け、しかし諦めていたアクセルスラッシュダフのいるGUNS N' ROSES!!

それをついにこの目で見ることができる……うぅ、まさかこんな日がやってこようとは。神様ありがとうございます・゜・(ノД`)・゜・


でも、不思議な感覚なんですよね。

今回のツアーは『NOT IN THIS LIFETIME(この人生で起こりえないこと)』というタイトルなんですけど、ぼくにとってもまさにそういった認識だったので、メチャクチャ嬉しいんだけども現実味がないというか。

この大阪公演が今回のジャパンツアーの初日ということもあって「本当にスラッシュダフのいるガンズが大阪に来るのだろうか」と未だ確信を持てない自分がいました(笑)

そういうわけで、当日は、ワクワクしつつもフワフワしたような、そんな気持ちで会場へと向かいました。



ちなみに、今回のツアーはオープニングアクトに日本のBABYMETALがついています。

そのライブが18時の定刻通りにスタート。BABYMETALのライブは30分強で終了しました(なお、BABYMETALのライブレポートについては、大阪、神戸、埼玉の3公演分を後日まとめて書きたいと思っています)。

そして時刻は18時40分。ということは、ガンズのライブは19時からスタートか。いや、スタートの予定か(笑)


そう、GUNS N' ROSESのライブには遅刻が付き物(笑)

2007年のインテックス大阪ではスタンディングの会場で2時間もの遅刻!

2009年の京セラドーム大阪ではド平日にも関わらず1時間遅刻! しかも3時間強の長編ライブを敢行して帰宅難民を大量発生させるという……滅茶苦茶やで!!ヽ(`Д´)ノ


その度を越した遅刻癖は、観客みなに知れ渡る常識……なので、BABYMETALが終わったあとも、会場内には「まぁ気長に待とうぜ」みたいな弛緩した空気が漂っていました(笑)


やがて、まもなく19時になろうとするタイミングで、GUNS N' ROSESのロゴマークがスクリーンに映し出されます。

そして鳴り響く銃声。スクリーンの中。薔薇の巻きついた拳銃から、次々と銃弾が放たれます。

おぉ、いよいよライブ開始か!? と思わせる演出。しかし、会場の盛り上がりはそこそこ(笑)

どうせここから1時間くらい待つことになるんでしょ?(笑)」みたいな諦念がそこら中に漂っていますw


ところが! 19時を数分過ぎたタイミングで、会場が暗転し、開演を告げるSEが!

(; ・`д・´) ナ、ナンダッテー!! (`・д´・ ;)

GUNS N' ROSESが時間通りにステージに表れるだなんて!!

しかし、時間通りにはじまったらはじまったで「あ、もうはじまっちゃうのね(´・ω・`)」みたいな、ほんのりとした寂しさを感じるのは何故だろう?(笑)



開演に合わせて、席についていた観客たちが、一斉に立ち上がります。

オープニングSEから、小気味よいベースイントロが奏でられます。

今回のライブの1曲目は"It's So Easy"です!!

軽快に刻まれるリズム。そのリズムに体を揺らし、軽くステップしながら登場するアクセル地を這うような低音ボイスがカッコいい!

そして、下手にはダフが! 上手にはスラッシュが! ダフが! スラッシュが!  ダフが! アクセルが! スラッシュが!  ああぁぁああああぁぁぁぁ3人並んでいるううぅぅぅぅぅぅぅっ!!!

しかも、いま、この瞬間、その3人が自分と同じ空間に存在しているというこの事実!

まさか本当にこんな日が来ようとは……この人生で起こりえないこと(NOT IN THIS LIFETIME)がいま目の前で起こっている……


さらに、印象的なドラムイントロが打ち鳴らされます。"Mr. Brownstone"キタ━━( ゚∀゚ )━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━( ゚∀゚ )━━!!!!

個人的に『APPETITE FOR DESTRUCTION』の中でもトップクラスに大好きな楽曲!! カッコいい!! カッコ良すぎる!!

低音を中心としたアクセルのヴォーカルが小気味よい! そして、その歌い終わりとともにはじまるスラッシュのギターソロ!

