The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

スミラックス・アスペラ Smilax aspera

2021-04-16 10:24:27 | ポルトガルの野の花

シオデ(サルトリイバラ)科、Smilacaceae、シオデ属、南西ヨーロッパ原産、常緑匍匐性多年草、

学名:Smilax aspera、

和名:スミラックス・アスペラ、チチュウカイサルトリイバラ(地中海猿獲茨)、

英名:Rough Bindweed、Sarsaparille、Mediterranean Smilax、

葡名:Salsaparrilha、Alagacão、Alagaçãao、Alegra-campo、Alegra-cão、Legacao、Recama、Sarsaperrilha-bastarda、Sarsaperrilha-brava、Sarsaparrilha-do-reino、Sarsaparrilha-indígena、Sarsaparrilha-rugosa、Silvamar、

2014年9月25日(花)、ポルトガル、バイラーダ地方で、2015年1月9日、12月12日、2016年8月27日、12月18日(実)、2014年10月5日、2016年10月27日、11月22日(花)、コスタ・アズール地方で撮影、

 

スミラックス・アスペラ Smilax aspera の花。地中海サルトリイバラ

 

ピスタシオの潅木をよじ登りてっぺんにたくさんの花を咲かせている。

 

 

 

花を付けた植物がまだ少ない時季に、スミラックスの花はミツバチたちにとって大切な食料。花の直径は6ミリほど、幾つもが固まって5センチほどの房となる。花色は白からほんのりピンクまで。

 

スミラックス・アスペラ Smilax aspera の果実。果実となるのは 12月頃から。スミラックス・アスペラ Smilax aspera でした。  

©2021 MUZVIT

 

(GKZ植物事典より) 和名は、地中海産のサルトリイバラの意。属名は、古代ギリシャ語でシオデ属を意味する名から。種小名は、「粗面の、ざらついた」の意。

チチュウカイサルトリイバラは、シオデ科(←ユリ科)の蔓性多年草である。茎は赤味を帯びていて基部では木質化し、所々に刺を持ち、長さ1~4m程度となる。葉は革質で、長さ8~10㎝程度の心形で蔓に互生する。葉には3~4㎝程度の葉柄がつく。9~11月頃、葉腋から長さ7~45㎝程度の花序を出し、5~25個の筒状花をつける。花冠は5裂し、裂片は外方に反転する。雌雄異花。雄花は径4~5㎜程度、雌花は雄花よりも小さくなる。花色は白色~淡赤色。花後には径8~10㎜程度の液果をつけ、赤色を経て黒熟する。果実は1~3個の丸い種子を内包する。 我が国への渡来時期不詳。(GKZ植物事典より)

 

 

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