国スポ2025、あれこれ

こんばんはフィギュアスケート好き主婦kokoanです。


楽しかった国スポのライブ配信、今日、成年女子表彰式のアーカイブを見たところで一区切り。


試合が同時多発状態で、全米選手権や欧州選手権など、見たいものがまだまだありましたからネ。


国スポ振り返りますと、現世界女王の坂本花織選手が兵庫愛ゆえに、張り切って出場されている姿がほほえましかったです。


夫など、かおちゃんほどの選手がこんな試合にまで出るのかと驚き、大事な試合前に怪我をしないようにとか思わないのか?などと、確かに私も、試合の優先順位については気になったことがあったので、その指摘もわからないではありませんでした。


でも、試合を重ねるごとに調子を上げるタイプの選手なら、連戦はそんなに苦にはなられないのかなと思いますし、かおちゃんはまさにそのタイプです。


中日スポーツより画像拝借↓


幼い頃からのリンクメイト籠谷歩未選手と共に兵庫県の成年女子は2位を勝ち取りました。

"かごちゃん"も、社会人スケーターとして頑張っておられますね。

スピンが上手との印象があり、逆回転のスピンも見せてくれていました。

こちらの記事よかったです↓



ところで、国スポのわかりにくいところは、ネット記事で都道府県別の順位と個人の順位をまとめて報じてくれてるものが見当たらず、バラバラで、私の記憶力が衰えた頭では全体像が掴みにくかったです(笑)。

先に団体としての結果で嬉しかったことをお話しますと、成年女子は、我らが愛知が優勝!


山田満知子先生門下生のお二人、山下真瑚選手と松生理乃選手です。

女子はあと少年のほうで和田薫子選手と櫛田育良選手がご出場、育良ちゃん以外オール満知子先生だったので、先生のお元気なご活躍ぶりを見られて嬉しかったです。

安定していた薫子ちゃん、今回はフリーでジャンプの回転不足がいくつか出てしまったのか首位から転落し、ショックでした。

育良ちゃんは逆にフリーで順位を上げて3位に入り、愛知県の表彰台を繋ぎ止めました。

育良ちゃんインスタより、このプログラムは私のお気に入り↓
「星の王子さま」の赤いバラを演じるフリー。

育良ちゃんのエレガントな身のこなしが私は好きで、きっとこれからも素晴らしい表現者になられるだろうと楽しみにしている選手の一人です。

育良ちゃん、この度、「滑走屋」のご出演も決まったようで、やっぱり大ちゃんのお眼鏡に叶いましたか、と、ついニヤけるオバサンでした。

満知子先生も、育良ちゃんのようなスケートはきっとお好みなのではないかと思います。

キスアンドクライで、満知子先生と育良ちゃんとが並んで座り、2人で楽しそうにお話されてる様子が印象的でした。

育良ちゃんインスタ↓
…このお写真を見ていたら、育良ちゃんも名古屋フィギュアスケートフェスティバルに出てくれたらいいのにな、なんて、育良ちゃん以外みんな名フェスに関わった人たちなので、そんな願望が湧きました(来年はぜひ!)。

あちこち話が飛びますが、今回のかおちゃん、優勝はしたものの、スピンで転倒するという珍しいミスをしました。

個人の上位3選手がわかります↑



かおちゃんがスピンでこけるのを見た時に、私が思い出したのは、三浦佳生選手です。

彼は昔はよくスピンが乱れがちで、派手に転倒するのを見てしまったこともありました。

かおちゃんと佳生くんに共通しているのは、名前の他では(笑)、それぞれフェラーリとランボルギーニに喩えられていること。

フェラーリとランボルギーニといえばスピード。

フィギュアスケートをたくさん見るうち気がつくようになったのは、トップ選手ほど滑ってる時のスピードがよく出ているということでしたが、反面、ジャンプを跳ぶのにはそんなにスピードは出さなくてよいものらしい、ということもなんとなくわかってきて、むしろあまり勢いをつけすぎると、降りた時のコントロールが難しくて失敗するようなのです。

