こんばんはフィギュアスケート好き主婦kokoanです。

昨日、息子の部活の話をチラッとさせていただきました。

写真部なんですが、一度は中止された写真展をなんとか開催してもらえたので、家族でドライブがてら見に行ったのです。

息子は、一眼レフを高校生になって初めて手にし、今では出かける先にカメラを持っていっては写真を撮るようになっていて、かなりな数が溜まっていきました。

その中から2枚を選んでの出展なのでしたが、選んだのは顧問の先生なのです。

どの写真になったのかな?と、ワクワクしながら息子の作品を探したところ、目に入ったのは…、





思わず笑いました。

すごーく息子らしさが出ている写真で、名前を見なくても息子のだとわかったかも。

息子は、景色や動物、植物といったものも、たくさん撮っていましたが、先生が選んだのは、そのどれでもないこの2枚だったのでした。

まさに息子のキャラが出ているこの2枚を選んだ先生には恐れ入りました。

写真部の生徒の数は決して少なくなく、自分から積極的に関わったりしない息子は目立たないほうの生徒のはずで、先生は息子のことをそんなによく知らないのではないかと思っていたのですが、なかなかどうして鋭いですな(笑)!

おびただしい数の、出展する全生徒の写真に目を通して2枚ずつ選んだ先生は、さぞ大変でいらしたことだろうと、感謝の気持ちでいっぱいでした。

何より、息子のことをわかってくださっていることがそのチョイスから伝わり嬉しかったです。



1枚目の写真は、車好きな息子らしい作品で、小さい頃、トミカの町をこんなふうにリアルに作って遊ぶのが大好きだったことが思い出され、その頃がなつかしくなりました。

タイトルは「色にあふれた一瞬の町時間」。



このアヒルボートたちは、なんだかのんびりほっこりしていて、息子のキャラと重なる、これまたクスッと笑えてくる作品です。

タイトルは「のんびり空を」。

私は、自分が人からわかってもらいたいという気持ちが強い人間なので、そのあたりが希薄な息子を見ていると、歯がゆくなることがあります。

本人はなんとも思ってないだろうに、私が、ほんとは息子はこうなんです!誤解なんです!気づいてください!と、何度、心の中で叫んだことか。

でも、そんなに心配しなくても、何故か息子の周りは比較的、息子のことをわかってくれて、受け入れてくれる人が多く、本当にありがたいです。

突然ですが、私この番組がとても楽しみで↓


(メ~テレさんのホームページからスクショさせていただきました↑)


前から私は繰り返し山田満知子先生が大好きという話をしているのですが、そんな私のお気に入り番組を今回またやってもらえ、しかも2回にわたるようで、期待が高まります。
 
何故ここで満知子先生かというと、先生は生徒の個性を見つけるのがきっとお上手なのではないかなあと思ったからで、人生のまだ始まりの頃に、こういう理解ある大人に出会い、指導してもらえるのは、すごく幸運なことなのではないかなあと思ったのと、人を指導する立場の人の中には不適格な人もたくさんいるものの、中には本物のプロがいるものなんだなと今回、息子の部活動の先生に対して思ったので、引き合いに出させてもらいました。

また息子の話に戻りますが、写真展の帰りのこと。

一灯式信号を見つけた息子、撮影を始めました(その日もカメラ持参)。


(画像は息子撮影ではなくお借りしました↑)

息子は小さい頃ものすごくこの一灯式信号にハマっていて、私の父が車に乗せて、よく一緒に探し回っていたのです。

息子は一灯式信号なんて正式名の代わりに、「パカパカ」と呼んでおりました。

パカパカを撮影しながら息子はポツリと、

「ここ、じいちゃんと一緒に行く約束してたんだ」と言うではありませんか。

たまたま写真展をやってくれた会場の近くに、過去に父と見ようと約束していた信号があったなんて。

約束したものの、そんな頃の父は病の連続の日々で、息子の希望を叶えることはできないまま亡くなりましたが、大好きな孫の願いを何年がかりでやっと、叶えさせたのかなあと、そんなふうに思ってしまうくらい、不思議な導きを感じました。

父も、とても手のかかる当時は気難しかった息子を、それでもそのまま受け止めてくれた良き理解者でした。

父の息子への深い愛情を思い出し、胸が熱くなった昨日でした。

息子は、きっと、これから先も良き理解者に出会えるだろうと思った出来事でもありました。

ちょっとしんみりしつつ、今日はこの辺で。