2023 J1第15節 川崎vs柏 ベテランが結果でねじ伏せる | 僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

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ブログの読者が川崎フロンターレとJリーグを応援してほしいために

おはようございます。多摩川クラシコから公式戦3連敗。それも全て1-2での敗戦であり、決して手も足も出なかった試合ではなかったにもかからず、勝てませんでした。疑心暗鬼になりそうなところに、井原監督に交代して勢いが出そうな柏との対戦。嫌な雰囲気が漂いつつあったのですが、選手ら、特にベテラン勢の奮起により、快勝することができました。

 

5/28(日)17:00 J1 第15節 川崎 2 - 0  等々力陸上競技場

得点:21’小林(川崎)、45+1’登里(川崎)

川崎フロンターレ 4-2-1-3

―33宮代―――11小林――――41家長―
―――――10大島――14脇坂―――――
――――――― 6J・シミッチ―――――――
― 2登里― 7車屋― 3大南―13山根―
―――――――99上福元―――――――

67分 10大島OUT → 49小塚IN
87分 33宮代OUT → 30瀬川ĪN
90+2分 14脇坂OUT → 16瀬古ĪN
 

柏レイソル 4-2-3-1

―――――――19細谷―――――――
―14小屋松――41仙頭―――11山田―
―――――28戸嶋― 5高嶺―――――
―16片山― 4古賀―50立田―24川口―
―――――――46松本―――――――
46分 11山田OUT → 17フロートIN
46分 41仙頭OUT → 9武藤IN
69分 16片山OUT → 3三丸IN
73分 14小屋松OUT → 49ドウグラスIN
80分 50立田OUT → 34土屋IN
 

この試合、川崎Out Breakersと名付けられたOBのセカンドキャリアに焦点を当てた企画と多くの川崎OBの選手らが来場してくれました。

始球式も、従来のPK方式ではなく、ハーフラインからパスで回して、憲剛がパスして、最後にテセが決めるという凝ったもの。OBになったとは言え、最近まで現役だった方々は、ちゃんとパスが回るんだなと変に感心してしまいました。といっても、一本目のシュートは枠から外してしまいましたが。

そんなOBらに見守られながら、そして、謎の練習生こと前キャプテンの彰悟も等々力に駆け付け、試合を見守ってくれました。

この試合に出ていた選手らに聞けば、いつも気合は入っていると答えるでしょうが、特にこの試合は、気合が違っていたと思います。

全てアウェイの試合でしたが、近場の関東の試合で多くのフロサポも訪れ、その中での公式戦3連敗。さすがにホームの試合まで落とせないのは、選手らの表情にも出ていたと思います。

試合開始前の段階では、掲示板やSNSで「どう勝つかのイメージが湧かない」とか、「ベテラン起用して負けるなら若手に託して負ける方がいい」とかそういうネガティブな趣旨のコメントも目にしていました。

選手らが、そんなコメントにまで目を通しているとは思いませんが、なんとなく批判的な空気は感じていたと思います。

そして、多くのOBらが見つめる中でのこの試合なので、奮起する材料は揃っていたと思います。

試合開始直後、アキからの悠のシュートに至るところまで、試合の入りのところからギラギラ感が満載だったと思います。

まあ、悠はいつもそんな感じだし、リーグ初先発ですから、悠に限ってはいつものことだったかもしれません。

とにかく、気合の入り方が違うのはなんとなく伝わってきました。開始直後のチャンスでは得点できませんでしたし、続くチャンスの中でも得点できなかったのですが、21分に相手のミスを見逃さなかった悠がボールを奪い切り、角度のないところから決めきり先制。

前半は、ほぼ、柏サイドで試合を展開し続けるのですが、追加点が奪えない。しかし、これで前半終了かと思われた間際、左サイドからノボリが侵入し、泰斗のワンツーを経て、中に切れ込んで、右足からのシュートでゴール。

先日の福岡戦で6年ぶりのゴールだったものが、前回から公式戦6試合目でのゴールを取ります。前半だけで幸先よく2点を奪取しました。

後半、武藤やフロートが入ったこともあり、柏に前線からの圧力をかけられ、時折、ピンチを迎える場面もありました。前半に比べれば後半の方が、やや受ける場面もありました。

それでも要所、要所でよく凌いだと思います。特に拓磨は古巣相手に気合が入っていたのか、何度か、拓磨のところで競っていたボールを奪い切っていました。

次の得点が生まれれば、最高だったのですが、残念ながら2-0で試合終了。

特に55分の僚太のポスト直撃のシュートは入っていれば、らしいパスワークからのゴラッソで、決定的な3点目となるところだったので、もったいなかった。
 

これ以外にも大聖にもチャンスはあったし、悠にも得点機会は他にありました。ただ、悠は、バイシクルで立田の頭を蹴ってしまうシーンもあったので、止む無しと言いたいところですが、危険なプレイは何とか避けてもらいたい。と言いながら、あのギラギラ感は失ってほしくない、とグルグル回ります。

勝ちはしましたが、得点が、相手のミスを見逃さなかった悠の得点とノボリのゴラッソの2点なので、押し込んで、崩し切って取った得点があれば、文句ない展開だったと思います。

その得点が生まれていないところに今季の不調がまだ払拭できていない不安を残しました。

ただ、冒頭にも書いたとおり、今の川崎の状態は、OBらから見ても心配される状況だったと思います。謎の練習生、彰悟に至っては、前キャプテンであり、責任を、とまではいわないけれど、何か感じるものはあったと思います。

そんな、川崎OBらの叱咤激励があってこそ、この試合の入りから、皆、気合が違ったのだと思います。

サッカーは、実力はもちろんあった方が強く勝てるのですが、それと同等以上に気持ちの持ち様で変わるところがあると常々思っています。

どうあれ、この試合、勝って神戸に向かうことができました。目下首位を走る神戸ですが、神戸もこの順位で走り続けることには慣れていないはずです。

気合を取り戻し、それに呼応する若手の奮起も出てくれば、また、面白い、らしい川崎が帰ってくると思います。

次、とにかく目の前の試合を一つ一つ勝っていきましょう。


余談ですが、彰悟が試合終了後、挨拶に来てくれました。この試合の勝利は、彰悟が喝を入れてくれた成果もあったと思います。日本代表にも再度選出されたので、こちらも応援しましょう。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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