こんばんはフィギュアスケート好き主婦kokoanです。
今、岡山にて国スポが開催されてますよね。
選手宣誓は地元を代表して三宅星南選手がされたとのこと。
私は国スポを毎年、密かに楽しみにする者です。
都道府県で競うところなど、シングルでも団体戦のような要素もあり、チームがそれぞれのベストを尽くして少しでも貢献しようとする姿、仲間を応援する姿など、演技以外にも見どころがいっぱいあります。
全国から選手が集まってくるので、知らない選手がたくさんいるのに対し、選手を指導するコーチはわりとわかる人が多い印象で、木下アカデミーの濱田美栄コーチ、MFアカデミーの中庭健介コーチの出番はやはり多かったです。
濱田コーチが大阪の選手の得点を待つ間、大阪の選手が大集合していた時があり、織田信成選手はいないよな？と思わず探しちゃったりもしました（笑）。
流石に織田くんはその時は席を外していて、でも彼の甥の信義選手や友野一希選手はいました。
友野くんといえば、彼もやはりベテランですし、魅力的な選手なので、彼が憧れというジュニア選手も当然たくさんいることと思いますが、ある男子選手が（名前は覚えてなくてスミマセン）、友野くんが以前ショートで使っていた「ハッピージャズ」で滑っていて、直感的に友野くんが憧れかな？と思っていたら、その彼は大阪チームで、しかもコーチが友野くんと同じ平池大人さんなのを見て、確信に変わりました。
あるいは、宇野昌磨くんが選手時代エキシビションでよく滑っていた「See You Again」を選曲し、なおかつコラントッテのTaoネックレスをしている選手を見つけた時は、昌磨くんが好きに違いないと、決めつけていました（笑）。
女子ですと、浅田真央ちゃんが選手時代に滑った「蝶々夫人」とそっくりの衣装で出て来た選手は、やっぱり「蝶々夫人」を滑り、真央ちゃんが好きなんだなと、ほっこりしながら見ました。
またコーチの話に戻りますと、先ほどの友野くんのコーチとして有名な平池コーチや、佐藤駿選手のコーチである日下匡力コーチは、国スポ出場レベルの選手にけっこう教え子がいることを発見。
正直、今まで、平池コーチが友野くん以外に誰を指導しているのか、日下コーチが駿くん以外に誰を指導しているのか、全く知りませんでしたので、教え子たくさんお持ちなんだなと知ったのは新鮮でした（もちろん一人しかいないわけはないのですが）。
ちなみに、全日本選手権なんかでもたまに本田武史さんがコーチとして現れるように、この国スポでも武史コーチをお見かけした時は、彼こそフィギュア選手が引退後もマルチにフィギュア界で活躍する草分け的な存在ではないかと、忘れがちですが、なかなかの功労者だなと改めて気づかされます。
今回、面白かったのは、いつもジャッジ席でお見かけしていた男性（すみませんお名前、忘れました）が、コーチもされているのか、リンクサイドにいる姿がよく映っていたことで、あの人コーチもされるのか！と、これも初めて気づいたことです。
ついつい脱線してしまいますけど（笑）、今年の国スポで私がリアルタイムで見届けたいと思っていたのは、この国スポを最後に競技を引退される織田くんと、全日本以来、不調の波をなかなか乗り越えきれていない印象だった駿くんでした。
国スポのショートプログラムは、滑走順をどうやって決めているのかわかりませんけど、色んなレベルの選手がまんべんなく散りばめられていて、けっこう最初の方にトップ選手が出てきて、ずっと首位をキープしてる、なんて展開があって、まさに成年男子のショートプログラムは、駿くんが第1グループで出てきて、100点超えを果たし、そのまま首位でした。
ここで突然、三浦佳生選手のこんな記事をご紹介↓
https://meisupo.net/special/37062/
前回のブログで、私は推しの佳生くんのコメント力について語りまして、上の記事でも、佳生くんの言葉のセンスが光っています。
この中で、昔からのライバルで親友なだけあり、佳生くんが駿くんのスケートのことを的確に述べている文面がありまして。
上記事を一部、引用↓
――具体的に表現面での佐藤選手の『良さ』とは何でしょうか。
「これがいい意味なんですけど『淡々とこなす』というところですね。難しいことでも淡々とこなせるところが強いかな。加えて『スケートに乗せて表現していくタイプ』というよりかは『スケートをうまく使って表現してる』という感じですよね」
「これがいい意味なんですけど『淡々とこなす』というところですね。難しいことでも淡々とこなせるところが強いかな。加えて『スケートに乗せて表現していくタイプ』というよりかは『スケートをうまく使って表現してる』という感じですよね」
これ、実は、私が駿くんのスケートに感じていたことそのものだったんです。
駿くんは、難しいことをさらっとやってしまうので、すごいことだと伝わりにくいのかなと。
クールで、嬉しい時も大はしゃぎしなくて、いつもはしゃいでるのは傍らにみえる日下コーチ（笑）というように、普段からあまり感情を顔に出さないところが駿くんにはあるように思いますが、そういうご性格もスケートに表れたりするのかな？とか、色々、考えます。
とにかく、佳生くんが語るままの駿くんのスケート、この国スポでは、圧巻演技をして、とうとうジャッジに認めさせることができました。
フリーでも、駿くんが圧倒的勝利を納めました。
織田くんは、ショートでは、なんと2位！
全日本の時の方が弾けてたように見えました。
なんとなく表情が硬くて、いよいよ最後のマツケンサンバだったから、泣いちゃわないようにしてたのかな（笑）？
フリー終えて4位。
4回転がショートもフリーも上手くいかなかったりして悔しい面もあったかもしれませんが、素晴らしい有終の美を飾れたと思います。
https://www.chunichi.co.jp/article/1018328?rct=figure
織田くんが現役復帰してからというもの、私はどんな演技を見せてくれるか、可能な限り彼の情報を追いかけてきました。
本当に楽しませていただき、感謝しています。
織田信成選手、お疲れ様でした！
それにしても、家族や親戚の温かな関係性が伝わってくる場面がたくさんある国スポでした。
織田くんと甥っ子の信義くんは、一緒に国スポに出られて、いい記念になったことでしょうし、コーチを務めるお母様も感慨深いものがあったのではないでしょうか？
大島ファミリーも、お父様がコーチで、国スポでは息子2人が少年と成年で出場、兄の光翔選手の方は知っていましたが、弟の佑翼選手は初めて知りました。
やっぱり、皆さん、明るいキャラクターで、持ち味は違えど、似た者家族というのか、仲の良さがほのぼのと伝わってくるご家族です。
佑翼くん、昨日お誕生日だったようで、演技後チームの皆がハッピーバースデーの歌を歌ってお祝いしてあげてました。
おめでとうございます。
それから国スポがラストダンスだったのは織田くんだけではなく、他にもラストの選手が花束をもらったり、仲間が集まってきて労うような場面もいくつか見られました。
選手の皆さんの素の部分を色々と見られるところも国スポの魅力です。
佳生くんも、またいつか出て来てくれたら楽しいだろうなと思います。
彼、なんとなく佳生くんとキャラクターが似ているような気がします。
佳生くん、大弥くんに頼み込まれて国スポに出た年もあったな、なんて懐かしく思い出しながら見ていました。
佳生くんも、国スポ、ご覧になったでしょうか？
今日はこの辺で。