ステージ背後のスクリーンがアクセルからスラッシュに切り替わった瞬間、会場から歓声が沸き起こります!

アクセルとスラッシュが同じステージに立っているというこの興奮! それを象徴するような瞬間です!


続いて演奏されたのは"Chinese Democracy"。

アクセルだけのガンズ」が作ったアルバム『CHINESE DEMOCRACY』のタイトルトラックです。

先ほどまでの熱狂とはうって変わって、「……この曲(゜⊿゚)シラネ」みたいな空気が会場に広がります(笑)

しかしぼくは、「オリジナルガンズ」が『CHINESE DEMOCRACY』の楽曲を演奏している姿を長年妄想し続けてきたのです!!

そんなぼくにとっては、ステップを踏みながら"Chinese Democracy"のリフを刻むスラッシュとか、妄想が現実になった瞬間なわけですよ!!

"It's So Easy"や"Mr.Brownstone"とはまた違った興奮を感じます!!


さらに、スラッシュによって奏でられる印象的なギターリフ。

ガンズ史上、いや、ハードロック史上屈指の名リフ!!

You know where you are!? You're in the jungle Osaka!!

アクセルの言葉に、会場中から大歓声が!!

GUNS N' ROSESを象徴する名曲!! "Welcome To The Jungle"のスタートです!!

空気を切り裂くような高音シャウト!! 前の3曲で少しずつ温められた空気が、ここで一気に爆発します!!

やはりこの曲は最高!! 最高にカッコいい!!


さらに続いて、タイトなドラムイントロから演奏がはじまります。

スラッシュのギターを中心に、怒涛の勢いで刻み出されるリフ。

これは……"Double Talkin' Jive"じゃないですかッ!!

USE YOUR ILLUSION』期のライブではお馴染みだったこの曲。動と静のコントラストが鮮やかで、ぼくはすごく大好き。しかし、スラッシュたちが脱退した後は、全く(ほとんど?)演奏されませんでした。それが、まさか生で聴ける日が来ようとは……ただ、周りのお客さんたちから、"Chinese Democracy"の演奏中と同じような微妙な雰囲気を感じたのは気のせいだろうか^^;


かつては、この"Double Talkin' Jive"から"Civil War"へと繋がるという流れが定番でしたが、今回はこの曲単体で終了。会場をつかの間の静寂が包みます。

そして、響き渡るヘヴィなサウンド。不安感を煽るようなサウンドです。

そのサウンドが、少しずつ聴き慣れたリフに変化していきます。これは『CHINESE DEMOCRACY』収録の"Better"ですね!

となると、やはり観客からは「……この曲(゜⊿゚)シラネ」の空気が(笑)

そして、ポツポツと着席しだすぼくの周りのお客さんたち^^;

みんな……確かにスラッシュダフは関わっていないけど『CHINESE DEMOCRACY』も名盤だから、是非とも聴いてみてくださいよ。アクセルの歌が好きな人にとっては、きっと素晴らしいアルバムになると思うから。

ただまぁ……確かに、スラッシュダフがいる今のガンズには、この曲はいまひとつハマってないかな……

それでも、全力でバックコーラスしてアクセルをしっかりサポートするダフは、凄くいい人だと思いました(笑)

あと、この曲の演奏中、スクリーンに頻繁に映し出されたのがセカンドキーボーディストのメリッサ・リーズスラッシュダフの復帰とともに、いつの間にか新加入していた女性メンバーです。

緑髪のツインテールというその外見。まさか、GUNS N' EOSES初音ミクが加入するとは思わなんだ(笑)


続いて、アクセルの囁くようなヴォーカルから始まったのは"Estranged"。

うおぉぉぉっ!! "Estranged"だあぁぁぁぁっ!!

