【試合】4/13 第43回全日本クラブ卓球選手権大会 大阪府予選会 | 働くカットマンのチラ裏卓球ブログ

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 クラブ選手権予選の年代別の部(30代)に初参加しました。

 

 僕は本戦や決定戦に一切絡むことなく大阪府予選序盤で早々に散る圧倒的有象無象の1人なので、久々の公式戦になります。

 

 2024年度一発目です。

 

 

 今年度は本戦の会場が狭いだかなんだかの都合で、大阪府ですら通過枠がたった1枠しかありません。おかしない😇?

 

 いや、当所属の場合、そもそも戦力も意識もあらゆる点において、客観的に見て1枠だろうが4枠だろうが通過に絡む可能性は1ミリも無く、ハンター試験会場に辿り着く前のナビゲーターに辿り着く前に魔獣に喰われてるレベルなので、1勝でもしようと言うこと自体がおこがましいのですが、今までの予選だとまず3~4チームの予選リーグがあって決勝トーナメントが始まる形式だったにも関わらず、今年度は初っ端からトーナメントでした。

 

 1枠だけ決めるんやからシンプルにトーナメントでええやろ、1敗でもするようなチームは全部雑魚、という大阪卓球協会の明確で強烈なメッセージを感じますね。違いますか会場とエントリー数の都合ですか。

 

 社会人一般の部以外の全ての予選がこの日だったので、会場はちびっこ含めて大勢の協会登録者で溢れてました。

 

 

 今年度の公式戦は、おそらく6/8のマスターズと6/22の近畿選手権の予選がギリ出場可能といったところです(その後しばらく育休期間(仮))。

 

 休止期間まで残り少ないので何とか練習日数を確保して出来る限りの準備はして臨みました。

 

 直近は水曜休みで現役学生とも打ってもらって2部練敢行、直前金曜は9時前後まで3時間ほど練習とちょっとやり過ぎてる感はありました。

 水曜に組合せ発表があり、初戦で当たるお相手チームの戦力から考えても超厳しいと承知。

 自分の試合結果がどうであれ、どうせ1回しか試合できないと分かっているので、まぁその1試合に賭けよう、と考えていました。

 

 

 団体は4人以上で組むWSSSS形式です。僕はW後のシングルで出ました。

 

 

■1回戦 2番シングル vs右Sさん 2-3(6,8,-12,-7,-7)
 あちらチーム中、シングルの強さで言えばおそらく3番手の方とです。

 3番手ですが、その辺のオープン戦なら普通に優勝かそれに絡むレベルです。2回出てくるエースダブルス2人も強く、その上で3番手も強い。

 

 相手チームにもし0.001%ぐらいの確率で勝つには、まず僕がこの方と当たって勝つ以外にない、という感じではありました。(狙って当たりにいったわけではないですが)

 

 基礎能力や過去含めたMAX値はあちらの方が遥か上ですが、おそらく直近練習量だけでいえば僕の方がずっとやってる(はず)ので、そこだけで勝負する他ないと思って臨みました。

 

 

 特にバックサーブが効いたことと出足の良さだけで2ゲーム先取でき、あと1ゲームで取れるというところ。めちゃくちゃ勝ちを意識しました。

 

 格上に勝てるかも知れん…!と浮つく思考が邪魔したというより、勝つならここで押し切ってしまわないと、という焦りがあったように思います。

 

 3ゲーム目4-4のこちら3球目攻撃から有利展開で始まったラリーで、相手が下がって粘ってきたところ、最後の少し難しい球をここで決めなければ、と思って手を出してしまってのドライブミス。

 

 その直後の4-5、相手の甘いレシーブを誘えたにもかかわらず、絶好機…!と強く思い過ぎて3球目を必要以上に強打しようとし過ぎての3球目そのもののミス。

 

 ここで心理的優位に立たれてしまい、7-10。からの粘って10-10。1点ずつ取り合って11-11。

 

 ここでまたも3球目攻撃の絶好機…を再びミス。せっかく追い付きましたが、耐え切られてしまいました。

 

 

 4ゲーム目以降は、1回試しましたがおそらく勝ちを意識して特に3球目の下回転打ちが入らないモードへ。3球目攻撃から展開を作るパターンは封印。

 

 そうするとあちらはカット打ちに専念できるので3ゲーム分の蓄積もあり完全対応されてしまった、という流れでした。

 

