元練馬区議会議員小川けいこの「ねりまなでしこ日記」

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感染者数が増える中で

2022年01月23日 21時23分53秒 | 練馬区について
東京都の感染者数は、昨日はついに1万人を超えてしまいました。
また、練馬区における感染者数の最終の公表は19日で257人となっています。


実際にここ数日、心配なので急遽PCR検査を受けたいという方、高齢者施設での接種にあたっての医師の確保について、コロナ禍での相次ぐイベント中止によって生じた問題についてなど、私のところにも様々なご相談をいただいているところであります。


国の方針に従い各都道府県において「まん延防止等重点措置」などが発令され、東京都においても1月21日~2月13日と決定しました。

そのこと自体は当然の流れでありますが、コロナ禍もすでに2年を過ぎたわけですから、制度上や実務の細かい部分については区民、都民の方々がもっとスムーズかつ安心にサービスを受けられるようにすべきであると考えます。


2点、例にあげてみます。

今回についても、これだけ感染者数が増えると当然PCR検査を希望する方が増えるわけですが、練馬区で救急ではないが検査を受けたいと言った方にできるアドバイスは、

・「かかりつけ医にご相談下さい」⇐ これは当然

・「指定された民間のドラッグストアで予約して受けて下さい。ただ、予約はドラッグストアでは行っていないので、東京都コールセンターでお願いします」⇐ ここが問題。相変わらず繋がらない、繋がった頃には予約はいっぱい。この現象が未だ解消されていません。



また、高齢者施設における集団接種ですが、例えば特養や老健は、医務室がありそこが診療所登録をしているので、提携している病院などに依頼して受けることができます。

しかし、小規模の高齢者や介護施設だと、事務手続きなどは区に相談ですが、施設に来て接種してもらう場合、その病院、医師は自分たちで探さなくてはならないという現状もあります。


この2点は、ほんの一例ですが、支援金の申請についても相変わらず東京都が一番遅いとか、やり取りの手間が一番多いなどの苦情も少なくありません。


そして、練馬区などの自治体は、情報が入るか入らないという段階で、そういった事への対処を余儀なくされます。
そんな中、練馬区はすでに全国的に有名になったワクチン接種の練馬区モデルを活用し、3回目の接種も順調にスタートさせていることは、本当に大きく評価するところであります。

さらに区は、集団接種会場の増設、土・日や夜間の接種を充実、ワクチンの一括管理などを行い、接種体制を強化しました。

こういったことは、

・区長のパフォーマンスではない明確なリーダーシップ
・関係所管の素早い対応と連携
・区民の皆様のために、区民の皆様と共にという思い


以上があってこそスムーズにいくものです。


親自治体ともいえる東京都にも、ぜひそうあってもらいたいものです。

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