ランボルギーニ三浦佳生!

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こんにちはフィギュアスケート好き主婦kokoanです。


息子が車好きで、毎週カーグラフィックTVを見ています。


ユーミンの旦那様の松任谷正隆さんが進行役を務めていて、あののんびりとした口調とリリカルな言葉のチョイスには癒されていますが、実はあんまりちゃんとは見ていない私(笑)。

 

 先週、私が台所仕事をしていたら、番組を見終えた息子と、夫までが一緒になって言ったこと。


「ランボルギーニ・ミウラだって!」


どうやら次回、紹介される車がランボルギーニ・ミウラということらしいけど、私が興味をそそられたのは、持ち主があのバレエダンサーの熊川哲也さんだということ。


ランボルギーニ・ミウラといえば私が子どもの頃から、男の子たちの憧れのスーパーカーでしたが、熊川さんは、あの車のどこに惹かれて愛車として所有しているのか、私も今度はちゃんと見てお話を聞こうと思いました(笑)。


さて、なんでもフィギュアスケートに関連させてしまう私は、ランボルギーニといえば、やっぱり三浦佳生選手になるわけで。


佳生くんの苗字がミウラと同じで、彼のスケートのスピード感がランボルギーニの走る様と重なって付いたニックネームだと、これはわざわざ説明する間でもなかったでしょうか。


年明けのアイスショー名古屋フィギュアスケートフェスティバル(名フェス)で生佳生くん(おお!回文になっている(笑)!)を拝見してパワーをいただこうとしていた私でしたが、怪我でキャンセルになって、残念ながらお目にかかれませんでした。


名フェスと同じ頃、お出かけしてる佳生くんをインスタで拝見して、てっきりアイスショーは試合のため大事をとってお休みしただけで、いいリフレッシュができてるのかな?と思っていたら、その後、試合も欠場…。


実は全日本選手権後、怪我は悪化していて、四大陸選手権に出られるか否かも、ギリギリまでわからない状況と知った時は、言葉にならず…。


とにかく私個人としては、四大陸選手権に出られるかどうかも大事かもしれませんが、怪我の完治を何より願います。


ここからは佳生くんの取材記事のこと。


客観的に、今シーズンの佳生くんは苦しい展開で、戦績だけを基準にするなら、他にもインタビューの対象となる選手はいると思いますが、佳生くんの物事を見極める聡明さやユーモア等、彼が発する言葉に取材側が期待を寄せているのだと思います。


人が何かを説明する時に、どんな言葉をチョイスするのかで、その人の人柄、知性、品性といったものが表れてくると私は感じていて、先ほどの松任谷さんのお洒落で詩的な言葉のチョイスも魅力的ですし、佳生くんの独自の視点もまた、フィギュアスケートに新たな風を入れてくれる爽快感があり、どちらにも魅了されます。


そんな佳生くんの取材記事↓

https://worldfigureskating-web.jp/interview/10666/ 


この記事で印象深かったこと。


①今シーズンのショートとフリーは、2つ合わせると、佳生くんそのものになるような?!という発見。


ブノワ・リショーさん振付けのショートは、佳生くんご自身が滑りやすくて自分らしさを感じているように、世間も自分も三浦佳生らしいと感じる外から見た佳生くんをイメージできるプログラム。


ワールド・フィギュアスケートウェブから拝借、ショートの佳生くん↓


対するシェイリーン・ボーンさん振付けのフリーは、佳生くんの内面、特に彼のナイーブな部分を深掘りできそうな、ノーミスしたらすごい名作になる可能性を秘めたプログラムだと思いました。


同じウェブから拝借、フリーの佳生くん↓

私は、こちらのプログラムを極めた佳生くんが見たいです。


②エキシビションのこと。


佳生くんの負けん気の強さを見る思いがするのは、まるで試合のリベンジであるかのような攻めのエキシビション。


NHK杯の後のエキシビションは、「美女と野獣」、まさに試合のプログラムでした。


そして全日本選手権の後のエキシビションにあたるメダリスト・オン・アイスでは、「ネメシス」を滑りました。


同ウェブより拝借、「ネメシス」の佳生くん↓


このプログラム、前から見たいと思っていたものだったので、とても嬉しかったのですが、ショートプログラムの候補だったとは知りませんでした。


見る人が見ればわかるようで、宇野昌磨くんがショートでいけると認めた模様。


試合のプログラムかどうかはともかく、私はネイサン・チェン選手以外で「ネメシス」が似合うスケーターは佳生くんしかいないと思っています。


あの曲の、ギラギラとしたエネルギーや爆発力を表現できるスケーターはなかなかいないのではないかと。


ところで昌磨くんは、試合中に他の選手の演技を全て見ていたという逸話の持ち主ですが、本当に人のことをよく見ています。


人のことをよく見ている人という点で、タイプの違いはあれど、佳生くんもそうだなと思います。


佳生くんの本質を突いた的確な指摘にはいつも唸らされます。


ということで、


③佳生くんの着眼点について。


全日本が終わった後、多くのマスコミが佳生くんの今回の全日本観を取り上げていました。


選手が肌身で感じたことと客観的に見た印象とが見事に融合して言い得て妙、佳生くんのコメント力が光っていました。


そんな佳生くんは、観察眼の鋭さを他のスケーターにも向けていて、かなり細かいところまで見ていることに感心しました。


やはり佳生くんの理想に最も近いのは羽生結弦くんのようですね。


その羽生くんがかつてライバル視していたパトリック・チャンのスケーティングに着目しているところも一貫しています。


昌磨くんが「後先考えない」と評した佳生くんのスケート、彼のベストパフォーマンスが発揮された時のマインドが傍目から見るとそう映るのではないかと私は感じています。


このところの不調に終わった佳生くんの演技からは「後先考えない」どころか慎重に計算して挑んでいるように私には見えていて、佳生くんらしさが鳴りを潜めている印象でした。


客観視するのが得意な佳生くんは、緻密な計算もできるクールな側面も勿論あり、そちらを前面に出すほうが上手くいく試合もあるのかもしれませんが、ランボルギーニたらしめる彼のスケートの真骨頂が見られるのは、やはり昌磨くんお気に入りの「後先考えない」演技のほうになってくるのかなと個人的には思っています。


ランボルギーニ三浦佳生の復活を、私は心待ちにしています。


佳生くんの着眼点については、もう少し語りたいことがありますが、ひとまずここで終わります。



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バレンタイン、今年はどうしようかなあ…。



それではまた!