四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために「挑戦」します!

綾部中学校の入学式

2024年04月10日 | 教育・子育て

10日㈬9時半から綾部中学校(小林昌宏校長)の入学式PTA会長として出席。147名が新1年生として入学した。

《PTA会長としての祝辞》

 春らんまん、今日の佳き日に綾部中学校にご入学された皆さん、誠におめでとうございます。保護者の皆様におかれましても、お子様の晴れのご入学を心からお祝い申し上げます。

 小学校を卒業し、中学生となった皆さんは、もう子どもではなく、大人への階段を登り始める青年となりました。小学校の6年間は長く感じたかもしれませんが、中学校の3年間は短く感じるのではないかと思います。「少年老いやすく、学成り難し、一寸の光陰、軽んずべからず」という言葉があります。一日一日、ひとつひとつのことを大切にして、時間を有効に使い、勉強、スポーツ、文化、友達との遊びに励んでください。

 今の皆さんがやることに無駄なことは一つもありません。成功も失敗もすべてが良い経験となります。様々なことにチャレンジして、綾部中学校で、さらに大きく、強く、成長していただくことを願っております。

 思い返せば、私もこの綾部中学校の卒業生であり、38年前には新入生としてこの入学式の席に座っておりました。

 中学1年生の時はクラスで一番身長が低く、140センチ弱しか、なかったかと思います。今は177センチほどになっていますので、背が低いということはありませんが、学生時代は周りの同級生を見上げて生活していました。

 しかし、あきらめることはありません。私は中学2年、3年で30センチ近く身長が伸びました。皆さんの中にも、今は背が低くても、この3年間でぐんと成長する子がたくさんいると思います。背を伸ばすには、ご飯をたくさん食べて、夜は早く寝ることが大事です。

 また、私は今ではこうして人前で話すことが多い「府会議員」という仕事をしていますが、中学生の頃は人前で話すのが大の苦手でした。生徒会役員はもちろん、学級委員すらやったことがありません。当時、人前で話すと顔が真っ赤になるので、それを想像するだけでも恥ずかしさで一杯になっていました。

 でも、今はこうやって人前で話すことを仕事にしています。苦手であるからこそ、できるだけの準備をして、丁寧にやろうと心がけます。それで、苦手なことが得意なことに変わることもあるのです。

 人間関係においても、気が合わないと思っていた人と何かのきっかけで親しい友人になることがありました。自分一人で思い込まず、決めつけず、中学生活で思い悩んだときには家族や友達、先生などにそのことを話してみてください。解決できなくても、少し心が安らぐはずです。

 今年度、綾部中学校生徒会の目標は「日本一の学校になる!」ということだそうです。生徒会の新聞を読むと、役員の皆さんは「本気で学校を変えます」「日本一の学校をつくります!」と前向きに変化を起こそうとしていることがよく分かります。すでに「日本一、進んで挨拶ができる学校」「進んで掃除ができる日本一」などの目標を定め、様々な取り組みが始まっているようです。生徒会の新聞には「できる、できないは関係なく、挑戦する心を大切にしたい」と書かれていて、その前向きなやる気を大変頼もしく感じています。

 私たちPTAも「挑戦する心」を大切に、前例にとらわれない、風通しの良い綾部中学校を創るため、生徒会の皆さんを応援し、共に活動したいと思っています。

 毎年の生徒大会では校則に対して様々な意見が出されてきました。何十年も前に決められたルールを何も考えずに、ただ守れと言われて従うのではなく、今の学校生活をもっと快適にするために、自らでルールを決め、互いに戒め合って、しっかり守ろうとすることこそが大事なのです。

 昨年度のPTAでは、生徒や保護者の皆さんの意見を取り入れ、アンダーシャツの色の自由化や女子のボウタイの廃止、土日や長期休み、課外活動時の自転車利用の自由化、平日の自転車通学地域の拡大などを先生方と協議して実現しました。

 また、昨年は一人の保護者からの提案がきっかけとなって、数年ぶりに「PTA合唱」を復活させることもできました。多くの保護者にとって、合唱は学生以来、数十年ぶりのことでしたが、校長先生、教頭先生だけでなく、若い先生方にも多く参加していただき、みんなが一緒に歌う一体感は非常に心地良く、良い思い出となりました。

 新入生の皆さんも、今日から、同級生、先輩方と力を合わせ、声を出し合い、「日本一の綾部中学校」を創るために頑張ってください。

 私たちPTAは皆さんの夢の実現を力いっぱい応援することをお約束し、お祝いの挨拶とさせていただきます。

 令和6年4月10日

 綾部中学校PTA会長 四方 源太郎

 次男の温二郎今年度、綾部中学校生徒会の副会長を務めており、「歓迎の言葉」を読み上げていた。(2人並んでいて奥にいますが、小さくて隠れています)

 綾部中学校生徒会の今年度の目標「日本一の学校になる!」を実現するためにPTAも精一杯協力します。共に頑張りましょう!

 昨年度の卒業生中丹地区内の全日制では綾部高校82名、福知山高校12名、西舞鶴高校6名、府立工業高校17名、京都共栄学園4名、福知山成美高校20名、福知山淑徳高校7名、日星高校4名、舞鶴高専1名とそれぞれ進学したということだった。

 

 午後事務所来客が数名。

 昨日の綾部市医療公社理事会で、山崎善也市長が理事長を退任され、山崎清吾前副市長が理事長に選任された挨拶に来られた。山崎理事長には、府立医大の元事務局長としての人脈を活かして「綾部のために、もうひと働きを!」と期待している。

 今晩第10回あやべMBTミーティングを開催する予定。詳細は改めて。

この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 綾部高校と府立農大の入学式 | トップ | 第10回あやべMBTミーティング... »