こんばんはフィギュアスケート好き主婦kokoanです。

 

昔は、テレビで見られる時だけ見て楽しむ範囲だったフィギュア、今ではジュニアの選手たちからも目が離せません。

 

今、日本では、ジュニアに良い選手がたくさん育っていて、グランプリファイナルに進める選手が世界中で6人ずつのところ、女子3人、男子3人、進出という快挙。

 

これが盛り上がらずにいられるでしょうか。

 

しかし、ジュニアのトップ選手たちはシニアよりハードになる人もいますね。

 

ファイナルが決まってる選手は、先週あったばかりの全日本ジュニアにも出そこで上位になればシニアたちが鎬を削る全日本に行く切符も手に入るわけで、シニアに比べ、試合数としては一つ多くなりますよね。

 

全日本ではシニアと同じ条件の滑りを披露しなければならないので、ジュニア用のプログラムを手直しして臨まないといけませんし、色々なことに柔軟に対応していて、すごいなあと思います。

 

 

ファイナル行きを決めた選手から喋っていきます。

 

女子

 

 

 

島田麻央選手。

 

今シーズン、技術面だけでなく表情豊かに表現するところに大きな進化を感じていたのですが、実際、ジャンプばかりに気持ちがいって、笑顔をつくる余裕がなかったところを自身で課題と気づいていて、心がけるようになった結果のようで、見る者を惹きつける力が見違えるほどついてきたのはそんな努力の賜物だったのだなと感心しました。

 

正直、前は上手いけど面白味を感じないなあと思ってしまっていた麻央ちゃんですが、笑顔の力って、やっぱり大きくて、こんなに魅力的なスケーターだったのかと見直してからは、すっかりファンです。

 

大技をなんとしても決めるという精神的な強さもすばらしい!

 

宮原知子ちゃんみたいにシャイなタイプのようですが、知子ちゃん同様、芯の強さがある選手だと感じています。

 

浅田真央ちゃんが滑ってる時に、周りがキラキラ輝いてるみたいに見えたものですが、それに近いオーラを感じるようにもなりました。

 

 

 

 

吉田陽菜選手。

 

トリプルアクセルがしっかり決まるようになってきて、他の技術もバランス良く持っているので、やはり上がってきました。

 

インターナショナルスクールにいて英語には不自由しなかったようですので、国際試合で活躍するにもストレスなくコミュニケーションが取れるでしょうし、海外の指導者に教えてもらう時も、直接、自分で聞き出すこともでき、有利でもありそうです。

 

今は木下アカデミー所属ですけど、出身は愛知なので、うちの子的な感覚もあります。

 

そういえば、全日本ジュニアに出ていなかったが?と、後で思ったけれど、

 

 

陽菜ちゃんは、シニアで優勝しているので、もう全日本が内定していたからだったでしょうか?

 

この西日本選手権では、グランプリ大会を2試合とも優勝している三原舞依選手を破っていますからね!

 

 

 

そんなわけで、全日本ジュニアの表彰台には、この3人が乗りました。

 

中井亜美選手も、麻央ちゃんと同じく、ファイナルも控えるハードコース。

 

千葉百音選手がファイナルから漏れたことこそ、日本のジュニアの層の厚さを物語るものでしょう。

 

 

いいスケーターです百音ちゃん・・・ほんとに正統派のクリーンな技を持つ選手だと感じていて、個人的にはかなりお気に入り。

 

フリーでの表情がすごく厳しいもので、緊張しすぎてどうにかなってしまわないかと心配になってしまうくらいでしたが、失礼しました、圧巻の滑りでした。

 

そういえば坂本花織選手も、張り詰めた緊張がこちらにもビリビリ伝わってくるような険しい表情で出てくる時の方が、いい演技になるなあなんて、百音ちゃんの演技を見終わってから思いました。

 

 

 

 

 

