模型の導入順に、当時の思い出を話しながら同時に交検(定期運転検査)を行っている「模型紹介シリーズ」。

今回は「EF65-500P形・東京機関区」です。

子供の頃、雑誌で見かけた最新のブルートレインの牽引機としては、この500番台が多く、その後に貫通扉付きの1000番台(PF)が登場した記憶が残っている。

失礼ながら、「EF58は古い機関車」という、子供ながらの記憶だった。

 

たしかプラレールで買って貰ったのも、このP形だったと思う。

 

発売は2010年4月で、その頃にTOMIX製の14系「さくら」(旧製品)を手に入れた後、購入した500番台が「F形」だった為、「P形」を探していたところ、11月に入りやっと見つかった車両だった。

 

付属の車番は「527」「528」「529」「530」「531」の5つで、インレタ転写方式・・・。

じつは前面のヘッドマークの出っ張りが邪魔して、きれいに貼るのが難しい機関車でも有ったorz

メーカーは「東芝」で、これは現在住んでいる場所の近くに東芝工場があるので、機関車としても東芝としました。

 

今回の検査でひっかったのは、「オレンジLEDライト」ですね。

純正でオレンジLEDだったのは、記憶に無かったのですが、中古品で買うか迷った時にも全部これだったので、おそらくこの使用だけだと思います。

結局再生産も全くなかったので、「東京機関区のP形」は、2010年4月だけのレア品となりましたorz

時代によっては、複数持っていても良い機関車なんですけどね。

 

話が脱線しました。

 

現物確認ですが、「お、初期の3020サイズの基盤だ」

これはLEDがデカいので、改造しやすいんですよ。

 

まずは「付いているLEDを撤去」するため、ニッパで破壊する(邪道)

その後残っている部品をハンダごてで取り去り、ハンダでならす。

それだけで、LED取り付け準備完了になります。

 

写真のように抵抗を上にした時に、「左から右へ電流が流れます」。

 

今回は「3216サイズ」の電球色チップLEDを使います。

購入先は「LEDパラダイス」(埼玉)で、定期的に通販購入していますが、このお店は中国の工場で自社生産している為、「買ったらオレンジLEDだった」などという事は無く、安心して購入出来ます。

今は確認していませんが、秋葉原のチップLEDだと、色がオレンジと言う事が、ほとんどですorz

 

チップLEDですが、三角の矢印が書いてあり、これが+(アソード)から-(カソード)へ流れる方向、と覚えてもらえれば良いです。

ひっくり返しても片側に緑が見えますので、わかりやすいです。

この3216サイズと言うやつは、金属部分が多い為、ハンダの熱でLEDを破損しにくいという利点があり、練習にはもってこいです。

 

ただし現行は、LEDの取り付け部分が狭くなっている為、削る必要があります。

 

久しぶりにやったら、ズレまくりで取り付けが汚いですorz

いいんです、ちゃんと付けば・・・、かぶせちゃえばわからんし。

そのくらいで考えてください。

 

2個とも無事に点灯してますね。

オレンジに見えますが、カメラの補正入ってます。

 

無事、ちょうど良いライトの色に変わりました。

ついでに「さくら」と「みずほ」のヘッドマーク付けました。

 

しかし引かす客車の問題があります。

 

元々「さくら」だった14系(旧製品)は、その後にKATO製「14系さくら」が入線したことから、「紀伊+出雲」へ、変更してしまいました。同じブルトレよりも、違うブルトレの方が、眺めていて楽しいですからね。

同時期発売でTOMIXも14系出していますが、そちらは「みずほ」として落成しています。

もちろん「みずほ用機関車」になるのですが、2010年11月にはまだ購入していません。

 

となると・・・アレ使うか。

 

「14系15形 さくら」

こちらもさくらなんですが、当時安かったので購入。車両自体は「あかつき・彗星」引退後の客車で、大分だったかな?転属後にさくらにも使われるようになった車両ですが、14系との混成のハズだったので、謎のセットです。

ちなみに入線の順番も、3つ後の「138番目」になる為、一緒に走行試験をやっちゃいます。

 

この謎のセット、その後の調べで「さくら+はやぶさ」の併結時代用と言う事が判明したので、内装もその時代の「茶系座席・黒系座席」の混成としています。

写真を見る限り、張り替えなくても大丈夫かもしれませんが、それは別の機会に開けて確認します。

 

JR時代の客車を、国鉄仕様の機関車が引く・・・というのもアレなんですが、「リバイバル」ってことにしておきます。

 

【135】EF65-527号機「東京機関区」

メーカー:TOMIX製<9105>

導入時期:2010年11月(2010年4月発売)

形式:EF65形500番台P形・特急色(国鉄仕様)

両数:1両

改造:TMカプラー/電球色LED化ライト

 

●導入経緯

「14系さくら」用の牽引機関車を探していて、数ヶ月後にやっと手に入れた。

じつはこの日に買ったP形は、1両では無く2両だった。それは次の「136番目」で紹介します。

 

ホント時代にもよるんですが、P形がヘッドマークを付けて並ぶ姿は、思い入れがある方も居るんじゃ無いでしょうか?

まぁ、それはそれで、「昭和のおじさんおばさん認定」なんですけど・・・。

 

一度やった気がすると思い調べてみたら・・・貨物機仕様だったorz

 

今回のブルトレ、2階建て個室寝台の「ソロ」入っています。

「富士」「はやぶさ」の内装が終わったと思ったら、また整備しないといけません。

ちなみに、24系25形と14系15形のソロは、形式変更しているだけなので、車両は同じです。

 

通路側の窓は大窓なので、14系14形と同じなので、少しはしっくりきます。

 

当時(2010年11月)の在籍数。

急行型 6両/特急形 37両

通勤形 237両/近郊型 33両/気動車 9両

蒸気機関車 1両/電気機関車 40両(EF65-500 2両) /ディーゼル機関車 4両

貨車 214両/緩急車 11両/特殊貨車 2両/事業用車 4両

客車 106両

私鉄通勤車 3両/私鉄特急 14両

外国形 8両

合計 737両(後日追加した車両分含む)

※F形 1両・P形 1両です。

 

ライトの色は、ホント自然になりました。

一枚目を見ちゃうと、変えて良かったと思います。

 

客車の14系15形「さくら」ですが、じつはこれ「旧集電」「電球テールサイン」だったもので、結構古い車両です。

これも手を加えると、現行バリバリ(死語)で運用できます。

客車の方は近いうちに再度紹介しますが、こちらも時代設定としては、それなりに重要になってきます。

 

以上、「東京機関区の頑固親父、EF65-500P形のLED交換」でした。