走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

2回目の接種

2021年05月09日 | 仕事
1回目の摂取はドライブスルー方式の地元で受け、2回目はお隣の大規模ワクチンセンターで受けたコロナのワクチン摂取。噂通りの大規模。メディカルスタッフ、消防士、その他のスタッフ(医療者ではなく、このために採用された一般の人たち。誘導や、チェックイン、掃除には医療知識は必要ありませんから)。駐車場からチェックイン、誘導、摂取、観察までとてもスムーズ。動線が上手くデザインされている。相方が言っていたように看護師2人と消防士1人がチームになり、カートを押しながら座席の並ぶ列ごとに動いていた(事前問診の看護師、筋肉注射をする消防士、その間に情報をコンピューターへ入力する看護師)。

丁度同僚がスーパーバイザーとして働いていたので、談笑も。
私のワクチンをした人は隣の隣の市の消防士。両腕にスリーブ(手首までシャツを着ているようだからスリーブと呼ぶ)の刺青の入った若いお兄ちゃんだった。皆フレンドリーでなんと良い雰囲気。

思っていたより席が埋まっていて70%ぐらいの印象。これが100%稼働すればかなりの数に予防接種ができそう。

もちろんこれとは別にモバイル式のワクチンセンターもある。例えばホームレスの方にターゲットを当てているチーム。ホームレスアウトリーチのNPO団体と組んでワクチン接種をする。

在宅を受けている人たちはとっくの昔に終わっている。摂種率が40%を越えると臨床の活動(病院での収容数や重症状況)に変化が出ると言われている。あと、もう少し。辛抱辛抱。

ワクチンの摂取年齢は只今16歳まで。12歳まで拡大する予定。妊婦にも積極的に行っている。産婦人科学会も後押しをしている。出口はもうそこまで来ているのです。乗り切りましょう。ワクチン接種の予約はお済みですか?

出口付近にセルフィーコーナーがありました。1回目の時は厳しいお達しだったのに、ワクチン接種の拡散を願う今。最近のカメラって凄いね、、、化粧もせずにいる事がバレバレやん。






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