2021年9月7日火曜日

「補正」・かかと起点、捻じれ、膝痛み。

自転車を始める前からしっを抱えていた。
仰向けで脚を上に伸ばし、曲げ伸ばすと膝関節が鳴る。
膝棚損傷と独診していた。
さらに調べを進めると棚損傷で痛むのは、内側だそうな。
俺の場合は、外側 に痛み有り。

どうも外半月板の障害のよう。
ペダルを回している分には、支障がない。
この膝痛と腰痛持ちがロードバイクへと向かわせた。

が、走力が上がり出してから膝周りの痛みに変化が出てきた。
その原因と対策をまとめた。













ロードバイクのペダルとシューズ。
最初は、SimanoのSPDピンディングを使用。
その時から左の脚が長く感じていた。

我が脚を眺めてみる。
左右共に外に湾曲あり。
特に右の湾曲が大きい。

SPD-SLにしたときのこと。
最初に赤クリートを使用。
左右に振れる遊びがない分、足裏の傾きが強く気になる。
(2回目からは、黄色クリートを使用している。)

スニーカー裏を見る。
小指側の片減り有り。
そしてかかとの外側減りがある。
左足の違和感を補うために右シューズクリートウェッジを噛ませた。
さらに足裏左右の傾きも調整。

暫くは、それで問題なし。

が、ペダリングの向上とともにに膝の内側に痛みが出た。

対策をした。
シューズの爪先外側にパッキンを入れてみる。
右には、つま先からかかとまでの外側にパッキングを入れた。
痛みが出なくなる。


今年、サイズの小さなバイクに乗り換えた。
ハムストリングスと大殿筋に負荷が強くなる。

シーズンが進むに従い踏み足の向上を感じる。
かってない力強さが出てきた。
そうなるともっと欲しくなる。
パワーで回すペダリングをより織り交ぜる。

弊害が出た。

今度は、膝中央が痛む。
膝蓋腱の炎症。
ジャンパーニーのようだ。

膝蓋腱は、大腿四頭筋から繋がっている。
過剰に蹴ることで起きる。
階段の登り降りでも痛む。

調べて進む、土踏まずアーチの力不足も原因と考えられる。
ならば、土踏まずの補強をしてみるべか。

Simanoにカスタムインソールがある。
サイクルプラザを訪ねる。

扱いは、ある。
が適サイズの在庫なし。
10月まで入荷なし。

このジジィは、欲しいとなればすぐ欲しい。
ひと月以上は、ちと長い。
で、次の候補商品、スーパーフィート。
取り扱い店「秀岳荘」へ向かう。

陳列棚にずらりと並ぶスーパーフィート。
係の店員さんに問う。
「斯々然々でカスタムインソールを考慮した。
スーパーフィートならどのタイプ?」

アイスホッケー用に開発したカーボンプロホッケーを薦められる。

アイスホッケーのシューズは、つま先よりかかとが高い。
それは、サイクルシューズも同様でかかとのホールドがより高くなっているんだと。

事前に調べたメーカーのインターネットサイトでも
そこにたどり着いていた。

それに決めた。
踵の大きさによりサイズを決める。

が、これも在庫なし。
少し時間をください。
一週間以内だという。
そのくらいなら待つか。

五日後、知らせを受けてバイクで訪店。
シューズを預けてカットしてもらう。

最初の感想。
足首の締め付け強し。
足首前方がシューズの口に当たる。

インソールは、土踏まずの補強がされている。
踵が、包み込まれる
そして土踏まずが盛り上がっている。
その分土踏まずから、かかとにかけて高い。
シューズの口が窮屈になって当たり前。
痛むわけではない、ペダルを回すにも問題ない。

次に土踏まずの違和感。
圧迫感を覚える。
土踏まずの補強が目的でこれを選んだ、これで良し。

回し始めて別の感覚があった。
踏み足に力強さ。

土踏まずからかかとにかけてカーボン板が張られている。
そのせいか?
パワーアップは、ありがたい。

で翌日、いつもの滝野峠でトレーニング
重いギア踏みを試みる。

新しい痛みが出てこない。
出てこないから炎症の上書きもされない。

そしてもう一つ、捻じれが消えた?

スーパーフィートの特徴の一つに
足骨格の捻じれ補正とある。

これを受けて従来のシューズ内の手作りパッキンを抜いてみた。

パッキンを抜いてもひざの左右に痛みがない。
これを抜いたのになぜ捻じれない?
爪先側の傾きが、矯正されている?


抜粋
かかと周りの関節群はアーチの高さや足の指の働き
そしてスネの向きや傾きまでもコントロールする、
トルクコンバーター(力の変速機)という働きを担っています。

スーパーフィートは、ヒールカップが特徴で、
かかとサポートで足の捻れを補正するんだと。

今一つ、理解できない。
足の捻じれは、指付け根で調整しないの?
頭で理解できないなら体で。

裸足で直立する。
足の重心は、外にかかる。
かかとの傾きも外になる。
踵が起点と言う。
ならばそこを支点にしてみる。
踵を内に傾ける。

膝は、自然に内に寄せられる。
内転筋も緊張する。

これか、
指の付け根を調整すればねじれが解消される。
は、間違い。
足の働きをの起点は、かかとであることが理解された。

それから数日走っている。
総距離で180kmほど。

膝蓋腱炎の上書きは、起きていない。
新たな膝痛も出てこない。
徐々に治まりに向かっている。

そして、力強さが増している。
いまのところ万々歳。

さて、問題解消のジジイ。
走りの秋、気持ちよくぶん回すといたしましょうか。

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