習・プーチン会談で「進展なし」との結果を受け、ゼレンスキーが中国に対し、和平について議論するよう招請

2023-03-28 (Tue)

こちらは、以下の『ZeroHedge』さん記事の翻訳となります。
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☆Zelensky Invites China To Discuss Peace After 'No Breakthrough' In Xi-Putin Meeting

中国の習近平がモスクワで北京の 12 項目の和平案について議論している最中に、ウクライナは中国を戦争終結のための仲介に協力させる意向のようだ。プーチンとの会談の主要パートは火曜日の夜の時点で終了しており、これまでのところ、「お友達」の間で何か進展があったわけでは無いようだ。

「中国が提示した和平案の項目の多くは、ロシアのアプローチと合致しており、欧米やキエフでその準備が整ったときに、平和的解決のベースとして活用できると考えている。しかし、今のところ、彼らの側からはそのような用意が見受けられない。」とプーチン大統領は述べ、ウクライナ側にその責任を負わせた。

しかし、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキーは、火曜日、政府は北京に連絡を取ったと語った。ゼレンスキーは、キエフ独自の解決策の実施に関する協議に参加するよう中国を招待し、その回答を待っていると述べた。

「我々は中国に、和平交渉の実現に向けたパートナーになるよう申し出た。我々はあらゆるルートで我々の解決策を伝えた。我々はあなた方を対話に招待する。我々はあなた方の回答を待っている。」とゼレンスキーは火曜日の記者会見で発表した。また、「いくつかのシグナルを受け取っているが、まだ具体的なことは何もない。」とも付け加えた。

これは、先月、習近平が交渉を開始するために、中国の 12 項目の和平案を提示したことに対して、ゼレンスキーが予想外に前向きな反応を示したことに発するものである。「中国がウクライナについて言及し始めたことは、悪いことではないと思う。しかし、問題はその言葉の後に続くものだ。」とゼレンスキーは当時語っている。「中国の提案の中には、国際法を尊重するものもあり、中国と一緒に取り組むこともできると思う。なぜそうしないのか？我々の目標は、一つの国家（ロシア）を孤立させるために、多くの国家を味方にすることだ。」と付け加えた。

"It is clear that in Beijing’s view the conflict in Ukraine will continue, that the West has no plan to solve it, and that China expects its role as mediator will only grow."https://t.co/TL5FX8QsyG
— Trita Parsi (@tparsi) March 21, 2023

「北京の見解では、ウクライナの紛争は今後も続き、欧米には解決策がなく、中国は仲介役としての役割が大きくなるばかりだと想定していることは明らかです。」

現実には、中国が数週間前に大まかな和平案を初めて発表して以来、仲介役としての役割は確かに具体化してきているように見える。

しかし、その一方で、北京とモスクワが前例のないレベルの協力に踏み出すのを、アメリカはどうすることもできずに眺めているため、ワシントンからは冷笑と非難が浴びせられることになった。

Xi Jinping: Change is coming that hasn't happened in 100 years. And we are driving this change together.

Putin: I agree.

Xi Jinping: Please, take care, dear friend.

Putin: Have a safe journey! pic.twitter.com/eYdKFkl2PL
— Russians With Attitude (@RWApodcast) March 21, 2023

習近平：この 100 年間になかった変化が起きている。そして、私たちはこの変化を共に推し進めていこうとしている。
プーチン：そうだな。
習近平：どうぞ、お気をつけて、親愛なる友よ。
プーチン：安全な旅路を！

中国が友好と仲介の手を差し伸べても、それはロシアを強く保ち、ウクライナで攻勢をかけるための策略であると考え、ゼレンスキーにはそれを拒否する圧力も高まっているようだ。もし中国とウクライナの話し合いが、モスクワを招き入れることを念頭に置いて行われるなら、米国は間違いなく快く思わないだろう。

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