全日本ジュニアでは百音ちゃんの次の3位だけど、グランプリファイナル行きを決めている亜美ちゃん。

 

きれいなトリプルアクセルを跳び、朗らかなスケートが好感のもてる選手です。

 

 

亜美ちゃんの所属先の先輩が、やはりトリプルアクセルを得意とする渡辺倫果選手ということで、環境にも恵まれていますね。

 

昔から身近なところに自分の目標とする選手がいる人は、その人から良い影響を受けて、自分もその人と同じことができるようになり、そうやって技術が受け継がれてきたのですから。

 

特にトリプルアクセルには、その流れがあり、伊藤みどりさんを見て育った浅田真央ちゃん、中野友加里さんが、トリプルアクセルをものにしました。

 

ここにもそんな良い流れがあると知り、うれしいです。

 

 

 

さて、全日本ジュニアの男子、上位3人はこんな顔ぶれでした。

 

 

 

グランプリ大会に派遣された吉岡希選手と片伊勢武アミン選手は、そのままファイナル進出を決めていて、佐々木晴也選手は受験期はお休みしていてからの復帰。

 

ちなみに佐々木選手、京大だそうで・・・それもすごい!

 

 

私わりと素朴な青年も好みで(笑)、希くん、好きです。

 

 

このフリーで結構、乱れ、ご本人は優勝は無理だと思ったようで、優勝が決まった時は「まじっすか」と思わず驚いたとのこと、いや、私も悪いけど「まじっすか」と思いました(笑)。

 

テレビ放送、ありがたいけど、いつも男子は省略され、フルで演技が見られるのは優勝した人のだけなので、失礼ながらこんなにミスしてなんで優勝できたんだろう?と、他の演技が見られなかったこともあり、率直に思ってしまったんです。

 

でも、彼には大技4回転トウループがありましたからね。

 

男子のシニアは完全に4回転時代に入っていますが、ジュニアはまだそこまでいってない印象で、トリプルアクセルのところで足踏みしてる選手も見受けられるので、4回転ジャンプを武器にできている時点で希くんは有利でしょう。

 

他のところをもっと伸ばせたらいいですし、彼ならできると思います。

 

何せ憧れの選手はデニス・テンさんだそうなので。

 

 

インタビューを聞いていても知的な人だということが伝わってきますし、希くんが数ある名選手の中からデニス・テンを選んだことにも見どころを感じます。

 

 

 

希くんとは全くタイプの違う、優美なスケートが魅力の片伊勢武アミン選手。

 

 

この首位だったショート、見たかったのですが・・・。

 

私は、こういう、クラシカルで上品で華やかさのあるスケートが好みなので、「たけちゃん」の今後の更なる成長には大いに期待しています。

 

インタビューでの声が高くて、言葉遣いも優し気で、女の子かと聞き間違えそうなくらいでした。

 

 

なんか可愛らしいものもお好きそうですし・・・。

 

結構、推しに近いレベルで好きになりそうな予感(笑)。

 

 

 

 

 

中村俊介選手は、全日本ジュニアでは表彰台を逃しましたが、ファイナルには出場です。

 

彼も愛知出身のスケーターなので応援してはいるのですが、演技にはまだまだ粗さが感じられ、出来にムラがあるのが気になります。

 

でも、磨けば光る、大化けの可能性もあるかも?の選手と睨んでいます。

 

 

ジュニア選手には、可能性がいっぱいで、はつらつとしたみずみずしい演技がたくさん見られ、シニアとはまた違う観賞の楽しさがあります。

 

 

村上佳菜子ちゃんの解説が聞けるのもいいですね。

 

彼女の明るくて聞き取りやすく、少しゆとりのある口調は、耳に心地よく響きます。

 

解説は、もちろん話す内容が最も大事ですけど、声の良いこともなかなか侮れない要素だなあと、個人的には思っています。

 

今日はこの辺で。

 

画像拝借、ありがとうございます!