いや~、この曲のPVも本当に何度も何度も見返したなぁ……すごくドラマティックなPVで、物憂げな表情で佇むアクセルがすごくカッコ良かった。

楽曲自体もすごくドラマティックで、中盤のピアノソロとか終盤のギターソロとか、もうゾクゾクと鳥肌を立てながら聴いていた高校時代の思い出……

それが14年越しに、ついに生で聴くことができたという……スラッシュのギターソロを聴いていると、学生時代の思い出が蘇ってきて、思わずウルッときてしまいました(  ;∀;)


さらに続いて、"Live And Let Die"が演奏されます。

ポール・マッカートニーWINGSのカバーですが、GUNS N' ROSESのライブでは定番中の定番になっています。

"Estranged"、"Live And Let Die"と、『USE YOUR ILLUSION』期の名曲が立て続けに演奏されて、大興奮のぼく。

しかし、"Better"で着席した周囲のお客さんたちは、そのまま立ち上がることなくじっとしています^^;

ちなみに、この日ぼくがいたのは最安値のA席……ライブ序盤から薄々感じていたんですけど、どうも周囲のお客さんとの間にテンションの差があるような気がする(笑)

ぼくの周囲は割と年齢層高めだったと思うんですが、ひょっとしたら、ぼくの周りには「昔ガンズ結構好きだったなー」といったライトな感じの人たちが多かったのかもしれません。後追いながら、1曲ごとに震えるほど感動してワーワー叫んでいるぼくが、逆にこのA席では少数派なのかも……そこに若干の寂しさが。ライブなのに、自分1人だけで楽しんでいるって感じの……

もちろん、ライブの楽しみ方は人それぞれ。むしろ「1番大好きなバンドはGUNS N' ROSES!!」と言うくらいなら、数千円の金をケチらずにもっといい席を取れよ。そこで周りの人と同じテンションで楽しめよ。っていう感じですね。

ぼくはステージとの距離にはこだわらないので、後ろの方の席でいいやーと思うタイプだったのですが……椅子席アリの会場におけるチケットの値段には、ステージとの距離以外の意味もあるんだなぁと実感しました。


さて、続いて演奏されたのは"Rocket Queen"。言わずと知れた、『APPETITE FOR DESTRUCTION』のラストを飾る名曲です!

そして、ここでぼくの周囲の雰囲気も変わります(笑)

"Rocket Queen"のイントロが奏でられると、着席していたお客さんたちが、少しずつ立ち上がります(笑)

やっぱり『APPETITE FOR DESTRUCTION』は別格です(笑)


続く"You Could Be Mine"も大盛り上り!

GUNS N' ROSESの楽曲の中でも、特にハードハイテンションな楽曲!

どデカいバイクでハイウェイをかっ飛ばしているかのような疾走感! 最高にカッコいいです!!


"You Could Be Mine"の演奏が終わると、アクセルダフの名を紹介しステージ裏へ。

そして、ダフがヴォーカルを執る"Attitude"が演奏されます。パンクバンドTHE MISFITSのカバーですが、今や「ダフ=Attitude」、「Attitude=ダフ」と感じるくらい、ダフの持ち歌として定着しています(笑)


続いて、アクセルがステージに戻り、『CHINESE DEMOCRACY』収録の"This I Love"が演奏されます。

ピアノ演奏をバックに歌われる哀愁たっぷりのメロディラインが聴きどころの楽曲。

しかし、最大の聴きどころは、スラッシュによって奏でられるギターソロ。

この曲のギターソロはスタジオ音源でも素晴らしいのですが、それをスラッシュが弾くことによって、よりドラマティックでより情熱的なソロに仕上がっています。

今回のツアーでは、『CHINESE DEMOCRACY』からの選曲は3~4曲ほどと控えめなんですが、そのうちの1曲としてこの"This I Love"が選ばれたのも頷けます。

そして、アクセルスラッシュに「"This I Love"のソロを弾いてほしい」と依頼したと想像すると……それ自体がドラマティックじゃありませんか(  ;∀;)

アクセルが孤独と闘いながら作り上げた楽曲を、かつての仲間であるスラッシュが情熱的に演出する……うわー、なんて胸熱な展開なんだ!


"This I Love"の演奏が終わると、会場が暗転。そして、映画『COOL HAND LUKE』のセリフが響き渡ります。

名曲"Civil War"のスタートです! 会場から歓声が沸き起こります!

