住宅ローンの審査は通常、2回行われます。
1.事前審査
2.本審査

 

1.事前審査

まず物件購入に事前審査を行います。
事前審査とは、何を審査するのでしょうか?

 

・個人信用調査
◆申込者であるあなたが、過去にカード延滞履歴や、破産などの事故の有無を信用機関を利用して調査します。
◆年収から希望借り入れ金額の割合を算出し、適正か否かの判断をします。
◆勤務先の会社情報や、勤続年数。

 

・物件調査
◆購入希望物件の築年数や面積、建物が適法に建てられてるか否かを書類上で判断します。
この場合、購入予定物件の情報を提出する必要があります。
まだ購入したい物件が決まってないという場合は、仮の物件を用意する必要がありますので、
お手伝いをしてもらってる不動産屋さんがいれば、その旨を申し出て下さい。
※物件審査に必要な書類は、一戸建て、マンションでも多少異なる場合があったり、専門的な部分も
ここで説明致しませんので、省略させて頂きます。

 

事前審査(個人信用調査)に必要な書類は以下の通りです。
・身分証明書(運転免許証、パスポート、住基カードなど)
・収入証明書(源泉徴収票、確定申告書)
・健康保険証

 

事前審査が承認となれば、いよいよマイホームの契約となります。
なので、購入する物件が決まってから、事前審査を行う流れが、一般的なんですね。
事前審査は、メガバンク系であれば、2~3日で結果が出ます。

 

本審査は、契約の後の手続きなんです!

 

2.本審査

本審査は、マイホーム購入のための売買契約が終わった後に行います。
この時点でも用意する書類が出てきます。
役所で取得する、印鑑証明書や収入証明書が必要となってくるのは
どの銀行でも共通です。
売買契約書やより詳細な物件資料が必要ですが、担当となった不動産営業マンに
聞くのが一番スムーズでしょう。

 

一般的に事前審査を通過した場合、本審査で結果が変わることは、殆どありません。
ただし、絶対に注意しなければいけないのは、本審査中に、借り入れを増やしてはいけません。
フリーローンでお金を借りたり、車をローンで購入しまった場合、かなりの確率で否認になります。

 

本審査が承認となれば、借入れ前にローン借入の契約(金銭消費貸借契約)を行い、
住宅ローンの開始となります。

 

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