 ずっとサーブは効いていたのですが、それを活かしきれませんでしたね。カット打ちに専念されると不利になる展開が続いていたので、どうしても攻撃をチラつかせて圧をかけたかったですが、それができませんでした。

 

 

 粘るしかない中、5ゲーム目は2-5とリードされて流れは絶望的ですがとにかく返すことであちらの力みも生じ、一度は5-5と追い付きますが、再び5-8と3点差。ここから気合とあちらの力みで7-8と2連続得点。

 

 あちらがたまに使う巻き込みサーブを選択。少し短めにツッツキでフォア側にレシーブして、あちらは少し回転を残してストップ系ツッツキ…これをバック深くに返球して、持ち上げてきたところを打つか甘いツッツキがきたら打つか…を考えましたが、残っていた横回転の分ツッツキが横に吹っ飛んでいきオーバー。あれが決定的でした。

 

 そこから僕サーブですがこの状況下で3球目も打てませんので、素直にカット打ちの展開に入り、あちらのナイスボールを受けてそのまま負けました😇

 


 

 ミドル処理は結構意識していたつもりでしたが、やはり本番では足が止まりがちです。

 ボールの行方を追って入るか入らんかを無駄に確認している間に自分の構えてるところドミドルにボールが飛んでくるので、返せなかったりカットが浅いか高いかになると強くスマッシュされたり…としっかりカットマン処理されました。

 

 


【反省】

 まず悔やむ部分は大いにありますが、公式戦で十分なパフォーマンスは出せたので、しゃーないですね。。😇

 

 できたことは、取り憑かれたように練習し続けていたフォアから打たせた時に何とか一本返してからバックカット使う展開に移行する形と、フォアに飛ばされたボールをドライブ性で返球してバックに飛ばされてからのカット。

 

 序盤だけできたことは、3球目・5球目攻撃。

 

 もう練習の度に儀式のようにフォア側からバックサーブ出してバック側回り込んで飛び付いてからカットして…と練習していたので、特にフォアからバックカットへの移行はだいぶスムーズにできていたように思いますが、まだそれも完璧には程遠いので練度が要ります。

 

 

 で、毎回力んでしまう、試合の転換点で入らない3球目攻撃、特に下回転打ち。これはもうただただ相手レシーブを確認して判断して動く一連の流れがクソみたいに遅いせいですね。

 

 遅いから1/4歩ぐらい間に合わず打てないor練習が不足しているから判断に自信が持てなくて力入る。

 

 回り込みの動きそのものの速さを高めたり、その後飛び付いたりと単純な動きの速さを鍛える練習はしていましたが、判断を加えた上で勝負所でも打てるようにする練習は不足してましたね。

 

 

 勝負どころでも変わらず確実に3球目打ってくる攻撃型の人ってやっぱ下積みスゲーなって思います。

 

 

 毎回出る度に思っていますが、公式戦はやっぱりイイですね。

 

 試合を見てるだけでもオープン戦じゃ絶対に得られないガチ感が伝わってきます。

 

 その上で、やっぱり性懲りもなく卓球続けるだけ続けて、緩やかに周りが弱体化して相対的に勝てるようになるのを待つだけでは、おそらく50年ぐらいかかるやろう自分の立ち位置も分かります。

 

 弱い奴はやることやってきてないから弱いだけ、という原理原則も改めて感じるところです。

 自分の現在地で、レートがどうのとかクソどうでも良いゴミのような次元の言動をしている場合ではない…。決定戦に絡むような層はそんな土俵にいないです😇

 

 予選通過どころか、決定戦に少しでも絡むためには、学生時代にやることやっていない後発隊は後天的にやることやるしかないなと強く感じます、毎回。

 

 学生時代に十分やることやってきた人間が、社会人になって楽しみつつもまだ継続的にやることやってる人間で構成されているのが大阪府のレベルなので、そこで勝つにはしょーもない時間の使い方をしている場合ではないな…と自分に言い聞かせているところです。。。

 

 

 自分の子どもの成長を見ていて思いますが、最初からできる人間は例外なく存在せず、導入がちょっと得意で面白いから繰り返しているか、ちょっと不得意やから忌避してきたかの違いぐらいで、モチベあって意識的にであれ、たまたまであれ、強制されているのであれ、繰り返し訓練してきたか否か、やったかやらんかったかがそのまま出来るか出来ないかに直結しているように思います。

 

 やっぱ育休期間中にポンボット買うか…