こんばんはフィギュアスケート好き主婦kokoanです。

私はスポーツにとって大切なのは、フェアであることだと思っています。

フィギュアスケートにおいて、私がフェア精神を貫いている人として思い浮かぶ1人は、ブライアン・オーサーさんです。

この記事には、私が前々から感服しているオーサーコーチのフィギュアスケートや選手との向き合い方がよく示されていました↓

 

 




紀平梨花選手は、オーサーコーチの所へ行って、本当に良かったと思います。

骨折しても出るべきと主張するコーチもいる中、今シーズンの主だった試合を全て欠場する決断をしたのは、チームブライアンが梨花ちゃんの競技人生を長期的な視野で見てくれたこと、何より彼女の健康を優先した証で、私は全面的に賛同します。

北京オリンピックを目指し一途に努力を重ねてきた梨花ちゃんにとっては苦渋の決断だったことと思いますが、きっとオーサーコーチはそこへのサポートもしっかりしてくれたものと想像します。

記事の中で、オーサーコーチのプロ意識の高さを特に感じたのは羽生結弦選手に関するところで、ここでも思わずお見事!と唸りました。

オーサーコーチが世界中の選手を受け入れ、トップ選手に育てあげられるのは、彼がどんな人にもフェアに向き合える人だからだと思います。

選手にだけでなく、オーサーコーチは、ジャッジに対しても、フェアを積極的に求めていきますが、そのやり方が、相手の事情も汲み取ったうえで、自分の主張はきちんと伝え、説明を求めるというもので、私は人との交渉の理想形をそこに見ました。

間違いなく言えるのは、ブライアン・オーサーという人はコミュニケーション能力がとても高いということで、その力を決して人をやりこめるような形には使わないというところに、彼の素晴らしさがあります。

もう1つ、フェアであることの心地良さを感じたのは、このフィギュア本↓



私は、一生、一種類しかフィギュア本を買えませんと言われたら、やはりこのワールドフィギュアスケートを選びます。

この本は、実績ある選手のことは、漏れなく取り上げ、誰かだけ祭り上げるようなことはせず、その分たくさんの選手を知ることができ、良いことは勿論、悪いこともきっちり記録し、とにかく徹底してフェアな内容です。

北京オリンピックでは、ドーピング問題があったことも、小さくではありますがカットせずに触れていますし、世界選手権はロシアとウクライナの戦争がある中での開催で、ウクライナの選手たちのインタビューを載せて、戦時下での選手たちの状況を伝えていました。

写真のクオリティーも、ワールドフィギュアが一番、高いように思います。

お値段は少々、張りますが、納得できます。

私はスポーツの美しさは、やはり正々堂々と戦う姿にあると思いますし、報道する側にも正確に偏りなく伝える姿勢が伝わってくるものに好ましさを覚えます。

今日はこの辺で。

(画像ありがとうございます)