ヨーロッパ各国の今後のコロナ措置について、現地新聞から読み取った情報を書き留めておきます。(スイスの現地新聞Badener Tagblatt 5月5日付参考)

 

EU諸国における、デジタルワクチン接種パス(グリーンパス)について、詳細については未だEU会議で議論の最中らしいですが、間もなく試験的なテストが行われる予定だと言われています。

 

6月から欧州30か国で、システムが接続稼働する計画ですが、その中にスイスも含まれています。 理想的な形として、これを見せることで、旅行の障害を失くすものです。

 

 このデジタル証明書が欧州の国々で調整されている間、幾つかの国では、すでに緩和措置が行われています。

 

<ドイツ>:スイスよりもコロナ禍で厳しい制限措置をしてきたドイツについてです。

 バイエルンでは、来週からテラスのレストランのみ再開される予定ですが、ドイツ国内全国に関して言えば、5月終わりからホテルで宿泊客を受け入れ始めます。但し、スイスから入国者は、現段階では、未だ5日間の隔離義務があります。

 

来週からドイツでは、ワクチン接種者とコロナ回復者は、コロナ検査無しで、店や、動物園、博物館へ入場可能となります。

 

夜10時から朝5時までの外出禁止やその他の制限も今週末に撤廃される見込みです。

 

<フランス>:再開のプランについて、マクロン大統領は、5月19日から美術館、映画館、劇場を再開の予定です。ホテルはすでに開いています。

 

フランス人は、ドイツ人と違い、ワクチン接種には疑心暗鬼で、ワクチン接種者に対して、特権として扱われていません。そのような優遇は、平等な国ではタブー視されています。 しかし、マクロン大統領としては、ワクチン証明パスは、サッカー観戦や飛行機の搭乗時には義務付けたい考えです。

 

<イタリア>:色分けの信号システムを使用している。

例えば、黄色ゾーン(感染の可能性が低い地域)では、5月15日からプールや海水浴場の再開、6月1日からレストラン(室内)では、客を迎え入れることが可能です。

 

5月半ばには、欧州からの入国者に対する5日間の隔離期間を撤廃する予定です。

 

南チロル地方では、すでにワクチン証明書が導入されており、ローマがあるイタリアの中央部でも、ワクチン接種者の証明書発行が可能です。しかし、その他の地域では、当面は保留になっています。

 

<オーストリア>

5月19日から、ホテル、レストラン、文化的イベントの再開の予定です。ワクチン証明書(ワクチン接種者、コロナ回復者及び陰性証明)は、日常で中心的な役割を果たします。

 

<デンマーク>

多くのコロナ感染者数を出して、未だ緩和再開の予定がないスウェ―デンとは異なり、4月初めから、2週間毎に再開措置が取られて来ました。

今週からは、室内スポーツ、フィットネスセンター及び観客2千人規模の文化イベントも許可されます。しかし、店舗や学校の入場には、コロナパスの提示が要求されます。

 

コロナ・パスは日常生活での唯一の移動手段であり、今ではほとんどの人が,週に1度か2度のコロナ検査を受けなければなりません。

ワクチン接種者は、最近、特権として入国が出来るようになり、接種済みの観光客は歓迎されます。

 

 

私見。。。感染者数では、日本より未だ多いヨーロッパの国々とはいえ、各国は、徐々に、緩和策の予定を発表しています。

 

 ワクチン接種が進まない限り、未だ通常にはまだ戻れないデスね、、。欧州内で旅行へ行けるのはいつからか!?

 

  

 

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