2023 J1第13節 FC東京vs川崎 ミスからの自滅 | 僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

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こんばんは。勇んで行った国立競技場でしたが、ミスから失点を重ね、退場者まで出す自滅の展開で多摩川クラシコを落としてしまいました。順位に関係なく、FC東京には勝ちたかったのですが無念です。唯一、アウェイの中では帰路が遠くないのが救いでした。

 

5/12(金)19:30 J1第13節 FC東京 2 – 1 川崎 国立競技場

得点:12’徳元(FC東京)、25’安部(FC東京)、39’宮代(川崎)

 

 

FC東京 4-2-3-1

――――――9D・オリヴェイラ――――――
―11渡邊 ―――8安部―――39仲川―
―――――10東―――37小泉――――
―17徳元― 3森重― 4木本― 5長友―
―――――27J・スウォビィク ――――――
60分 9D・オリヴェイラOUT → 15アダイウトンIN
73分 11渡邊OUT → 35塚川IN
88分 39仲川OUT → 49バングーナガンデIN
 

川崎フロンターレ 4-3-3

―23マルシーニョ――33宮代―――41家長―
――――16瀬古―――14脇坂――――
―――――――6J・シミッチ――――――
― 2登里― 7車屋― 3大南―13山根―
―――――――99上福元――――――
59分 23マルシーニョOUT → 17遠野IN
59分 16瀬古OUT → 10大島ĪN
75分 33宮代OUT → 11小林ĪN
75分 41家長OUT → 8橘田IN
82分 6J・シミッチOUT → 20山田IN
90+7分 3大南OUT → 31山村IN

金Jで多摩川クラシコ、そして川崎としては、リーグ戦初の新国立協議場での試合となりました。個人的にも、新国立競技場で試合を見るのは初めてでしたので、期待して見に行きました。期待が大きかった分、金曜のうちにエントリを更新する元気が残っていなかったことをお許し下さい。

試合開始前の雰囲気として、川崎は3連勝中、FC東京は、2連敗中ということで勢いとしては、こちらに分がありそうでしたし、現地では、川崎の声援は、とてもアウェイとは思えないほど、大きく響き渡っていたと思います。

ただ、この試合のメンバーですが、いつもと異なる状況でした。というのもU20代表に、川崎は、幸大と鷹虎がFC東京は松木と熊田がそれぞれ選ばれていました。FC東京にしてみれが、松木がいないことの影響が心配されていたでしょうし、川崎にしてみれが、幸大が担っていたCBが変わる影響が心配されるところでした。

FC東京ホームで、この試合、金曜唯一の開催や、国立開催、ついでに名探偵コナンとのコラボと大大的にアピールもしていましたし、実際、試合開始前の花火のなど、迫力があり見事でした。

ただ、その演出に押されたわけではないでしょうが、いま思い出しても、何でもっと試合の入りから川崎は集中して入れなかったのか、悔やまれる内容となってしまいました。

前半の最初の30分くらいまで、FC東京のハイプレスをモロに受けてしまって、まったくいつも通りのパス回しができていませんでした。

ここ数試合よくなってきていたと感じていたのですが、シミッチ、樹、泰斗の3人のところで思うようにボールが回せず、かといって、前線の大聖も収められず、両サイド両サイドで機能せず、いいところがまるでない感じでした。

特に、良くなっていたと感じていたはずのパスが頻繁にズレてしまっていて、通らず引っ掛けられる場面が多かったです。相手陣内までなかなかボールが運べず、FC東京の攻撃を受ける場面が多かったです。

そして、これも最近減っていた早い時間帯に失点を簡単に許してしまいます。

 

12分、FC東京の左サイドから、徳元が切り返して中に入って行ったところ、チェックが緩かった部分はあると思いますが、角度のないところから右足で狙いすましたシュートを打ち込みゴール。カミもノーチャンスのスーパーシュートだったと思います。