演奏のラストでは、スラッシュJIMI HENDRIXの"Voodoo Chile"の一節を弾いて締め。『USE YOUR ILLUSION』ツアーでも、"Civil War"の最初と最後に、この"Voodoo Chile"の一節を弾いていたんですよね。当時を思い出させるアレンジに、これまた会場から歓声が上がります。


そして、「ドクン、ドクン」と響き渡る心音。こ、これはッ……"Coma"じゃないか!!

GUNS N' ROSES史上最長の長尺ナンバー! そして問題作!

USE YOUR ILLUSION』ツアーでも、それほど頻繁に演奏されていなかった楽曲だと思うのですが……まさかこんな曲まで聴けるだなんて、感動です。


ここで、アクセルがバンドメンバーを紹介します。

上手のリチャード・フォータスから順番にメンバーが紹介されていき、最後に紹介されたのはスラッシュ

アクセルの口からスラッシュの名前が紹介されるという、ただそれだけで激熱! 胸熱!


メンバー全員を紹介し、ステージ裏に退場するアクセル。そしてスラッシュのソロタイムがはじまります。

まず手始めにブルージーなジャム演奏を披露し、それから"Love Theme From The Godfather"の演奏に移ります。テレビのBGMでもお馴染みの"ゴッドファーザー愛のテーマ"ですね!

スラッシュのソロタイムで必ず演奏される名曲。ぼくも、スラッシュのソロ公演で2度生演奏を聴いているのですが……やはり、GUNS N' ROSESのライブで演奏される"Love Theme From The Godfather"は格別と言うほかありません!

そして、演奏の開始と同時に、スクリーンに映し出されるスラッシュのスカルロゴ。これを見た瞬間、もうブルッときましたよね。本当にGUNS N' ROSESスラッシュが戻ってきたんだっていう。

ほんともうスラッシュダフの復帰が嬉しくて嬉しくて、ライブ中の一瞬一瞬で、その喜びを噛み締めている感じです(笑)


"Love Theme From The Godfather"の演奏が終わり、間髪入れずに奏でられたのが"Sweet Child O' Mine"のイントロ! この流れは反則過ぎる!!・゜・(ノД`)・゜・

ぼくにとって"Sweet Child O' Mine"は、この世界に存在する総ての楽曲の中で1番大好きな楽曲!!

アクセルの歌う詩も最高にロマンティックだし、何よりこの曲におけるスラッシュのギターソロは至高!! 至高中の至高!!

アクセル率いる「新生ガンズ」もスラッシュマイルス・ケネディのプロジェクトも、ぼくは最高に素晴らしいと思っていましたけど、この曲は! この"Sweet Child O' Mine"だけは! アクセルとスラッシュの2人が絶対に必要なんですよ!!

それをやっと聴くことができました。大好きな大好きな、でも決して生演奏を聴くことはできないと思っていた、スラッシュのいるGUNS N' ROSESが演奏する"Sweet Child O' Mine"をついに聴くことができたよぉ~っ・゜・(ノД`)・゜・


続いては、再びのインストコーナー。

スラッシュリチャード・フォータスの両ギタリストをフィーチャーしたインストゥルメンタルです。

この優しげで哀愁を感じさせるメロディ。どこかで聴いたことがあるなぁと思いきや、PINK FLOYDの"Wish Your Were Here"ですね。

この演奏における、スラッシュリチャードのギターソロの掛け合いは鳥肌もの!

かつてのGUNS N' ROSESには、リードをとるスラッシュと淡々とリフを刻むイジー・ストラドリンというように明確な役割分担がありましたが、現在イジーの位置にいるリチャード・フォータスは、リードも得意とするギタリスト。

この"Wish Your Were Here"におけるギターデュエットは、いまのGUNS N' ROSESの良さが最大限に発揮されたパフォーマンスだと思います。

もちろん、寡黙なプレイに徹するイジー・ストラドリン滅茶苦茶カッコいいんですけどね!


そして気づけば、ステージ中央にグランドピアノが登場しています。

となると、演奏されるのはこの曲しかありません! アクセルのペンによる長編ピアノバラード"November Rain"です!

