緑のカーテンとゴルわんこ

愛犬ラム(ゴールデンレトリバー)との日々のあれこれと自然や植物、
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この秋初めての単衣着物

2021年09月16日 | 着物

9月入ってから雨ふりが多かったのですが、昨日、今日と晴れてやっと秋晴れに出会えました。夏着物や浴衣でちょこちょこおうちファッションショーを楽しんでいたのですが、季節は秋、単衣の着物を着てみました。着物は季節季節で布の種類が変わったり、柄を時期に合わせたり、帯揚げ帯締めの色合わせを変えたりします。着物通の方にはそれがとても楽しみみたいです。私はまだまだ着物初心者なので、暑くなく寒くなく着られれば良し、また人からだらしなく見えなければそれでOKだと思っています。

今日の着物は、単衣の着物で薄緑色の結城紬です。若葉台にあるコーチャンフォーという北海道から東京に進出してきた大型書店に買い物に行った写真です。本は買わずに、元CDコーナーに新しくできた北海道の物品直売コーナーに行き、スイーツもいろいろあり、なんだかたくさん買ってしまいました。会計は、会社の夏休みで6連休中の娘が払ってくれました。お姉ちゃん、ご馳走さまです。

紬は好きで昔から何枚か持っているのですが、結城紬は初めて袖をとおします。パリッとした張りがあり着心地がいいです。そういえば我が家のワンコ、ラムが生まれた犬舎が結城市にあるゴールデンレトリバー専門犬舎の「ぴーす」というところでした。ラムが赤ちゃん時代を過ごした結城の町で織られた布なのですね。呉服屋さんで買うと高くて手が出ないので、ネットショップの夏物70%オフという信じられないようなセールで購入しました。リサイク品ですがサイズもぴったり、たまたまネットを覗いたときに目に留まり、運よく購入できました。

帯は博多の八寸名古屋帯です。着物の知識のない私には、博多の献上帯はオールシーズン使えるとのことでこれは使いやすくて安心だとネットオークションで手に入れました。締め心地はきちっとした感じで緩みにくそうなので、下手な帯結びには最適かなと思います。

単衣の着物を着る時期は、6月と9月だとか、10月から袷になるって今の温暖化の進む東京ではちょっと無理、暑そうです。おうち着物の私は、当分単衣の着物を楽しむことにしましょう。

コーチャンフォーの入り口でちょっとポーズをとってみました。娘に下から写真を撮ってねと頼みました。背の高い娘に上から目線で写真を撮ってもらうと短足に写ります。あーあ、家族で私が一番ちびです。

 

自宅近くにある市立図書館のスペースで、市内在住の画家平野アサ子さんの絵画展がちょうど開かれていたので、着物を着て見に行きました。リトグラフとデジタル画、油絵が展示されていて、どの絵もとても素敵でした。家から徒歩5分の場所でこうした絵画に触れることができ、うれしい限りです。都心の美術館にはもうこの2年間足を運んでいません。この秋も行きたい展覧会がいくつもあるのに、「コロナめ!」の心情です。

ご本人の平野さんにもお目にかかれ、お話ができてとても良い絵画展で楽しかったです。平野さんに撮っていただいた会場の写真と私です。着物姿を喜んでいただき、今日は着物を着てきてよかったなぁと思いました。


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