失点で気落ちしたわけではないのでしょうが、さらに畳み掛けてくるFC東京の勢いを止められず、25分には、またしても左サイドから徳元に突破され、中央にパスを入れられると、安部に合わせられて、2失点目。早々に2点のビハインドを負ってしまいます。

ただ、徐々に盛り返し、39分に、大聖も樹から受けたパスを狙いすましたシュートでゴール。前半のうちに1点差に詰め寄り、試合をわからなくします。

しかし、後半に入った早々、52分に、泰斗が仲川に対して行ったスライディングがVARの末、1発でレッドカードとなり退場となります。

現地ではそこまで強いファールの印象ではなかったのですが、後に映像を確認すると、確かに足裏から入っており、やむを得ない退場だと思いました。

故意ではないとは感じたものの、あまりに不用意なファールでした。そこまで無理する場面ではなかったように思えたのですが、泰斗の想像以上に仲川が速かったのでしょう。

いずれにしても痛い痛い退場です。これで昨年最終節同様、また10人で1点差を追いかける羽目になります。それにしても今季、10人で戦う場面があまりに多い。

そして、不思議なことに10人になった後の方が、川崎のボールが回るようになります。

勝手な分析ですが、僚太が入ったことで中盤の間でボールを受ける機会が増えたこと。ポジショニングで少し渋滞気味であったところが10人になってより整理されたことでパスを受けやすくなったこと、カミが実質CBの役目を果たし、1人マイナスのハンデを軽減したこと、攻めるしかなくリスク覚悟で開き直ってプレーし始めたことなどが考えられます。

それにFC東京側もリードしているがために、無理に攻めるよりも川崎にボールを持たせた方が守りやすいと思っていたこともあったと思います。

双方の思惑も一致したが故に、後半の川崎の猛攻に繋がったと思います。ただ、決めるべきところで、今回は一点も決められませんでした。

78分の大弥のシュートなど、入っていればという場面もありましたが、GKスウォビィクのビッグセーブにも阻まれました。

最後、焦りもあったのは分かるのですが、紳太郎先生や拓磨が連続してイエローカードを貰いました。拓磨に至っては、遅れて行った上に、頭までぶつけてしまい、脳震盪の疑いで交代を余儀なくされます。

結局、1点差を詰められずに敗戦。全体をとおしてみれば、早々に2失点を奪われたことが痛かったことやようやく反撃をと思われた矢先の泰斗の退場が輪をかけましたね。

 

試合運びが上手く行えていれば、決して勝てない試合ではなかったと思われるだけに、残念です。前半の30分に、ミスを多発したことからの退場で、まさに自滅した試合だったと思います。

 

FC東京側からすれば、前半飛ばして、ハイプレスから得点をとれればという狙いもあったでしょうし、まさにしてやったりの展開で望外の2得点。あとは守り切るだけのところ、退場までしてくれた。まさに計算どおりどころか、計算以上の展開になったのだと思います。

 

川崎はこれで今季5敗目。まだ折り返してもいない13戦目で5敗です。このペースでは到底、優勝など遠い夢の世界です。とはいえ、残り全勝するつもりで目の前の試合を一つ一つ勝っていくしかありません。

次節、最下位の横浜FCとの対戦となりますが、泰斗は出場停止、恐らく拓磨も脳震盪であれば、出場できず、シミッチも累積で出場停止、幸大もまだ帰ってこない。鬼さんのやりくりと若手の台頭が期待されます。

それにしても、ナビスコ杯の決勝が最たるものですが、どうも国立で行うFC東京戦は、前評判に関係なく、相性が悪いみたいです。味スタの方がなぜかやり易い気がしました。

 

川崎は、試練の時期は抜けたと思っていたのですが、また試練が始まりました。次の横浜FCに勝てないようであれば、抜本的に方針を考え直さないといけないかもしれませんが、僕自身も次節、ニッパツに参戦予定です。何としても勝っていきましょう。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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