練習前の準備体操としてストレッチをしている道場は多いと思います。
開脚して静止するような一般的なストレッチは「練習前」にやりすぎるとパフォーマンス力が落ちると近年言われています。
実際にデータを取ってみると、練習前に十分なストレッチをすることで筋繊維が必要以上に伸ばされてしまい、瞬発力などが逆に劣ってしまうとのことです。
それじゃ何をすれが…ですが、「動的な柔軟運動」がベターです。
修気道では準備運動の際にヨガの「キャットポーズ」というのをやっています。
四つん這いになって背中を丸めたり、反ったりする運動です。
これが動的な柔軟運動に相当することで、練習前はこうした運動の方が適しています。
一般的なストレッチは運動後や寝る前にやるとカラダがリラックスするので、練習前と後でやる内容を分けるのがいいでしょう。
昔は良しとされたものでも、その後の研究によりNGになる事も多々あります。
「うさぎ跳び」とか「練習中の水分補給はダメ」とかいうのもそのいい例ですね。
トレーニング理論もアップデートされていますから、時代遅れとならないようにしたいものです。
◆武道・格闘家必須のカラダのケアとは?
身体に受けた衝撃、特に頭部へのダメージは
脳を覆っている硬膜の緊張を起こし
神経系の働きに支障を与えることもあります。
日常的に衝撃を受ける機会がある
武道や格闘技をやっている方は
身体(脳)のケアもしっかりしていきましょう!
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