例えば羽生結弦くんが競技時代、4回転アクセルに挑んで試行錯誤されてた時に、助走でスピードを出すことはそんなに重要視されてなかったように思います。

でも、かおちゃんも佳生くんも、ジャンプの前後のスピードが落ちないのが持ち味で、もちろん他の滑りも基本すごいスピードを出しているわけですが、スピードがある人は、それを自由自在に使うための高度なボディーコントロールの技術が必要になってきて、それが伴わないと武器として完成できないのかなと、特に以前の佳生くんがスピードを持て余しているかのような失敗をしていた時に感じていて、その辺りの記憶が、かおちゃんのスピン転倒で久しぶりに呼びさまされました。

とにかく、かおちゃんのレアミスは、スピードがありすぎるがゆえにコントロールに狂いが生じた結果だったのかな?と素人ながら想像したのでした。

本当に何が起こるかわからないのが試合なんだなと、こういうことが起こる度に気づかされます。

さて、国スポには初めて見る選手がたくさん出ていて、その中にも色々すてきな演技はありましたが、悲しいかな演技とお名前をセットで覚えることが難しく、そこに都道府県が絡んでくると、わけがわからなくなり、結局もともと知ってるお気に入りの選手の演技しか挙げられないという…まだまだファンの初心者です。

今回、記憶に焼き付いている一人は、青木祐奈選手。

特にショートが素晴らしかったなあと、思い出す度うっとりします。

祐奈ちゃんは全日本直後には、もうやめちゃうのだろうか?と思わせる発言があり、中井亜美選手が「やめないで」と涙ながらに訴えていた姿が忘れられませんが、やめるのはあまりにも惜しいスケーターです。

また「滑走屋」出演も決まっているようですし、たとえ選手という形ではなくても、まだまだ氷上で輝いていてほしいと思います。

国スポでは住吉りをん選手の演技にも光るものを感じました。

全日本の時は腰痛と伝わっていましたし、今でも完治はしていないのかもしれませんが、フリーで4回転トウループに挑まれました。

りをんちゃんインスタより、国スポフリー↓

私の勝手な印象ですが、りをんちゃんは守りに入らないほうが彼女らしい演技ができているように思います。

一度、完成度重視で4回転トウループを封印して臨まれた試合がありましたが、その作戦はうまくいかなかったですし、結果を見てそう思ったのではなく、演技にいつもの生き生きしたところが伝わって来なかったからで、今回、たとえリスクは高くても4回転トウループあっての住吉りをんという、誇りすら感じ取れるような、彼女の思い切りのよい滑りが国スポで戻ってきて、私はとても嬉しかったです。

とはいえ、怪我が悪化するのは最も避けたいところですから、必ず4回転込みにすべきとは、もちろん思ってません。

そうそう、男子にも、語りたい選手はたくさんいましたが、中でもペアに転向した本田ルーカス剛史選手が滋賀県代表として、シングルに復帰していることが最も驚きでした。

今はペアに必要な筋肉がついていて、ジャンプは前のように跳べないと思いますし、短い期間でシングル選手として仕上げないといけない中、ブランクを感じさせない演技を見せてくれて、表彰式にもきっちり顔を出しているところ、流石でした。

またまた佳生くんのお話ですけど、彼、以前、もし無人島に連れて行くなら誰?というユニークなインタビューを受けた時、仲良しの鍵山優真選手でも佐藤駿選手でもなく、「本田ルーカス剛史で」と、ルーカスくんをご指名したんですよね。

"頼れる男、本田ルーカス剛史"の一面を、国スポでも見せてくれたのかなと思いました。

こちらはスポニチインスタより拝借の、2023年の全日本でのフリー↓

またあの時の感動のプログラム、「エクソジェネシス」が見られて感激でした。


きりがないので(笑)、今日はこの辺で。

 

 


 寒いので、あったかグッズを↓

 



 

 



 

 


それではまた!