いやー、もうヤバい……ロマンティックで素晴らしいメロディに連続に、涙腺が崩壊している・゜・(ノД`)・゜・

演奏ラストでは、アクセルが座るピアノの左右に、ダフスラッシュが駆け寄って演奏。あぁ~、なんて最高なんだ(  ;∀;)

これで、PVみたいにスラッシュがピアノの上に立てばさらに卒倒ものだった……もっとも、いまのスラッシュが上に乗るとピアノ壊れちゃいそうな気もするけど(笑)


続いて、"Knockin' On Heaven's Door"の演奏がはじまります。

素晴らしいライブも、いよいよ終わりが近づいてきました……バンドとオーディエンスが一体となって、コール&レスポンスを繰り返します。まぁ正直、観客の声はちょっと小さかったけど(笑)


そして、ライブ本編の最後は"Nightrain"で締め!

美しいメロディの連発から、最後の最後で爽快な疾走ナンバー! これには大阪のオーディエンスも大盛り上りです!


続いてはアンコール。

ガンズ!! アンド!! ローゼズ!!」のコールとともに再登場を待つ……と思いきや、あっという間に次なる演奏がスタート。時間に余裕がないのか、本編の余韻もそこそこにライブが再開されます(笑)


エレキギターを奏でるスラッシュリチャード、そしてダフはエレアコを鳴らします。

そして、アクセルの口笛。名曲"Patience"がここで披露されます!

優しく穏やかなメロディが会場を包み込みます。


続いては、雰囲気を一転。THE WHOの"The Seeker"が演奏されます。

2014年にリリースされたライブDVD『APPETITE FOR DEMOCRACY』にも収録されているカヴァー曲ですが、会場の盛り上がりはそこそこ(笑)

しかし、ハードロックにアレンジされた軽快なパフォーマンスはとてもカッコいいです。


……そして、ついに最後の時がやってきました。

ステージの中央で、スラッシュがお馴染みのフレーズを奏でます。バンドが演奏するのは、もちろん"Paradise City"!!

やはり、この曲を聴かないことには終われない! 最後にして最大のハイライトです!!

ちなみに、楽曲の序盤でアクセルが吹くお馴染みのホイッスルはなし……と思いきや、最初のヴァースが終わったタイミングでおざなりな感じに「ピーッ」と吹いてました(笑)

大事なポイントなのにタイミングを間違えた……でも、そういう失敗もライブならではで、ぼくはテンションが上がります。いや、アクセルが何やってもテンション上がってる気がしますけど(笑)

楽曲の終盤では、ステージ下から紙吹雪が吹き出し、アリーナフロア前方に降り注ぎます。

そしてステージ先端のお立ち台にアクセルが立ち上がり、最後のシャウト!!

総てを歌い終えたアクセルは、アリーナフロアへ向かってマイクを投げ捨て、ライブは大団円を迎えました!



これにて、大阪公演は終了。

とにかく感動しまくりのライブでした。いやもう、何度も繰り返しますけど、まさかこの目で、アクセルスラッシュダフのいるGUNS N' ROSESを見ることができるとは……ホントにホントにホントにもう(  ;∀;)

唯一の心残りは、その感動を思いっきり体外に放出できなかったこと。やっぱり、今回の大阪会場は、あまりノリが良くなかったかな^^;

できれば、周りの観客とみんなで思いっきり叫んだり飛び跳ねたりして楽しみたかった(笑)

しかし、その心残りは次の神戸公演で完全に解消されるのです……というわけで、翌日の神戸公演のレポートに続きます。

ていうか、想いと余韻があまりにも強すぎて……今回のジャパンツアーの感想、一体いつ書き終わるのだろうか……(笑)



セットリスト

It's So Easy
Mr. Brownstone
Chinese Democracy
Welcome To The Jungle
Double Talkin' Jive
Better
Estranged
Live And Let Die
Rocket Queen
You Could Be Mine
Attitude
This I Live
Civil War
Coma
Love Theme From Godfather
Sweet Child O' Mine
Wish You Were Here
November Rain
Knockin' On Heaven's Door
Nightrain

encore

Patience
The Seeker
Paradise City


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